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ユーブロックスの最新車載用マルチバンドGNSSモジュール、最大105℃までADASアプリケーションの動作を保証

2022年11月22日

  

ユーブロックスの最新車載用マルチバンドGNSSモジュール、
最大105℃までADASアプリケーションの動作を保証

  

2022年11月22日、スイス、タルウィル – スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表入山鋭士)は、先進のハードウェアとソフトウェアおよび最新世代のIMU(慣性計測装置)を内蔵し、高度な自己完結型測位ソリューションを提供する高精度GNSSモジュール、u-blox ZED-F9K-01Aを発表しました。このモジュールはL1/L2/E5BとL1/L5の両帯域をサポートすることで極めて高い柔軟性と衛星信号の可用性、セキュリティを実現しています。マルチバンドとマルチコンステレーションGNSS(全地球測位システム)技術および推測航法による高精度RTK(リアルタイム・キネマティック)を組み合わせることで、デシメートル級の精度を実現します。
u-blox ZED-F9K-01Aはu-box PointPerfect GNSS補強サービスをネイティブ・サポートします。複数のGNSSとIMUの出力を並行して提供し、遅延の非常に低い50Hzセンサーフュージョン・ソリューションなど、あらゆるアーキテクチャをサポートします。高度なリアルタイム・アプリケーションを可能にすると同時に、最適化されたマルチバンド機能とマルチコンステレーション機能により、都市部の密集した条件下でも可視衛星の数を最大化することができます。
ZED-F9K-01Aは、信頼性の高い保護レベルの出力と、なりすまし対策と妨害電波対策を含む高度なセキュリティ機能を搭載しています。また、最大動作温度が105℃により、車内のどこにでも組み込むことができデザインの制約がありません。
「u-blox ZED-F9K-01Aは主にADASアプリケーションをターゲットとしており、完全自律走行への道を切り開きます。弊社の最新の自動車向けR&D技術を搭載した完全統合型ソリューションとして、OEMの皆様が開発に費やす労力の削減と市場投入までの時間の大幅な短縮を実現します」と、ユーブロックスの車載GNSS部門シニア・プロダクト・マネージャーのMartin Wallebohrは語っています。
ZED-F9K-01Aは、ラスベガスで開催されるイベントCES 2023のブース#10923で展示される予定です。ZED-F9K-01Aのサンプルは、評価用の提供がすでに開始されています。

ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラー・ネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT (Internet of Things) の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。

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