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横浜ゴムの「GEOLANDAR」装着車がアジアクロスカントリーラリーで総合優勝、入賞5台中4台が「GEOLANDAR」を装着

2022年11月30日

  

横浜ゴムの「GEOLANDAR」装着車がアジアクロスカントリーラリーで総合優勝、
入賞5台中4台が「GEOLANDAR」を装着

  

横浜ゴム(株)のSUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」装着車が、11月21日~26日に開催されたアジア最大のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2022」で総合優勝を果たしました。また、同じく「GEOLANDAR M/T G003」を供給した車両が入賞5位中3位、4位、5位を獲得。過酷なオフロードレースにおいて「GEOLANDAR M/T G003」の優れた走行性能と耐久性を実証しました。

総合優勝したのは三菱自動車工業(株)の世界戦略車となる1トンピックアップトラック「トライトン」で参戦した「チーム三菱ラリーアート」の#105(ドライバー:Chayapon Yotha選手/コ・ドライバー:Peerapong SOMBUTWONG選手)。2日目のレグ1でトップタイムを叩き出すと3日目のレグ2では2位との差を7分46秒まで広げ、その後もトップを譲ることなくゴールしました。また、同チームから同じく「トライトン」で参戦した#118(ドライバー:RIFAT HELMY SUNGKAR選手/コ・ドライバー:Chupong CHAIWAN選手)が総合5位を獲得しました。

総合3位と4位を獲得したのは「FORTUNER GEOLANDAR Takuma-GP」の#116(ドライバー:塙郁夫選手/コ・ドライバー:染宮弘和選手)と#108(青木拓磨選手/コ・ドライバー:Itthipon SIMARAKS選手)。同チームはトヨタ自動車(株)がアジアを中心に販売している人気のフレームタイプSUV「フォーチュナー」で参戦し、安定した走りと優れた連携力を発揮しました。

「GEOLANDAR M/T G003」はあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求したタイヤです。また、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現。同商品の高いオフロード性能はレースでも数多く実証されており、2021年は米国の「2021 King Shocks Area BFE Beatdown」 の4800クラスでワンツーフィニッシュ、「2021 King Shocks Laughlin Desert Classic」の「Trick Truck」クラスで優勝しています。

「アジアクロスカントリーラリー」はFIA(国際自動車連盟)の公認を受けダカールラリーと同格式で行われるラリーイベントで、アジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなどを舞台に競います。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった今年は11月21日にタイをスタートし、11月26日にカンボジアでゴールする約1,500kmのコースで行われました。

横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げています。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。

  

増岡浩氏(「チーム三菱ラリーアート」総監督)
初日に3台体制から2台体制になってしまうアクシデントがありましたが、2台とも良いポジションでゴールできました。車両のベースとなった三菱「トライトン」はタフネスはもちろん、ピックアップでありながら乗用車のようなハンドリング性を発揮し、「GEOLANDAR M/T G003」はあらゆる路面での信頼性とグリップ力が高く、安心して見ていられました。長年のモータースポーツの経験を活かし、チーム一丸となってノントラブルで走り切ることができ、監督としてこれ以上嬉しいことはありません。

  

小原敏夫氏(「TCD Asia Pacific Indonesia」※プレジデントディレクター)
とても良いチームができ、好成績を残せて大変嬉しいです。タイヤを供給してくれた横浜ゴムさんにとっても最高の「チーム・ジオランダー」ができたのではないかと思っています。我々は『道が人を作る、人が車を作る』ということをこれからも実践していきたいですし、この良い経験も後輩にも伝えていきたいと思います。
※TOYOTA GAZOO Racing Indonesiaとともに「FORTUNER GEOLANDAR Takuma-GP」をサポート


総合優勝を喜ぶ「チーム三菱ラリーアート」チームメンバー

#105の三菱「トライトン」

#116のトヨタ「フォーチュナー」(3位)

#108のトヨタ「フォーチュナー」(4位)

#118の三菱「トライトン」(5位)

  

  

  

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