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新型「セレナ」を発表 プロパイロット2.0を搭載し、ロングドライブも快適に【日産自動車】

2022年11月28日

  

新型「セレナ」を発表
プロパイロット2.0を搭載し、ロングドライブも快適に

  

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、28日、「セレナ」をフルモデルチェンジし、ガソリン車を今冬から、e-POWER車を来春発売すると発表しました。



新型「セレナ」 e-POWER LUXION

「セレナ」は1991年の初代発売以降30年もの間、時代とともに移り変わる家族のカタチに常に寄り添い、家族のためのミニバンとして、ファミリー層を中心に高く支持されてきました。今回発表する新型「セレナ」は、初代から受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、移動時の快適性を追求し、最先端技術の搭載や様々な機能の充実を図ることで、家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバンとして、さらなる進化を遂げました。

新たに設定する最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」には、ミニバン世界初搭載*1のロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」*2、室内の静粛性と運転の快適性を実現する新開発のe-POWER専用エンジンと組み合わせた第2世代「e-POWER」、クルマ酔いをしづらくするための工夫など、日産の誇る先進技術を搭載した「セレナ」が、日常使いから長距離のお出かけまで、幅広いシーンで活躍します。

日産自動車 副社長の星野朝子は、「家族全員でのかけがえのない時間を少しでも多く大切に過ごして欲しい、『セレナ』を通じて家族の時間を最大限楽しんで欲しい、との想いでこの新型『セレナ』を企画・開発して参りました。『今日のお出かけ、楽しかったね!』、『今度はもっと遠くに行ってみたい!』、などといった親子の笑顔溢れる会話が自然と生まれるようなドライブを楽しんでいただきたい。新型『セレナ』には、そんな想いとこだわりを詰め込みました」と述べました。

  

商品の主な特長は下記のとおりです。

  

ロングドライブをサポートするミニバン世界初搭載の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」
先代モデルでご好評いただいている「プロパイロット」は全車に標準装備としました。また、「プロパイロット2.0」を、最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」に標準装備しました。これにより長距離運転におけるドライバーの負担を軽減します。また、前方障害物を回避する際、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を駐車枠として記録することが出来る、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を日産として初搭載しました。記録した駐車位置に近づくと、ボタン一つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御するため、駐車が苦手な方も安心です。さらに「e-POWER LUXION」には、リモコン操作で車の出し入れが可能となる「プロパイロット リモート パーキング」を搭載。狭いスペースでの乗り降りや荷物の出し入れをスムーズに行なうことが可能になりました。

  

会話が弾む圧倒的な静粛性を生む第2世代「e-POWER」
新開発の1.4L e-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代「e-POWER」の搭載により、エンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ちの良い加速性能を実現しました。さらに、車両状態や走行環境に加え、ナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御する世界初のエネルギーマネジメント技術*3を搭載することで、エンジンの作動頻度を低減し、高い静粛性に貢献します。また、車体の遮音性能を大幅に高め、後部座席の乗員とも会話のしやすい静かさを実現しました。

  

あらゆる角度から徹底的に科学したクルマ酔い軽減技術
第2世代「e-POWER」と高剛性サスペンションが、車体の動きをなめらかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑え、クルマ酔いにつながる頭の急な揺れを抑制します。また、アクセルペダルだけで車速を自在にコントロールできる「e-Pedal Step」の操作性も向上させました。さらに、高剛性ステアリングの採用により操縦安定性を高め、ミニバンが苦手とする横風を受け流す車体構造によりふらつきを抑えることで、高速でも安定した走りを実現しています。加えて、見晴らしがよく開放的な視界や、最適な位置に配置された後席専用モニターなど、視覚的にもクルマ酔いの低減を図りました。ミニバンNo.1*4の運転席の視界の広さは運転のしやすさの向上にも貢献しています。

  

上質さと先進性を兼ね備えた親しみやすいデザイン
・エクステリアは親しみやすさを感じながらも、より上質でモダンな要素を取り入れました。加えて、「e-POWER LUXION」と、ハイウェイスターは、ダイナミックで力強い走りを想起させる印象的なデザインに仕上げています。また、すべてのランプをLED化し、先進性と美しさを徹底追及しました。
・インテリアは、先進的で上質な広々とした空間を意識しながらも、細やかなこだわりを詰め込みました。運転席は、視界を遮る凹凸を減らすことで、視界が開け、運転のしやすさを向上させています。また、シートは素材の高級感と、お菓子などの食べかすが隙間に入り込みにくく、飲み物などをこぼしてしまった時もふき取りやすいなどの機能性を両立させた家族思いの仕様となっています。
・シフトには日産として初めて、スイッチタイプの電制シフトを採用し、スッキリとした見た目と分かりやすい操作性を実現しました。
・ボディカラーは、2トーン4色、モノトーン10色の全14色をラインアップしました。

  

家族のために考え尽くされた使いやすい装備
・ミニバンNo.1*4の室内の広さにより、家族全員がゆったりくつろげます。さらに、運転席の足の通過スペースを先代モデルから120㎜拡大し、運転席と助手席の間の移動をよりしやすくしました。また、シートスライド機構を3列目にも標準装備したことで、8人フル乗車でもゆったりとした座り心地を実現しています。
・先代モデルから好評のマルチセンターシートを進化させ、e-POWER車でも8人乗りを実現しました。家族で使用するシチュエーションに合わせて、7-8人乗りを自由自在にアレンジできます*5。
・バックドア全体を開けずに荷物の出し入れが可能なデュアルバックドアもより使い勝手を向上させています。開口時のサイズを見直すことで、より狭い駐車スペースにおいても使用できるようになりました。また、ハンズフリーオートスライドドアは、センサー感度を向上させるなど、操作性にこだわりました。
・全席にスマートフォンや財布などを置ける小物置き場を設置しました。500mlの紙パックが入るカップホルダー、USBの設定、車内Wi-Fiや乗る前エアコン*6などにより、おでかけの車内も快適に過ごしていただけます。
・エアコンの操作には、直感的に使いやすい先進的なデザインのタッチパネル式オートエアコンを採用し、運転席、助手席、後席で別々に温度設定ができる独立温度調節機能を採用しています。
・e-POWER車には、100V AC電源(1500W)をオプション装備したことにより、アウトドアにおける家電製品の稼働や、災害時等の非常用電源としてお使いいただけます。

*1 高速道路同一車線走行時、時速40km/h以上でのハンズオフ機能の採用が世界初(2022年11月現在 日産調べ)
*2 NissanConnectサービス プロパイロットプランへの加入が必要になります。
*3 ナビ情報を基に目的地付近でEV走行できるよう、経路上での充放電をマネジメントする技術の採用が世界初(2022年11月現在 日産調べ)
*4 全高1.8m以上の1.2~2.0Lクラス 7/8人乗りミニバン(2022年11月現在 日産調べ)
*5 「e-POWER LUXION」は7人乗りとなります。
*6 車内Wi-Fi、乗る前エアコンはNissanConnectサービスを契約することで使用できます。

※各種機能はグレード別設定やメーカーオプション設定の場合があります。詳しくは商品カタログをご覧ください。

「セレナ」全国希望小売価格(消費税込み)
駆動 エンジン グレード 乗車 ミッション 価格(円)
2WD HR14DDe-EM57 e-POWER X 8 - 3,198,800
e-POWER XV 3,499,100
e-POWER ハイウェイスター V 3,686,100
e-POWER LUXION 7 ☆ 4,798,200
MR20DD X 8 エクストロニック
CVT
2,768,700
XV 3,088,800
ハイウェイスター V 3,269,200

☆掲載写真車種

なお、ガソリン車4WDの価格、発売については追って発表いたします。

新型「セレナ」WEBカタログ: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

  

以上

  

  

日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫、略称NMC)は、28日、セレナのカスタムカー「AUTECH」、ならびに、「ステップタイプ」、福祉車両「ライフケアビークル(LV)*1」シリーズ、車中泊仕様の「マルチベッド」をフルモデルチェンジし、ガソリン車を今冬から、e-POWER車を来春に、日産の販売会社を通じて全国一斉に発売すると発表しました。



新型セレナ「AUTECH」


新型セレナ「チェアキャブ スロープタイプ」


新型セレナ「マルチベッド」

  

<新型セレナ「AUTECH」>
「AUTECH」は、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきた同社伝統のクラフトマンシップを継承し、スポーティで高級感漂うスタイリングを伸長させたブランドです。素材などの細部にもこだわりを持つお客さまに向けた、プレミアムスポーティをコンセプトとしています。「AUTECH」ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーをブランドのアイコニックカラーとしています。
今回、セレナ「AUTECH」として2代目となり、日産の誇る先進技術を搭載してさらなる進化を遂げた新型「セレナ」をベースに、さらに高級感や特別感を高めたモデルとして誕生します。
エクステリアは、どの角度から見ても美しく輝くようにデザインした、「AUTECH」ブランド車共通の表現であるドットパターンのフロントグリルや、ブルーに発光するシグネチャーLEDを採用し、煌びやかに上質感を演出しました。また、低重心とワイドスタンスを印象付け、スポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツを車体下部に装備したほか、シグネチャーLEDを囲むフィニッシャーもメタル調フィニッシュとすることで、低重心、安定感をより強調するスタイルにしました。さらに、細部まで丁寧に作り込んだスポークフォルムにダーク金属調シルバーを組み合わせた、専用アルミホイールを採用しました。
インテリアは、シート地に、柔らかな手触りで体に馴染むレザレットを採用し、海面の波の動きをモチーフにした模様を施しました。インストフィニッシャーには、紫檀(シタン)の木目調パネルを採用。その色合いは、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーとしています。インテリア全体をブラック基調でコーディネートし、ステアリングやシート、ドアトリムなどに、「AUTECH」ブランドを象徴するブルーステッチを施し、スポーティかつエレガントな空間を演出しました。なお、e-POWER車はセカンドシートに「キャプテンシート」を採用*2し、快適性をさらに向上させました。
ボディカラーは、「AUTECH」専用色のカスピアンブルーや専用2トーン3種類を含めた、全7色をラインアップしました。

<新型セレナ「ステップタイプ」>
助手席と助手席側スライドドアから乗降する方が、同時に使えるロングステップを採用。助手席ドアもしくは助手席側スライドドアの開閉と連動して、ステップが展開・格納します。ステップイルミネーションも装備し、踏面に加えステップ下の路面も照らすことで、暗い場所でも安心して乗降ができるうえ、LEDの照明がスタイリッシュさを演出します。また、先代モデルに対しロングステップの奥行を拡大し、乗降性の向上を図りました。

<新型セレナ 「ライフケアビークル(LV)」シリーズ>
新型セレナ「ライフケアビークル(LV)」シリーズは、ベース車の広い室内空間を活かして、ご家庭から福祉施設・病院まで幅広いニーズに対応するバリエーションを設定しました。また今回、室内の静粛性と運転の快適性を実現するe-POWER車のラインアップを拡充しました。

  

●助手席スライドアップシート/セカンドスライドアップシート
助手席、または2列目左側シートが、車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への乗り降りが容易にできる車両です。スライドアップシートには、シート回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作なども可能とした多機能リモコンを標準装備し、利便性を高めています。また、回転・昇降の速度変更機能を備えています。加速(非着座時のみ)により乗車準備及び、降車後のシート格納時間の短縮を、また、減速により、ゆっくりさらに安心して乗降がすることが可能になります。

  

●チェアキャブ スロープタイプ
セレナの持つ室内の広さや使い勝手の良さを生かし、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープや車いす乗降アシスト装置(電動ウインチ)、車いす固定装置(電動式)を装備した車両です。車いすの方が2列目左側に乗車できる「車いす1名セカンド仕様」はじめ、使い方に合わせて全4種類のレイアウトからお選びいただけます。新型セレナ「チェアキャブ スロープタイプ」では、3列目に車いすが乗車しない時には荷物スペースとして使用できるよう、バックドア部のスロープの格納方法を改良したほか、車いす乗降時の各種操作スイッチを簡明にするなど、操作性の改善を図りました。

  

●チェアキャブ リフタータイプ
簡単なリモコン操作で昇降する全自動リフターを装備し、車両後部から車いすのまま車内に乗り込める車両です。車内に乗り込む前にリフター上で車いすの固定が可能なため、介助者の負担を軽減しています。また、介助者が車いすの方の近くに座れるシートアレンジも可能です。新型セレナ「チェアキャブ リフタータイプ」では、オプションの車いす固定装置(電動式)のフックを、従来の一体型から分離式に変更し、よりさまざまな種類の車いすの固定を可能にしました。

  

●送迎タイプ
福祉施設や病院などの送迎時に、利用者がスムーズに乗降ができるよう工夫を施した車両です。2列目に専用形状シートを採用し、助手席側スライドドアから3列目シートへの乗降性を向上させたほか、乗降用手すりやステップなどを装備することで、お年寄りや足元に不安を感じる方にも乗降しやすい仕様としています。ステップは、助手席側スライドドアから乗降する方に加え、助手席でも同時に使えるロングステップを新採用し、乗降性をさらに向上させました。

  

●乗降サポートパック付車
福祉施設や病院のみならず、ホテルや旅館などの送迎ニーズにも対応する車両です。新型「セレナ」で新たにラインアップしました。ベース車のシートレイアウトはそのままに、乗降時や各シート乗車時に使用できるアシストグリップを標準装備し、シンプルな装備でお求めやすい価格を実現しました。

  

<新型セレナ「マルチベッド>
「マルチベッド」は、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しまれる方、ペット連れの旅、車中泊を楽しまれる方などにご好評をいただいている商品です。「セレナ」では3列目シートを取り去った2列シート仕様とし、収納式のベッドシステムを備えることで、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供します。ベース車ではオプションの防水シート*3を標準装備し、さらに、ベッドマットにはシートと同じ防水性のある素材を採用。汚れが拭き取りやすくお手入れが簡単に行えます。また今回、e-POWER車の定員が1名増えて5人乗り*3*4となったことに加え、ベッドマットの厚みを増し、より快適な就寝を可能としました。「XV」、「ハイウェイスターV」、「e-POWER XV」、「e-POWER ハイウェイスターV」グレードのほか、カスタムカー「AUTECH」をベース車としてラインアップしました。

*1 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいます。
*2 「AUTECH」のe-POWER車は7人乗りとなります。
*3 「AUTECH」は除く。
*4 「AUTECH」e-POWER車ベースのマルチベッドは4人乗りとなります。

  

全国希望小売価格(消費税込み)

※1 車両(オプションを含む)の消費税が非課税。
※2 車いす乗員を含む。

なお、ガソリン車4WDの価格、発売については追って発表いたします。

  

<WEBカタログ>
新型セレナ「AUTECH」: https://www.autech.co.jp/sv/serena_autech/index.html
新型セレナ「ステップタイプ」: https://www.autech.co.jp/sv/serena_step/index.html
新型セレナ「ライフケアビークル(LV)」シリーズ: https://lv.nissan.co.jp/LVCAR/SERENA/
新型セレナ「マルチベッド」: https://www.autech.co.jp/sv/serena_multibed/index.html

  

以上

  

  

  

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