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超高速度ビデオカメラKirana販売開始!【ノビテック】
2012年9月27日
超高速と高解像度の両立、および180枚までの撮影が可能に
㈱ノビテック(本社:東京都渋谷区恵比寿1-18-18、電話 03-3443-2633、資本金:50,000千円、代表取締役:小西 信宇)は、英国Specialised Imaging社(スペシャライズト・イメージング:http://www.specialised-imaging.com/)が新たに開発した“超高速度ビデオカメラ 『Kirana』”を、本年9月27日から正式に販売することとなりました。価格は2350万円(税別)で、初年度20台の受注を見込んでいます。
Specialised Imaging社は、超高速フレーミングカメラをメインとした超高速撮影機器の製造開発を行っており、世界各国で多くの納入実績を持っています。
今回開発された超高速度ビデオカメラ 『Kirana』は、従来困難であった超高速度撮影と高解像度画像を両立させた先進の超高速度ビデオカメラで、924×768ピクセルの高解像度画像にて 最高200万コマ/秒の超高速撮影が行えます。
従来の超高速度カメラには、撮影枚数と解像度に制限がありました。Kiranaでは、専用に新開発されたハイブリッドμCMOSセンサーの採用により、超高速と高解像度の両立、および180枚までの連続撮影が可能になりました。例えば、200万コマ/秒の撮影速度でも70万画素で180枚の画像を取得でき、より精細な画像を多くの記録枚数で取得が可能です。このことにより、従来の画素数と記録枚数では困難であった航空機・ロケットなどの機体周辺の高速な空気の流れ、衝撃波の伝播の状況、各種素材の材料の引っ張り・圧縮変形などにおいて、可視化のみではなく各種画像解析による数値化が可能となります。
また、単なる可視化だけではなく数値化によるデータ検証を行うことによって、製品開発における実証試験の精度向上や、また、爆発・燃焼、放電・プラズマ、燃料噴霧・インクジェットなどの様々な最先端の研究の大幅な進捗が期待できます。
特徴
● 超高速と高解像度の両立
● 最短露光時間 250ns
● ギガビットイーサネット接続
主仕様
● 撮影速度 1000~200万コマ/秒
● 画素数 924×768画素
● 記録枚数 180枚
● 露光時間 最短250ns
● 濃度階調 10ビット(モノクロ)
本件お問合せ先
㈱ノビテック TEL : 03-3443-2633 / FAX : 03-3443-2660
住所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-18 恵比寿東急ビル7F
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画像計測システム部 臼井 寛之 usui@nobby-tech.co.jp
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