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日産中国、新会社「日産モビリティサービス有限公司」を設立
2022年11月7日
日産中国、新会社「日産モビリティサービス有限公司」を設立
中国のお客さまへのモビリティ体験強化に向けた投資
本件は、11月6日(日)に中国で発行したプレスリリースの参考抄訳です
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠、以下 日産)の中国現地子会社である日産(中国)投資有限公司(NCIC)は、11月5日に開幕した「第5回中国国際輸入博覧会(CIIE)」にて新会社「日産モビリティサービス有限公司」の設立を発表しました。新会社は、中国における継続的な変革の一環として、モビリティサービスを中心に事業を展開していきます。
新会社は中国の江蘇省蘇州市相城区に本社を置き、蘇州高鉄新城と連携しながらモビリティサービスへの投資とロボットタクシーサービスの事業展開に取り組み、中国のインテリジェント交通システムの発展に貢献していきます。
日産の専務執行役員兼NCIC会長の山﨑 庄平は、「人々の生活を豊かにする未来の技術、モビリティに関するソリューションや商品をお客様に提供していくことは、日産の中国における長期戦略において重要です。新会社は、中国市場における50年間の発展のマイルストーンと、市場に対する新しいコミットメントを表しています」と述べました。
日産は、中国における長期戦略の要であるモビリティサービスのための電動化において、強固な基盤があります。国際的な自動車メーカーで中国にロボットタクシー専門の会社を設立するのは日産が初めてとなります。
NCIC社長の木俣 秀樹は、「蘇州市相城区は、ルノーと日産の研究開発を担う合弁会社の アライアンス研究開発有限公司がある上海に近く、事業展開への支援と協業の機会があることから、新会社の拠点として選ばれました」と述べました。
蘇州市相城区の高官である梁智垚氏は、「日産は、最も早く中国市場に進出したグローバル自動車メーカーの一つとして、中国の自動車産業の成長と発展を見守り、参画してきました。絶えず先進的な技術や商品を投入し、市場の発展に積極的に貢献してきました。電動化、自動運転、コネクティビティ、モビリティサービスの分野において、豊富な技術的専門知識と強力なプレゼンスを持つリーディングカンパニーとして、日産はCIIEにて、業界のトレンドを形成するわくわくする商品を展示しています」と述べました。
また、レベル4の自動運転技術を開発した世界有数の自動運転・モビリティサービス企業であり、広州市でモビリティサービスの成功を収めてきたWeRideが、蘇州市でのプロジェクトに技術的サポートを提供する予定です。
WeRideのCOO張力氏は、「WeRideは、自動運転技術の研究開発から運用まで幅広く参加し、全面的にサポートする予定です。常に安全を最優先しているWeRideは、日産と協力して蘇州市民に安全で使いやすく快適な自動運転体験を提供し、革新的な技術で生活の質を向上させていきます」と述べました。
第5回CIIEは11月5日から10日まで上海市の国家会議展示センター(NECC)で開催され、日産はホール2.1のブースに出展します。日産は、サステナビリティ関連の最新の成功例や取り組みを展示するとともに、持続可能な交通手段を求める中国のお客さまに多様なモビリティソリューションを提供するためのイノベーションを紹介します。
日産の中国事業について
日産は1972年に中国に参入し、1990年代以降、同国において急速にブランドを発展させてきました。北京市に本社を置く日産(中国)投資有限公司は、日産自動車の100%子会社として日産とともに中国における事業戦略を統括しています。東風汽車有限公司は、日産自動車と東風汽車集団有限公司の合弁会社であり、その傘下の東風日産乗用車公司は、日産、インフィニティ、ヴェヌーシアのブランドで主に乗用車を生産しています。鄭州日産汽車有限公司と東風汽車有限公司は、日産と東風の主要な小型商用車の開発ベースとして、小型商用車カテゴリーのさまざまな市場セグメントでキープレーヤーとなることを目指しています。
2021の暦年において、日産は輸入車、乗用車、小型商用車を含め、中国で138万台を販売しました。
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