ニュース
シーメンス、FIAの持続可能性PLM ソフトウェアの公式サプライヤーに選定
2022年9月26日
シーメンス、FIAの持続可能性PLM ソフトウェアの公式サプライヤーに選定
モータースポーツ全般における環境持続可能性の向上に向け、Siemens Xcelerator製品ポートフォリオにより国際自動車連盟 (FIA)およびFIA主催の選手権を支援
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア (以下シーメンス) は本日、国際モータースポーツの運営組織で、世界の有力な自動車団体の連合体である国際自動車連盟 (FIA) が、シーメンスを「持続可能性製品ライフサイクル管理 (PLM) ソフトウェアの公式サプライヤー」に選定し、F1チームと協力し合い、FIAおよびF1をはじめとするFIA主催の選手権の持続可能性に向けた取り組みをサポートするために、Siemens Xcelerator製品ポートフォリオのソリューションを採用したと発表しました。
FIAはSiemens Xcelerator製品ポートフォリオの導入を開始する予定であり、これによりエネルギー消費量とCO2排出量を削減する車両の設計と規制の策定が可能になります。今回の協業によりシーメンスは、革新的な発想、モータースポーツにおける先駆的な取り組み、および自動車産業において強い影響力を発揮するための新たな技術的進歩を通して、FIAの持続可能性目標の達成を支援していきます。
FIA会長のモハメド・ビン・スライエム (Mohammed Ben Sulayem) 氏は次のように述べています。「イノベーションと持続可能性はFIAの基本理念のなかでも特に重要なものであり、シーメンスを公式サプライヤーとして迎え入れ、フォーミュラ1をはじめとするモータースポーツ・アクティビティに対する取り組みにおいて、同社の持続可能なソフトウェア・ソリューションを採用できますことを嬉しく思います。このような革新的な協業は、2030年までに炭素排出量実質ゼロを達成することへのFIAのコミットメントを明確に示すものです。」
シーメンスAG取締役兼シーメンスデジタルインダストリーズCEOのセドリック・ニイク (Cedrik Neike) は次のように述べています。「モータースポーツと持続可能性は相反するもののように思われます。しかし、適切なテクノロジーを利用すれば両立することは可能です。モータースポーツがカーボン・ニュートラルを達成するのであれば、どの産業でもやれるはずです。今回の協業により、世間の認識に影響を与え、持続可能なモビリティを促進していく予定です。FIAの持続可能性目標の達成を支援する公式サプライヤーに選定していただき光栄です。」
FIAは2021年にカーボン・ニュートラルを達成し、ISO14001:2015認定の取得も進めており、開発の新領域を切り開こうとしています。この新たな取り組みは、シーメンスのFIA との関係を拡大するものであり、これまでの協業やプロジェクトを足掛かりに、FIAのデジタルトランスフォーメーションを促進し、シーメンスのノウハウとイノベーションを応用することで、都市のモビリティ、安全、効率性、アフォーダビリティ (買い求めやすさ)、アクセスのしやすさ、信頼性の向上を支援します。
2019年、FIAとシーメンスは自動車ラリーの安全性の向上で協力し、ラリーの観客にとって危険な場所を見つけるのに、自律走行車の歩行者検出技術をどう利用できるのかを探りました。続く2020年には、シーメンスは、FIAメンバークラブがモビリティ政策の実施を提唱するために、証拠に基づく取り組みを行えるよう支援しました。
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアは、エンジニアリング、製造、電子設計といった技術的分野を結合し、「将来」の目標を今実現するために努力を続けるデジタル・エンタープライズを支援しています。 Siemens Xcelerator製品ポートフォリオ は、あらゆる規模の企業がデジタルツインを作成および活用することで、イノベーションを推進するための新しい洞察力や機会、そしてさまざまな段階における自動化を促進する支援をします。シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアおよびXceleratorソフトウェア / サービス・ポートフォリオの詳細については、 siemens.com/software をご覧いただくか、 LinkedIn 、 Twitter 、 Facebook 、 Instagram をフォローしてご確認ください。Siemens Digital Industries Software –– Where today meets tomorrow.
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア ホームページはこちら