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ミネベアミツミグループのミツミ電機、業界初* デジタル出力による高耐圧接続検知LDO「MM4007」を10月より量産開始
2022年9月8日
ミネベアミツミグループのミツミ電機、
業界初* デジタル出力による高耐圧接続検知LDO「MM4007」を10月より量産開始
ミネベアミツミグループのミツミ電機株式会社(以下、ミツミ電機)は、カーナビゲーション等のカーインフォテイメント機器に接続されるアンテナの給電、および接続検知を、1チップで実現できる高精度電流検知と、使いやすさを追求したプライマリ用接続検知機能付き高耐圧LDO(レギュレータIC)を開発し、2022年10月より量産を開始します。
カーインフォテイメント機器にはアンテナ(GPS/ラジオ/デジタルテレビ)やカメラ等の機器が多数接続されており、それらの機器へ電源を供給すると共に配線異常(断線やショートなど)を監視し検知する必要があります。そこで、ミツミ電機では、用途をアンテナ等の外部接続機器用に特化し、”安定化電源の供給”と”接続異常検知”の機能を1チップに集約、また、高耐圧にすることで駆動時の電圧が変化しやすいカーバッテリーから直接給電でき、昇降圧電源がない電源構成でも使用可能な接続検知機能付きLDOを開発しました。接続異常検知機能は断線とショートをそれぞれ専用の電流検出回路で検出することにより高精度な電流検出を実現しました。また、検知信号を業界初*のデジタル出力型とすることによりA/Dコンバータを不要にしたため、全体の部品コストと製品セットの設計工数を削減可能です。カーインフォテイメント機器にはアンテナ(GPS/ラジオ/デジタルテレビ)やカメラ等の機器が多数接続されており、それらの機器へ電源を供給すると共に配線異常(断線やショートなど)を監視し検知する必要があります。そこで、ミネベアミツミでは、用途をアンテナ等の外部接続機器用に特化し、”安定化電源の供給”と”接続異常検知”の機能を1チップに集約、また、高耐圧にすることで駆動時の電圧が変化しやすいカーバッテリーから直接給電でき、昇降圧電源がない電源構成でも使用可能な接続検知機能付きLDOを開発しました。接続異常検知機能は断線とショートをそれぞれ専用の電流検出回路で検出することにより高精度な電流検出を実現しました。また、検知信号を業界初* のデジタル出力型とすることによりA/Dコンバータを不要にしたため、全体の部品コストと製品セットの設計工数を削減可能です。
* A/Dコンバータ不要の、デジタル出力の高耐圧接続検知LDOとして。(ミネベアミツミ調べ)
<特長・概要>
① デジタル出力によりA/Dコンバータが不要
② 高精度な電流検出精度
③ カーバッテリーへの直接使用が可能
④ 最大定格45V、入力動作電圧36V
⑤ カーナビゲーションに接続される外部接続機器(カメラ、GPS、ラジオ、TVなど)の電力供給、および出力負荷のオープン/ショートを検出する
<主な用途>
カーナビゲーション等のカーインフォテイメント機器
<製品仕様>
最大定格 :45Ⅴ
動作電圧範囲 :5~36Ⅴ
出力電流 :300mA
無負荷時消費電力 :400μA typ.
OFF時消費電流 :1μA max.
出力電圧設定範囲 :5~10V
FB端子電圧 :2.35V±1%
入出力電圧差 :0.5V typ.(Io=300mA)
入出変動 :0.1%/V max.(VDD=12~36V)
負荷変動 :60mV max.(Io=1~300mA)
FB電圧温度係数 :±100ppm/℃typ.
リップル除去率 :80dB typ.(f=1kHz)
サ
ーマルシャットダウン:165℃typ.
Rop端子電流 :170μA±10%(Io=5mA)
Rsc端子電流 :240μA±10%(Io=100mA)
Err_opフラグ :オープンドレイン
Err_scフラグ :オープンドレイン
出力コンデンサ :4.7μF
オン/オフコントロール
パッケージ :SSON-10B(2725)
<MM4007 生産計画>
量産開始時期 :2022年10月
生産量 :100万個/月
生産場所 :日本
サンプル価格 :100円/個(税抜き)
<MM4007 生産計画>
量産開始時期 :2022年10月
生産量 :100万個/月
生産場所 :日本
サンプル価格 :100円/個(税抜き)
ミネベアミツミ株式会社 ミツミ事業本部 半導体事業部 戦略技術部
Phone: 046-230-3470(部門代表)
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