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アドバンテスト社が高速SoCテスターの動作検証に選んだのはローデ・シュワルツのハイパフォーマンス・オシロスコープ

2022年7月27日

  

アドバンテスト社が高速SoCテスターの動作検証に選んだのはローデ・シュワルツのハイパフォーマンス・オシロスコープ

  

アドバンテスト社(本社 東京都千代田区)は、高速SoCテスターの量産評価用途に、ローデ・シュワルツのR&S RTPハイパフォーマンス・オシロスコープを選択しました。今回の製品採用は、アドバンテスト社における妥協のない品質を追求するためのたゆまない品質向上の一環であり、検証環境を最新の方針にそってアップデートする重要な取り組みの一つでした。このような取り組みに対して、ローデ・シュワルツ製品が採用されたことは、アドバンテスト社と ローデ・シュワルツとの長期的な関係が今後も継続されることを示しています。



ローデ・シュワルツが提供するR&S RTPハイパフォーマンス・オシロスコープ

今回採用されたR&S RTPハイパフォーマンス・オシロスコープは、非常に優れたシグナルインテグリティと高速な捕捉レートを両立させています。自社開発の高性能低歪A/Dコンバータおよびアナログフロントエンドと、オシロスコープ専用に開発されたバックエンド用大規模ロジックASICのハードウェアによるリアルタイム処理により、コンパクトな形状ながら、きわめて正確な測定をこれまでにない速度で実行できます。

この度のプロジェクトにおいては、高速SoCテスターの量産評価用途として16 GHz帯域のモデルが採用されました。この製品は高速な立ち上がり時間(33 psec)を実現し、最新の独自アルゴリズムによる強力かつ安定度の高いジッタ解析機能により、システム全体をよりシンプルかつ高確度な測定を実現できることから今回の採用が決まりました。

ローデ・シュワルツ・ジャパンの社長であるJacques Jourdaは、次のように説明しています。「SoCテスターの世界的なトップ・サプライヤであるアドバンテスト社を、当社の製品によりご支援できることは大変光栄です。今回の導入によりアドバンテスト社との長期的な関係がさらに強固なものになったと捉えております」。

アドバンテストSoCテスト事業本部の福島徳明氏は、「今回R&S社製オシロスコープを導入し、弊社製品の出荷検査ラインを構築したことで、需要増に対する生産ラインの増強に加え、生産設備老朽化の際の置き換え等に際して選択肢を広げることができました。今後R&S RTPの活用の幅を広げることで、ロバストな生産用測定器運用を図っていきます。」と述べました。

今回の製品に関する詳細情報については https://www.rohde-schwarz.com/product/rtp をご覧ください。

R&S(R)はRohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。

  

  

  

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