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【測定時間を高速化、妨害波信号をより入念に解析】ローデ・シュワルツがEMIテスト・レシーバR&S ESWの帯域幅を1 GHzに拡大

2022年7月21日

  

【測定時間を高速化、妨害波信号をより入念に解析】
ローデ・シュワルツがEMIテスト・レシーバR&S ESWの帯域幅を1 GHzに拡大 

高いダイナミックレンジと測定精度を保ちながら、最大970 MHzでのリアルタイム測定が可能。
業界最大の帯域幅で、市場最も高速なEMIテスト・レシーバ

  

より高速な測定速度へのニーズが高まるなか、ローデ・シュワルツはドイツ・ケルンで開催のEMV 2022に合わせて、他に類のない広帯域ソリューションを発表しました。高いダイナミックレンジと測定精度を保ちながら、最大970 MHzでのリアルタイム測定が可能なソリューションです。このR&S ESW EMIテスト・レシーバの新たな拡張オプションによって、業界最大の帯域幅が搭載可能になるため、市場において最も高速なEMIテスト・レシーバが誕生します。


R&S ESW EMIテスト・レシーバに、最大1 GHzの帯域幅拡張オプションがリリースされました

測定時間を高速化し、妨害波信号をもっと入念に解析できるようにR&S ESW EMIテスト・レシーバは、そ のFFT(高速フーリエ変換)の帯域幅を新しいR&S ESW-B350オプションによって350 MHzに、さらにR&S ESWB1000オプションなら業界最大の970 MHzにまで拡張可能となります。これによりR&S ESWは、RF、機能性、汎用性、そしてハードウェア品質の点で業界最高性能(※自社調べ 2022-07-07)を実現しただけでなく、特にプリコンプライアンス試験やEMI解析において高速なテストを行えるEMIテスト・レシーバとなりました。

R&S ESWは、FFT帯域幅が970 MHzになるR&S ESW-B1000オプションにより、準尖頭値検波やCISPR 平均値検波を同時に動作させていてもCISPRのバンドCおよびDの信号をワンショットで処理でき、測定速度が大幅に向上します。970 MHzという広いスペクトラムをリアルタイムに測定できるため、そのギャップの無いスペク トログラムはユーザーにとって大きなメリットになります。また、長期間にわたって観察できることから、 一過性のエミッションについても高確率で検出可能です。デューティサイクルで稼働する被試験機器からの エミッションが、970 MHzと広いスペクトラムにわたって記録され、非常に短いパルスも見逃すことはあり ません。

民生品や防衛、宇宙・航空、自動車などのアプリケーションでEMCに取り組むエンジニアは、R&S ESWの新し いFFT帯域幅拡張オプションが実現する高速性と高い信号捕捉能力を存分に活用いただけます。
R&S ESW-B1000とR&S ESW-B350オプションは、2022年第4四半期までにはご利用いただけるようになります。

いずれもR&S ESW EMIテスト・レシーバのハードウェア拡張オプションであり、どのR&S ESW(シリアル番 号103000以降)にも後付け可能です。ローデ・シュワルツはこの新ソリューションを、ケルンメッセで7 月12~14日に開催された展示会EMV 2022のホール10.2/小間番号112のブースで紹介しました。R&S ESW EMI テスト・レシーバについて詳しくは、https://rohde-schwarz.com/product/eswをご覧ください。

ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、より安全に“つながる”社会の実現に向けた基盤を整えようと取り組む先駆的企業 のなかでも、特に技術指向のグループとして、試験・計測などを始めとする技術システムやネットワークお よびサイバーセキュリティにおけるトップレベルのソリューションを提供しています。設立から85年以上に わたり、世界中の産業界や行政機関のお客様の信頼できるパートナーとして歩んできました。そのローデ・ シュワルツでは、2021年6月30日現在、全世界で約13,000名の従業員が活躍しています。2020/2021会計年度 (昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして23.4億ユーロの売上を達成しました。本社は ドイツ・ミュンヘンに構えています。

R&S®はRohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。

  

  

  

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