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新たに電磁両立性(EMC)研究施設を開設 未来の先進の電動化、コネクテッドカーに向けた投資【ジャガー・ランドローバー】

2022年8月9日

  

新たに電磁両立性(EMC)研究施設を開設 未来の先進の電動化、
コネクテッドカーに向けた投資

  

●ジャガー・ランドローバーの電動化およびコネクテッドカーの未来に向けた投資として、新たに 電磁両立性(EMC)研究施設を開設

●英国ゲイドンを拠点とするこの研究施設は、現行および将来の法規制や品質基準を満たすこ とに寄与

●この施設でビスポークの試験プログラムを受ける最初のモデルは新型「RANGE ROVER SPORT」

●電動化の拡大や新しいコネクテッド技術の登場により、車両開発における EMC 試験の重要 性が増大

  

2022 年 8 月 2 日、英国ゲイドン発
:ジャガー・ランドローバーは、新時代の電動化とコネクティビティに向けた新たなステップとして、次世代車両の電気および電波干渉に関する試験を行う施設を開設しました。

英国ゲイドンを拠点とするこの電磁両立性(EMC)研究施設は、将来の車両のコネクティビティと電子機器を見据えて、現行および将来の法規制と品質基準を満たすことを目的にしたものです。5月に発表した新型「RANGE ROVER SPORT」は、この施設においてビスポークの試験プログラムを受けた最初のモデルです。

車両の性能の重要な要素のひとつであるEMCは、電子機器やシステムを電磁環境下で正しく機能させるためのもので、電磁エネルギーの意図しない発生、伝播、受信を抑制することで、電磁干渉などの望ましくない影響のリスクを低減します。

ジャガー・ランドローバーの新しい車両研究施設には、2つの無響室があります。ひとつはエンジニアが高速で車両をテストできる電気的に“静かな”ローリングロードを、もうひとつはバッテリーやモーターなど個別の構成部品の性能を評価するための機器を備えています。この施設でEMC試験を行う車両サービスや機能には、Bluetooth、GPS、WiFi、4G、5G、アダプティブクルーズコントロール、ワイヤレス充電、ブラインドスポットモニターなどが含まれます。

自動車業界は進歩し、電動パワートレインの拡大、Software-Over-The-Air(無線通信によるソフトウェアアップデート)から自動運転技術まで、車両におけるデジタル/クラウドベースサービスの範囲が拡大するなか、EMCの試験は、品質、法規制、顧客満足を満たす上で極めて重要な要素となっています。この新しい施設は、ジャガー・ランドローバーが掲げる「REIMAGINE」戦略により電動化を加速させるなかで、お客様に最先端の車載コネクテッド技術を提供するというコミットメントを示すものです。
以上

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2022年8月2日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

  

エディターズ・ノート

ジャガー・ランドローバーについて:デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来の再構築 
ジャガー・ランドローバーは、英国を象徴する2つのブランドを通じて、デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来を再構築していきます。

ジャガー・ランドローバーのモデルには、フルバッテリー電気自動車(BEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、マイルド・ハイブリッド(MHEV)、最新のディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンをラインアップしています。ジャガーとランドローバーは、2021/22年度、123の国と地域で376,381台を販売しました。 ランドローバーは、「RANGE ROVER」、「DISCOVERY」、「DEFENDER」 の3つのファミリーを取り揃え、世界のラグジュアリーSUV市場をリードしています。ジャガーは、ブランド初となるプレミアム・オールエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」を販売しています。

また、ジャガー・ランドローバーは英国を拠点とする企業であり、英国に2つの主要なデザインおよびエンジニアリング拠点、3つの車両製造工場、エンジン・マニュファクチャリング・センター、バッテリー・アッセンブリー・センターを有しています。さらに中国、ブラジル、インド、オーストリア、スロバキアにも工場を展開しています。また、7つのテクノロジー拠点をもち、3拠点が英国のマンチェスター、ワーウィック(NAIC)、ロンドンに点在し、そのほかは、アイルランド(シャノン)、米国(ポートランド)、ハンガリー(ブダペスト)、中国(上海)にあります。

「REIMAGINE」計画の中核となるのは、独自の個性を持つジャガーとランドローバー、両ブランドの電動化です。10年後までにジャガーおよびランドローバー・ブランドのすべてのモデルにフルバッテリーEVの選択肢を設定します。サプライチェーン、製品、オペレーションのすべてを通じて、2039年までに排出ガス量実質ゼロにするという目標に向け、ジャガー・ランドローバーは新たな舵を切りました。

この目標を達成するために、ジャガー・ランドローバーは2030年までに事業全体で46%、バリューチェーン全体で54%の温室効果ガス排出量を削減することをコミットしています。科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)によって承認されたこの目標は、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指す)に沿ってジャガー・ランドローバーが設定したものです。

ジャガー・ランドローバーは2008年にタタ・モーターズの100%子会社となり、それ以来、テクノロジーやサステナビリティ分野において世界をリードするタタ・グループ企業と連携しています。

ジャガー・ランドローバーの「REIMAGINE」戦略についてはこちらをご覧ください。
URL:https://www.jaguarlandrover.com/reimagine

  

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