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日産e.dams、シーズン最終戦のソウルe-Prixへ
2022年8月15日
日産e.dams、シーズン最終戦のソウルe-Prixへ
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、8月13日と14日に初の韓国開催となるABB FIAフォーミュラE世界選手権の第15戦と第16戦(ソウルe-Prix)に参戦します。
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今シーズンの最終戦となるソウルe-Prixは、1988年に夏季オリンピックが開催されたオリンピックスタジアム内にコースが設置され、22のコーナーを有する全長2.618kmのサーキットで開催されます。日産e.damsは、このサーキットでも直近の数戦で披露してきた勢いのある走りを目指します。特に2週間前のロンドン大会では、セバスチャン ブエミとマクシミリア ギュンターはともに予選のデュエルに進出し、決勝でもトップ10に入賞しています。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーであり、日産e.damsフォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは、「ロンドン大会では、両日ともポイントを獲得しました。良い感覚を維持したまま、初めての舞台となるソウルでのシーズンファイナルに挑みます。今回のサーキットは、短いストレートと直角コーナーが多く、スタジアム内にはツイスティなセクションもあり、フォーミュラEらしいレイアウトです。多くのファンに素晴らしい雰囲気の中でレースをお見せできることを楽しみにしています。新しいサーキットなので路面もきれいで、私たちのマシンの特性にも合っているはずです。チームのモチベーションは非常に高く、勢いを保っています。チームランキングを向上させ、良い結果でGen2の時代を終えられるように頑張ります」と述べました。
本大会は、開幕戦のディルイーヤ、6月に開催されたジャカルタに続く、アジアで開催される3回目のレースとなります。シーズン8は、4大陸10都市にわたって、これまででもっと多い16戦のレースが開催されました。シーズン9ではさらに多くのレースが予定されています。また、最終レースは、Gen2マシンを使用する最後のレースであり、フォーミュラE史上100回目のレースとなります。
日産は、フォーミュラE選手権への参加を通じて、日産の市販EVの魅力も訴求しています。ブエミは、「日産アリア」と名付けられた23号車を、ギュンターは「日産リーフ」と名付けられた22号車をドライブします。
ドライバーコメント
セバスチャン ブエミ:「ワクワクするような週末になりそうです。スタジアム内のコースは狭くてツイスティですし、最終セクションは広くて長いストレートと直角のコーナーがあります。スタートは前回のロンドンと同じくとてもタイトなので、追い越しが難しいと思います。ただし、ラップの終わりはきれいに開けてくるので、いい組み合わせになっていると思います。雨の予報に備えて準備していかなければなりませんが、スタジアムのファンにお会いするのが楽しみです。レースも楽しみですし、良い形でシーズンを終えたいです」
マクシミリアン ギュンター:「素晴らしいコースですよね。シミュレーターで走っていても楽しいですし、リアルで走ってもワクワクすると思います。オリンピックスタジアムと選手村があり、サーキットには多くの難所があります。ツイスティでテクニカルなエリアがある一方で、長いストレートもあり、オーバーテイクのチャンスもあります。フォーミュラEの開催地として、とても良い会場になると思います。雨の影響でトリッキーなコンディションが予想され、レース展開はよりエキサイティングで予測不能なものになると思います。今からコースに出るのが楽しみです」
以上
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