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曙ブレーキ製品、スペインの高性能SUV「Cupra Formentor VZ5」に採用

2022年7月25日

  

曙ブレーキ製品、スペインの高性能SUV「Cupra Formentor VZ5」に採用

  

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:宮地康弘 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、フォルクスワーゲングループのセアト社(本社:スペイン)が設立した高性能ブランド「Cupra(クプラ)」の「Formentor VZ5」に当社製フロント6ポットディスクブレーキキャリパーが採用されたことをお知らせします。「Formentor VZ5」は「Cupra」ブランドの最新鋭高性能クロスオーバーSUVで、「Cupra」ブランドに当社製品が採用されたのは今回が初めてとなります。

今回、「Formentor VZ5」に採用されたディスクブレーキキャリパーは、当社がF1などモータースポーツ用ブレーキ開発で培った技術を応用し、ピストン径の最適な組み合わせにより摩擦材の摩耗や熱伝達を均一化するとともに、高い放熱性を実現したオポーズドタイプ(対向ピストン型)の製品です。さらに、キャリパーサイズを最適化することで、ブレーキ制動時の安定性を高めました。高い制動性能だけでなく、軽量化と耐久性を両立したブレーキキャリパーです。

当社は今後も欧州での積極的な拡販を図り、事業再生計画の達成、さらにその先の将来の成長につなげてまいります。



Cupra Formentor VZ5


Cupra Formentor VZ5用 オポーズドタイプ6ポットディスクブレーキキャリパー

曙ブレーキグループ(akebono)は1929年の創業以来「安全・安心」を提供するグローバルなブレーキ専業メーカーとして社会に貢献しています。akebonoの事業の中心となっているのは自動車用のブレーキ製品です。ブレーキパッドやブレーキライニングなどの摩擦材、ディスクブレーキやドラムブレーキなどの機構部品をグローバルで供給しています。また、自動二輪車用ブレーキや新幹線をはじめとした鉄道車両用ブレーキ、フォークリフトなどの産業機械用ブレーキ、さらに、ブレーキの振動解析技術を活かしたセンサー製品にまで事業領域を拡大しています。

セアト社がスペイン・バルセロナで2018年に立ち上げた「CUPRA」は、世界に刺激を与える型破りで挑戦的なブランドです。「CUPRA」は、マルトレル(バルセロナ)に本社、グローバルネットワーク拠点、及びレース部門を構えています。

「CUPRA」ブランドは着実に売り上げを伸ばし、2021年には「Formentor」の販売台数は8万台に上りました。「CUPRA」ブランドは、電動化とスポーティさが両立することを証明しており、2022年には同ブランド初の電気自動車である「CUPRA Born」のラインアップを広げ、バッテリー容量の異なるモデルや、よりパワフルなe-Boostバージョンも追加しました。また、高性能クロスオーバーSUV「Formentor VZ5」の特別仕様車も発表しました。同ブランド2車種目の電気自動車である「Tavascan」、「CUPRA」のすべてが始まったスペインのTerramarサーキットに敬意を表し名づけられた電動スポーツSUV「Terramar」が2024年に、そしてコンセプトカーUrbanRebelからインスピレーションを受けたブランド初の都市型電気自動車が2025年に市場に登場する予定です。

  

 曙ブレーキ製品、スペインの高性能SUV「Cupra Formentor VZ5」に採用(PDF 321 KB)

  

  

  

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