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最新国際規格・大電力に対応した大型電波暗室の建設開始【KEC関西電子工業振興センター】
2022年6月21日
最新国際規格・大電力に対応した大型電波暗室の建設開始
脱炭素社会を支えるパワエレ応用機器の進化に対応した電磁両立性(EMC)試験を実現
一般社団法人 KEC関西電子工業振興センターは、SDGsを牽引する脱炭素社会の核となる、 パワーエレクトロニクス応用機器(パワエレ応用機器)のEMC試験を強化するため、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に、最新規格・大電力に対応した大型電波暗室を建設します。2022年6月17日に現地にて地鎮祭を挙行し、2024年春の稼働開始に向け建設を開始しました。この大型電波暗室により、日々、進化するパワエレ応用機器の最新EMC国際規格に対応した高品質で高信頼性の試験を提供し、脱炭素エネルギーインフラの拡充に貢献してまいります。
【概要】
近年、地球規模で持続可能な社会を求める風潮が高まる中、脱炭素化に向けたエネルギーインフラの整備が重要な課題となってきています。同時に、電動化技術、自動化技術、無線技術等の発展に伴い、脱炭素エネルギーインフラを支える、国際規格やパワエレ応用機器も日々進化しています。
当センターでは、パワエレ応用機器を含めた、製品・部品の
EMC試験は既に提供していますが、動力源の大出力化、電池の大容量化、無線の高速化などの進化に伴い、大型・大重量の試験品、大電力、周波数拡大への対応などが求められてきています。
当センターは、2基の10m法電波暗室及びリバブレーションチャンバーを含む、全11基の電波暗室と、5基のシールドルームを保有していますが、これらの要望に対応するため、当センター けいはんな拠点の南方350mにある約8,000㎡の土地に、第15電波暗室と、大型・大重量の試験品及び大電力に対応するとともに最新の国際規格にも対応する第16電波暗室の2基の10m法電波暗室を建設します。
この新電波暗室は、国際規格化が進められている 『30MHz未満の放射エミッション測定』や工業・科学及び医用機器の国際規格CISPR11にて大幅に拡大する試験項目にも対応します。
当センターは、各種認定・認証試験を含めた製品・部品のEMC試験とともに、更に多くの機器の開発にご活用いただけるよう 進化・改善に努め、業界の発展に貢献してまいります。
【お問い合わせ先】
一般社団法人KEC関西電子工業振興センター TEL: 0774-93-4563、 e-mail: announce01@kec.jp
2022年6月10日
一般社団法人 KEC関西電子工業振興センターは、6月10日開催の通常総会・理事会において、2022年度役員体制について、以下の通り決定しましたので、お知らせします。
記
2022年度 一般社団法人KEC関西電子工業振興センター 役員体制
会 長 小川立夫 パナソニック ホールディングス株式会社
副会長 海藤克明 株式会社島津製作所
〃 古橋健士 ホシデン株式会社
〃 岩坪 浩 株式会社村田製作所
専務理事 柳川良文 一般社団法人 KEC関西電子工業振興センター
常務理事 竹下伸夫 一般社団法人 KEC関西電子工業振興センター
理 事 ????村 元 株式会社三社電機製作所
〃 高橋良典 新コスモス電機株式会社
〃 岩野功史 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社
〃 竹内一弘 TOA株式会社
〃 古矢勝彦 ニチコン株式会社
〃 田中英二 日本電音株式会社
〃 宮部義幸 パナソニック ホールディングス株式会社
〃 船越秀明 船井電機株式会社
〃 石原眞次 古野電気株式会社
〃 朝日宣雄 三菱電機株式会社
〃 大久保稔 ヤンマーホールディングス株式会社
以上17名
監 事 小路山憲一 アイコム株式会社
〃 大島敬二 エスペック株式会社
以上2名
総合計 19名
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https://prtimes.jp/a/?f=d103514-20220621-23b64c6c0927639c27d5e92120992c9e.pdf
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