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軽二輪スクーター「X FORCE ABS」新発売【ヤマハ発動機】

2022年6月8日

  

軽二輪スクーター「X FORCE ABS」新発売
~コネクテッド機能を搭載するスポーティで斬新なスタイルのスクーター~

  

 ヤマハ発動機株式会社は、水冷・155cm3の“BLUE CORE(ブルーコア)※”エンジンをスポーティで斬新なスタイリングのボディに搭載した軽二輪スクーターの新製品「X FORCE ABS」を6月28日に発売します。

 「X FORCE ABS」は、“Master of Street Scooter”をコンセプトに、通勤・通学に快適・便利かつ乗って楽しいモデルとして開発しました。
 主な特徴は、1)トラクションコントロールシステムを採用した、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する“BLUE CORE”エンジン、2)静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」および全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」、3)軽量・高剛性の新フレームとスポーティな走行を支える足回り、4)ストリートモタードを表現した斬新なスタイリング、5)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応などです。
 なお、本製品の製造はヤマハモーター台湾で行います。

※ BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「X FORCE ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。



「X FORCE ABS」
マットグリーン


「X FORCE ABS」
マットブルー


「X FORCE ABS」
ホワイト


「X FORCE ABS」
ブラック

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名称 カラー 発売日 メーカー希望小売価格 販売計画
X FORCE ABS ・マットダークグレーイッシュリーフグリーン メタリック2(マットグリーン)
・マットダークパープリッシュブルーメタリック1 (マットブルー)
・ブルーイッシュホワイトパール1(ホワイト)
・ブラックメタリックX(ブラック)
2022年
6月28日
396,000円
(本体価格360,000円/消費税36,000円)
3,000台
(年間、国内)

※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。

  

X FORCE ABSの主な特徴

1)トラクションコントロールシステムを採用した
走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する“BLUE CORE (ブルーコア)”エンジン
 高燃焼効率、ロス低減、冷却性の3点を照準に開発し、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立させる“BLUE CORE”エンジンを搭載しました。
 燃焼室は、パワーと燃費の両立を図るためコンパクトに設計。高効率燃焼のポイントとなる圧縮比は、11.6:1とし、混合気のタンブル(縦渦)を効果的に生成させ、FIセッティングとの相乗効果で高出力と低燃費を備えています。
 また、未舗装路等で後輪空転の兆候が検知されると、点火時期・燃料噴射量を統合制御し、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクションコントロールシステムを搭載しています。

  

2)静粛なエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」 および全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」
エンジンには「Smart Motor Generator」を搭載しました。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現しています。
 また、VVA(Variable valve actuation=可変バルブ)も採用。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)のリフト量が切り替わる機構で、相互にトルクカーブを補完し全域で優れたトルク特性を発揮します。

  

3)軽量・高剛性の新フレームとスポーティな走行を支える足回り
 スタイルと走行性、そして快適性をバランスさせた新設計の軽量・高剛性鋼管フレームを採用。最適なセッティングを施した前後サスペンションなどにより、キビキビとした軽快な走行が楽しめます。
 新設計の前後13インチ軽量ホイールは、フロントφ267mm、リアφ230mmの大径ウェーブのブレーキディスクを採用しスポーティな走りを支えます。また、前後独立式のABSを装備しました。

  

4)ストリートモタードを表現した斬新なスタイリング
 前後オーバーハングを短くし、フロントは力強さ、リアは軽さを表現した斬新なスタイリングとしました。特にリア周りはセパレートリアフェンダーにより軽快感を強調しています。
 また、荷重をかけやすい幅広なモタード風のバーハンドルや質感とグリップ力を高めたフラットシートなどにより、快適性と運動性をバランスさせ、日常的な取り回しやすさとスポーツ性を両立しています。

  

5)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応
 本モデルは、専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略:Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとのペアリングが可能です。ペアリングにより次のような機能が拡充します。
(1)車両メーターへのスマートフォン通知の表示
 ・電話やメールの着信、スマートフォンのバッテリー残量などを表示
(2)スマートフォン画面のサブメーター利用
 ・エンジン回転数、スロットル開度、エコ運転状況などを表示
(3)オイル・バッテリーのメンテナンス推奨時期のお知らせ
(4)燃費管理
(5)車両の最終駐車位置確認

  

「X FORCE」主要仕様諸元

認定型式/原動機打刻型式 8BK-SG79J/G3S5E
全長×全幅×全高 1,895mmx760mmx1,120mm
シート高 815mm
軸間距離 1,340mm
最低地上高 125mm
車両重量 130kg
燃料消費率※1 国土交通省届出値
定地燃費値※2
48.1km/L(60km/h)2名乗車時
WMTCモード値(クラス)※3 40.9km/L(クラス2 サブクラス2-1)1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
気筒数配列 単気筒
総排気量 155cm3
内径×行程 58.0mm×58.7mm
圧縮比 11.6:1
最高出力 11kW(15PS)/8,000r/min
最大トルク 14N・m(1.4kgf・m)/6,500r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 1.00L
燃料タンク容量 6.1L(無鉛レギュラーガソリン指定)
燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 6.5Ah(10HR)/GT7B-4
1次減速比/2次減速比 1.000/10.208(56/16 x 35/12)
クラッチ形式 乾式,遠心,シュー
変速装置/変速方式 Vベルト式無段変速/オートマチック
変速比 2.281-0.717 : 無段変速
フレーム形式 アンダーボーン
キャスター/トレール 26°30’/99mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70-13M/C 53P/130/70-13M/C 57P (前後チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ ハロゲンバルブ(12V,55W×2)
乗車定員 2名

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。

  

「X FORCE ABS」フィーチャーマップ

  

  

  

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