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ソルベイのPVDF「ソレフ®」、自動車業界における品質管理の認定を取得【ソルベイスペシャルティポリマーズジャパン】
2022年5月11日
ソルベイのPVDF「ソレフ®」、自動車業界における品質管理の認定を取得
ソルベイはIATF認証を取得し、Eモビリティ市場でのPVDFサプライヤーとしての立場を強化致しました
ソルベイは、フランスのタヴォーにある自社のポリフッ化ビニリデンポリマー (PVDF) ソレフ® の工場の品質管理システムが認められ同工場がIATF 16949:2016認証を取得したことを発表しました。すでに発表されている通り、同社はタヴォー工場の PVDF の生産量を増加し、同工場をヨーロッパ最大規模のPVDF生産施設にすることを予定しています。今回の大きな成果は、自動車業界におけるPVDFの電池関連用途の設計と生産に関わるものとなります。このIATF 16949:2016認証は、世界120か国以上で認められている世界をリードする品質保証プロバイダーであるLloyd’s Register Quality Assurance Group Limited (LRQA) により発行されました。
「IATF 16949は、自動車業界における品質管理システムを対象とした最も広く利用されている規格です。この認証を取得できたことについて当社はとても誇りに思っています」とソルベイのバッテリー材料成長プラットフォーム部門の責任者であるMaurizio Gastaldiはコメントしています。
「現在、電池メーカーから材料サプライヤーに対して「この国際規格を遵守している証拠を提供してほしい」というリクエストが増加しています。IATF認証は、この増加するリクエストにも対応するものとなります。また、この認証は世界のEV電池材料事業において必須の要件になることが期待されています」とソルベイのバッテリープラットフォーム営業部門責任者であるFrancescantonio Azzaritiはコメントしています。
ソルベイの 最先端ソレフ® PVDFポリマーは、世界の大手電池メーカーによって、ハイブリッド車および完全自動運転の電気自動車 (EV) 向けのリチウムイオン電池の製造に広く使用されています。実績のあるポートフォリオには、電気化学的および熱的に安定した高密度かつ長寿命のリチウムイオン電池向けのバインダーとセパレータコーティングが含まれます。
IATF認証を取得 (写真: Solvay, PR029) |
ソルベイについて
ソルベイは、日常生活の多くの側面にメリットをもたらす技術を持つ科学分野を専門とする企業です。 63 か国に 21,000 人の従業員を擁するソルベイは、新たな形で科学を進展させるため、人材、アイデア、さまざまな要素のつながりを強化します。 同グループは、独自のロードマップ「Solvay One Planet」を通して、すべての方のためにサステナブルな共通の価値を創造することを目指しています。このロードマップは 3 つの柱、すなわち 「気候を保護すること」、「資源を保護すること」、「より良い生活を育むこと」を中心に策定されたものです。 同グループの革新的なソリューションは、ご家庭はもちろん、食品や消費財、航空機や自動車、バッテリーやスマートデバイス、医療用途、浄水システムや空気清浄システムで活用されている安全かつ環境に優しく、よりサステナブルな製品に貢献しています。 1863 年創業のソルベイは現在、ほぼすべての事業活動で世界上位 3 位の企業として位置付けられており、2021 年には純売上高 100 億 1,000 万ユーロを達成しています。ソルベイは、ユーロネクスト・ブリュッセルおよびパリ (SOLB) に上場しています。 詳細は、www.solvay.com にアクセスしてご確認ください。
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