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高精度・高速3Dロボットビジョン「YCAM3D」新シリーズ発表【YOODS】
2022年4月15日
高精度・高速3Dロボットビジョン「YCAM3D」新シリーズ発表
国産/FA仕様の3Dロボットビジョンセンサー
YOODSは2019年4月のリリース以来、好評を頂いているロボット搭載用ハンドアイ3Dビジョンセンサー「YCAM3D」の新シリーズを発表しました。2020年4月にリリースしたロボットビジョンプラットホーム「ビジュアルティーチ」と併せて、ロボットに視覚機能を持たせることにより、ロボットの活用範囲拡大に貢献していきます。
YOODSの新しい3DロボットビジョンセンサーYCAM3D, YCAM3DM
■YCAM3Dシリーズ
●厚さを69mm→47mmに大幅に薄型化, 重量も940g→800gに軽量化
●プロジェクタの光量を3倍→短時間露光撮影が可能→外乱光の影響を抑え、撮影時間を短縮
●6mmレンズシリーズの追加→広視野の実現
と、リニューアルしたYCAM3Dは小さいながら機能は大きくアップしました。
■固定用/広視野ハンドアイ用カメラYCAM3DMシリーズを追加
●基線長300mm→撮像距離(WD)2500mmまで対応
●固定用ビジョンに適した10mmレンズ版と、ハンドアイビジョンに適した6mmレンズ版を用意
●広視野に対応するため、大容量LEDを搭載
基線長が80mmのYCAM3Dは撮像距離が長くなると精度が落ちてしまう課題がありました。YCAM3DMシリーズはデパレタイジングや大物ワークの認識に対応できる汎用3Dビジョンセンサーです。
■3Dビジョンがもたらす新しいロボット活用
ロボットにカメラを付けて視覚機能を持たせることは古くから試行されてきましたが、3Dビジョンはその可能性を大きく広げます。2D映像では
●ワークまでの正確な距離
●ワークの姿勢(傾き/回転)
を正確に知ることができませんでしたが、3Dビジョンでは正確な数値としてワークの位置/姿勢を求めることができます。このことにより、
●導入までの工数・コストの削減
●正確なロボット動作
●安定した運用
が可能になり、ロボットの活用される領域は大きく広がっていきます。YOODSはハードウェア・ソフトウェアの両面からそのサポートをしていきます。
■3Dロボットビジョンの適用先(例)
●ピッキング→高精度組立(位置補正)
●ワークの位置/姿勢に追従したバリ取り、溶接
●AGV+協働ロボットによる可動ロボットシステム(キッティング, メンテナンス業務等)
・・・等
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