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Nexperia、車載イーサネット向けESD保護ソリューションの 製品ポートフォリオを拡充

2022年2月22日

  

Nexperia、車載イーサネット向けESD保護ソリューションの
製品ポートフォリオを拡充

IEEE OPEN Alliance 100BASE-T1 / 1000BASE-T1準拠
イーサネットESD保護デバイス

  

必要不可欠な半導体のエキスパートであるNexperia(本社:オランダ、ナイメーヘン)は、受賞実績を持つ車載イーサネットESD保護デバイス製品ポートフォリオの拡充を発表しました。3つの新製品は静電放電(ESD)や他の過渡による損傷から2本のバスラインを保護するAEC-Q101準拠およびIEEE OPEN Alliance 100BASE-T1 / 1000BASE-T1準拠ESD保護デバイスです。

PESD2ETH1GXT-Q、PESD1ETH1GLS-Q、PESD1ETH1GXLS-Qはシリコンをベースとしており、バリスタなどの他のESD保護ソリューションと比較し、複数の利点を提供します。3製品は信頼性がより高く、1pF(最大値)の優れたダイオード・キャパシタンスにより、信号品質の向上を実現しています。これら3つのESD保護デバイスはIEEE OPEN Alliance 100BASE-T1 / 1000BASE-T1試験仕様に完全に準拠していることから、お客様による認証取得が不要になります。試験条件において、3製品はAEC-Q101の認証標準の2倍以上の性能を発揮しており、お客様は最高の車載品質プロファイルへの適合と最高の信頼性を確実に実現することができます。シリコン技術とスナップバック挙動の組み合わせにより、他の競合製品と比較してクランプ電圧と残留電流を低減しています。新ESD保護デバイスは最小のリード付きパッケージ(SOT23)とリードレス・パッケージ(DFN1006BD-2 / SOD882BD)の選択が可能で、設計のフレキシビリティを最大限に高めます。リードレス・パッケージは自動光学検査(AOI)を可能にするサイド・ウェッタブル・フランクを採用しており、アセンブリの歩留まり向上を可能にします。

新しいPESD2ETH1GXT-Q(SOT23)、PESD1ETH1GLS-Q(DFN1006BD-2)、PESD1ETH1GXLS-Q(DFN1006BD-2)車載イーサネットESD保護デバイスの製品仕様やデータシートなどの詳細については、https://www.nexperia.com/automotive-ethernet-esd-protection をご覧ください。

Nexperiaについて
Nexperiaは世界ですべての電子設計に求められる必要不可欠な半導体やコンポーネントの量産のエキスパートとして、世界をリードしています。Nexperiaはダイオード、バイポーラ・トランジスタ、ESD保護デバイス、MOSFET、GaN FET、アナログ/ロジックICなどの広範な製品ポートフォリオを提供しています。本社はオランダのナイメーヘンで、年間製品出荷数は1000億を超えており、各製品は自動車業界が設定した厳格な基準に適合しています。Nexperiaの製品はプロセス、サイズ、消費電力、性能の面で効率のベンチマークとして高い評価を得ており、貴重な電力とスペースを節減し業界をリードする小型パッケージで提供されています。

Nexperiaは数十年間にわたって世界のリーディング企業に製品を供給してきた実績を持っており、アジア、欧州、米国で12000名を超える従業員を雇用しています。NexperiaはWingtech Technology Co., Ltd.(600745.SS)の子会社であり、広範なIPポートフォリオを有し、IATF 16949、ISO 9001、ISO 14001、ISO 45001の認証を取得しています。

Nexperia: Efficiency wins.

  

  

  

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