ニュース
C 180 アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)を発表【メルセデス・ベンツ日本】
2022年2月17日
C 180 アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)を発表
・ エントリーモデルにもISG *1を搭載
・ 新型Sクラス譲りのメルセデス・ベンツの最新技術を多数採用
> サポートの精度を高めた安全運転支援システム
> 縦型11.9インチのセンターディスプレイによる直感的な操作設定
> Dセグメント初*2AR(拡張現実)ナビゲーション
> 生体認証(指紋、声)によるシートポジション等の設定
*1: ISGはIntegrated Starter Generatorの略称で、マイルドハイブリッドシステム
*2: 欧州委員会の分類概念に基づいた輸入車Dセグメント
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、
ベストセラーモデル新型 C クラス(セダン/ステーションワゴン)のエントリーモデルと
して「C 180 アバンギャルド」(以下、C 180)を追加し、全国のメルセデス・ベンツ
正規販売店ネットワークを通じて本日より予約注文の受付を開始します。
なお、C 180 については 2022 年 3 月頃の配車開始を予定しています*3。
*3: 予定のため変更の可能性があります。
Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性など
あらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデルです。2014年
から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて、日本で
累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで、年間のセグメントナンバー1*4
を達成し、数々の賞を受賞するなど、多くのお客様に高い評価をいただいてまいりました。
*4: 欧州委員会の分類概念に基づいた輸入車Dセグメント
新型 C クラスはサポートの精度を高めた安全運転支援システム、直感的な操作設
定が可能な縦型の大型センターディスプレイ、直感的な行先案内が可能な AR ナビ
ゲーション、利便性が高い生体認証によるシートポジション等の設定など、フラッグシッ
プモデルである新型 S クラス譲りの新技術を多数採用しています。また、エクステリ
アとインテリアのデザインにも新型 S クラス譲りの要素を取り入れながら、随所に C クラ
スらしいスポーティさも表現しました。さらに、ISG とプラグインハイブリッドにより、全ライ
ンアップを電動化*5 しました。
*5: 電動化モデルは、純電気自動車、プラグインハイブリッド車およびISG・BSG(48Vマイルドハイブリッド)採用
車を含みます。
パワートレイン
C 180 には、エンジン単体で 170PS(125kW)、250N・m を発生する、新型の 1.5 リ
ッターの直列 4 気筒ターボエンジンの「M254」が採用されます。また、エンジンとトラ
ンスミッションの間に配置されるマイルドハイブリッドシステムの ISG によって、短時間、最
大で 20PS (15kW)、208N・m のブーストが可能です。また、ISG はエンジンとトランスミッ
ションの間に配置されることから、より強力で効率的でありながら、瞬間的なブースト
が可能となっています。ブーストだけではなく、回生ブレーキ、コースティングなどで
燃費の低減に寄与するのはもちろんのこと、変速ショックやエンジン再始動時の振
動の低減なども図られ、強力、かつ洗練された乗り味を実現しています。
なお、C 180にも「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を採用しました。1速 から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現しています。
インテリジェントドライブ(詳細情報は7ページ以降に後述)
メルセデス・ベンツの自動運転開発の次のステップとなる技術は、一般道での
安全運転支援はもちろんのこと、特に高速道路での運転支援機能により、ドライバー
にかかる負担を大きく軽減するシステムで、C 180は以下の機能を備えています。
- 「アクティブステアリングアシスト」に必要な車線認識を、従来のステレオ
マルチパーパスカメラだけでなく、360度カメラシステムも使用することで、
対応が可能なカーブが増えたり、高速道路上で今まで以上に精密に
車線中央を維持することができます。
- ドライバーが周囲の道路状況に反応しなくなってからかなりの時間が
経過していると判断した場合に警告を発したり、徐々に減速して最終的
に車両を停止させる「アクティブエマージェンシーストップアシスト」は、
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックとアクティブステアリング
アシストが使用されていない場合でも作動します。
- 警告や緊急自動ブレーキ機能を含む「アクティブブレーキアシスト」は、
交差点や曲がり角での右左折の際に、対向、飛び出し、巻き込みなどにより、
車、自転車及び歩行者と衝突する危険がある場合、警告や自動ブレーキ
が作動します。
- 車両前方にいる車道横断中の歩行者などとの衝突の危険を検知すると、
システムが正確なステアリングトルクを計算して、ドライバーのステアリング
操作をアシストする「緊急回避補助システム」は、自車と同じ方向や反対
方向に進む歩行者や自転車を含む車両も検知します。
- 走行している車線を意図せず逸脱しそうな場合に警告、および進路を修正する
「アクティブレーンキーピングアシスト」は芝などの路肩に対しても反応しま
す。またメニューで3段階で感度が調整できます。
- 車両の斜め後ろのミラーでは見にくい死角エリアに車両や自転車がいること
を警告し、30km/h以上で走行中に側面衝突の危険がある時に危険回避
をサポートする「アクティブブラインドスポットアシスト」は停車時にドアを
開けようとした際、後方から障害物が迫っている場合は警告します。
なお、機能の詳細や作動条件、範囲については、7ページ以降に後述しています。
MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)
C 180 は 、 12.3 イ ン チ の ワ イ ド デ ィ ス プ レ イ を 採 用 す る イ ン ス ト ゥ ル メ ン ト
クラスターと、11.9インチの縦型ディスプレイを採用するセンターディスプレイの2画面
を標準装備しています。
また、2018年から順次各モデルに搭載し、熟成が進められてきた、対話型インフォ
テインメントシステム「MBUX」を採用しました。ボイスコントロールは「Hi, Mercedes」
をキーワードとして起動します。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能
(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、
クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応しています。
また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチ
コントロールボタンでも様々な操作をすることが可能です。ドライバーの好みや運転
状況に応じて使い分けることが可能です。
ARナビゲーション
AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーションを採用*6しています。従来、目的
地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされますが、
新型Cクラスでは、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーショ
ン画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示されます。これにより、
より直感的にどの道路に進むべきかを判断することができます*7。
*6: オプション装備
*7: オン/オフの切り替えが可能です。オフの場合、従来どおり、地図上の道路をハイライトする画面が表示
可能です。また、オンの場合は、ARナビゲーションと従来のナビゲーションが同時に表示されます。
生体認証(指紋、声)によるシートポジション等の設定
C 180はドライバーの指紋、声のいずれかの生体認証もしくはPINコードによる認
証が可能です。どちらかの認証により、シート、ステアリング、サイドミラーのポジショ
ン や コ ッ ク ピ ッ ト ディスプレイの表示スタイル、ペアリングした携帯情報端末、
ナビゲーションのお気に入り設定などを統合して読み込むことができます。*10
*10: 認証せず、全て個別に手動で設定することも可能です。
テレマティクスサービス「Mercedes me connect」を標準設定
自動車が通信することによりお客様の利便性を向上する先進的なテレマティクス
サービス「Mercedes me connect」は、「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間
無償でご提供する「安心安全サービス」、Send2Carなどを3年間無償でご提供する
「快適サービス」の2つのサービスカテゴリーから構成されます。
「安心安全サービス」
- 24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー
展開時)または車内にあるSOSボタン押下時に、コールセンターが消防に
連絡します。
- 24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、meボタンを
押下するとツーリングサポートセンターにつながります。
「快適サービス」
- リモートウィンドウ&サンルーフコントロール:スマートフォンの操作で
ウィンドウやスライディングルーフの開閉ができます。
- リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両ドアのロック、
アンロックができます。
- リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の
状態をアプリ等で確認できます。
- 駐車位置検索:駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示します。
- Send2Car: スマートフォンから、ナビゲ―ションの目的地を遠隔設定できます。
- ナビゲーションサービス: 天気や駐車場の満空情報を地図上に表示する
ことや、マップアップデートをご利用頂けます。
エクステリアデザイン
静止していても疾走しているかのように見えるダイナミックなプロポーションは、
短いフロントオーバーハングと長いホイールベース、そしてリアオーバーハングの
組み合わせによるものです。パワードームを備えるスポーティなボンネットも、この
前へ前へと進もうとする衝動を強調しています。ウインドスクリーンとキャビンを大きく
後方に置くことで、Cクラスらしい、伝統的でありながらスポーティなプロポーションと
しています。そして、先代モデルと比較し全幅の拡大は10mm*8に抑えながら、
全長は65mm*8伸長し、伸びやかなシルエットとなりました。また、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減し、
曲線を描く彫刻的な面により、特殊な陰影を生み出しています。その中で、サイド
ウィンドウ下端に近いショルダー部にフロントからリアまでを貫く、「キャットウォークライン」
と言う愛称を持つキャラクターラインを一本通すことで、車高を低く、スマートに見せる
効果をもたらします。
⋆8: 欧州参考値
フロントエンドのヘッドライトは、新型Sクラス譲りの、先代より上下方向に薄く、 エッジの効いたクールなデザインとなっています。また、緩やかな多角形のラジエーター グリルの中央にスポーティな印象を与えるスリーポインテッドスターが採用されています。 AMGラインを選択すると、よりダイナミックな下部が広がる台形型の「Aシェイプグリル」 が採用されます。このグリルにはマットクローム仕上げの小さなスリーポインテッド スターが無数に散りばめられています。そして、よりスポーティーでダイナミックな フロントバンパーが採用されます。
リアエンドにも、新型Sクラス譲りの三角形で横に長い特徴的なデザインの2分割型 のリアコンビネーションランプを採用し、よりワイドでシャープに見せるデザインと なります。ランプ内部の精密な構造も、高い品質がディテールまで行きわたっている ことを示しています。
Cd値はセダンが最小で0.24*9、ステーションワゴンが0.27*9とすることで、高水準
のエアロダイナミクスを実現しており、省燃費性能も追求されています。
*9: 欧州参考値
インテリアデザイン
インテリアデザインについても新型Sクラスの要素を取り入れながら、Cクラスらしい
スポーティさを加えています。
ダッシュボードは上下2つの部分に分かれています。上部は翼のような形状に、 航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型 エアアウトレットが配置されており、スポーティさを演出します。下部には大きなインテリ アトリムがあしらわれており、センターコンソールからダッシュボードへと途切れなく 続いています。また、ドライバーを重視することでスポーツ感を強調すべく、ダッシュ ボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しい デザインが採用されています。運転席に備わる12.3インチの大型コックピットディス プレイは自立型でダッシュボード上部と大きなインテリアトリムの手前に浮かんでいる ように見えます。コックピットディスプレイとメディアディスプレイは3つのスタイルPage 5 (ジェントル、スポーティ、クラシック)と3つのモード(ナビゲーション、アシスタンス、 サービス)の中から選択することでカスタマイズすることが可能です。
ステアリングホイールもメルセデス・ベンツの最新世代の採用しています。ナビ ゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システム の設定を全て手元で完結できる機能性も有しています。さらに、従来はタッチコント ロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディス タンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに 静電容量式センサーを備えたパッドを採用しました。これにより、ステアリングホイール にかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが 認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上しています。 AMGラインを選択すると、よりスポーティーな左右、中央のそれぞれのスポークが ツインスポークとなるステアリングホイールが装備されます。
シートの調整スイッチやドアハンドルが配置されたフロントドアのブラックパネルは、 エッジがクローム仕上げとなり、ドア表面から浮き上がるようなデザインとなっており、 アンビエントライトの照明による上質感を演出します。
室内を彩る「アンビエントライト」も改良され、64色から選択可能で、単色の発光に 加えて色の連続変化が可能です。乗車時には、乗員を迎え入れる演出も設定され ました。また、エアコンディショナーの温度設定に連動して、青や赤に点灯します。
ラインアップ
メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。
*10: 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない
車両本体価格です。また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店に
お問い合わせ下さい。
*11: ISG は Integrated Starter Generator の略称です。
なお、C 180には、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備 の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新*12が無償で 提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。
メルセデス・ケア終了後も引き続き2年間、一般保証、定期メンテナンスや24時間 ツーリングサポートをご利用いただける有償のサービスプログラム「メンテナンス& 保証プラス*13」をご用意しています。
C 180 に搭載される安全運転支援システムの詳細説明
「インテリジェントドライブ」
進化した「レーダーセーフティパッケージ」
・ アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)
・ アクティブステアリングアシスト
「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付) *14」は、 ステ レ オ マル チパー パ スカ メラ とレー ダー センサーに より 、高速 道路 や 一般道などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節します。 減速が必要な場合、アクセルおよびブレーキを自動調整してスムーズに減速し、 先行車が停止した場合は自車も停止します。また、停止している先行車の検知も 可能です。先行車および停止中の車両との距離が突然縮まった場合には、 警告灯と警告音でドライバーに知らせます。
自動再発進機能も備わり、高速道路での渋滞時に自動停止した際、30 秒以内に 先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進 します(一般道では 3 秒以内)。30 秒以上停止していた場合は、アクセルを軽く踏む、 またはステアリング上のスイッチを使用して再発進が可能です。
「アクティブステアリングアシスト」は、車線のカーブと先行車を、車線が不明瞭な 道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作を アシスト*15 します。
停止している先行車の検知が 100km/h まで可能であり、360 度カメラシス
テムによる車線認識機能を備えています。
*14: アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)作動速度範囲:0~約 210km/h
設定可能速度範囲:約 20~210km/h
*15: 車線が不明瞭な場合のアクティブステアリングアシスト作動範囲:0~約 130km/h
・ 渋滞時緊急ブレーキ機能
ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーで、先行車およびその左右の
車線を監視します。突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突
の危険を検知します。その左右などに回避スペースが無いと判断すると、
即座に自動ブレーキが作動し、衝突回避または被害軽減を図ります。回避
スペースがある場合は、ドライバーの回避操作を優先します。ただし、ドライバーが
反応しない、または回避操作が遅れて衝突が回避できないと判断した場合には、
即座に自動ブレーキが作動します。さらに、渋滞末尾で回避操作を行う空間的
余裕がない危険な状況を検知して、通常よりはるかに早い段階でブレーキを
自動で作動させる機能も搭載しています。
・ アクティブレーンチェンジングアシスト
高速道路を走行時にアクティブステアリングアシストが起動している際に、
ドライバーがウインカーを点滅させると 3 秒後に車両周囲を監視している
センサーが他の車両などとの衝突の危険が無いことを確認し、安全が確認
された場合に自動で車線を変更します。
*16: 作動速度範囲:約 80km/h~180km/h (一般道での利用不可)
・ アクティブエマージェンシーストップアシスト
ドライバーが周囲の道路状況に反応しなくなってからかなりの時間が経過している
と判断した場合、警告灯と音によって警告し、それでもドライバーによるステア
リング、アクセル/ブレーキなどの操作の反応が無い場合は、さらに警告音を
鳴らしながら、緩やかに減速して停止します。また、車両停止後は自動的に
パーキングブレーキがかかることで、後方からの衝突による二次災害を防止
します。さらに、停止後 10 秒で緊急通報を行うとともに、外部からの救出を
容易にするため、停止後 20 秒で自動開錠します。
・ アクティブブレーキアシスト
(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)
先行車、飛び出し車両、歩行者などと衝突のおそれがあるかどうかを確認。
衝突が近いと判断すると、表示および音でドライバーに警告します。ブレーキ
ペダルの踏み込みが弱すぎる場合は、状況に応じてブレーキ圧を高めて支援
するほか、ドライバーが対処しない場合は自動緊急ブレーキを起動します。また、
交差点や曲がり角での右左折の際に、対向、飛び出し、巻き込みなどにより、
自動車、自転車及び歩行者と衝突する危険がある場合、警告や自動ブレーキが
作動します*17。
*17: 右折の場合、センターライン(実線、破線、白色、黄色いずれでも可)のある道路で、ドライバー
による進路変更の意思表示があり(ウインカー操作)、かつ車線境界を越えずに車両を停止
させることが可能な場合に作動します。
*18: 作動速度範囲:約 7~250km/h
*19: 直線走行時の飛び出し検知機能 作動減速範囲:約 7-120km/h
*20: 右左折時の飛び出し検知機能 作動減速範囲:約 3-15km/h
*21: 作動速度範囲は、気象条件や道路状況等により変動することがあります。
・ 緊急回避補助システム
車両前方にいる車道横断中の歩行者などとの衝突の危険を検知すると、
システムが正確なステアリングトルクを計算して、ドライバーのステアリング
操作をアシストします。また、回避後の車線復帰も同様にサポートします。
*22: 作動速度範囲:約 20~108km/h
・ トラフィックサインアシスト
一般道や高速道路を走行中、カメラが制限速度などの標識を読み取り、
ディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに
注意を促す機能も搭載します。
・ アクティブレーンキーピングアシスト
フロントウィンドウのステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロント
ホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させて
ドライバーに警告します。ドライバーが反応しない場合は車両を車線内に戻そう
とします。なお、破線の車線走行時には隣車線の車両もしくは対向車と衝突
の危険がある場合にのみ作動します。
*23: 作動速度範囲:約 60km/h~250km/h
・ アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)
リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで
見えない死角エリアに車両や自転車がいることを警告します。さらに、30km/h
以上で走行している際に側面衝突の危険がある時にはブレーキを自動制御して、
危険回避をサポートします。追い越し車線に移ろうとして斜め後ろにいる車両
に気づかなかったときなど、ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な走行
を支援します。また、停車時*26 にドアを開けようとした際、後方から障害物が迫っている場合の警告機能を採用しており、時速 2km 以上で後方から歩行者や自転
車、自動車などが近づいている場合、ドアミラー外側にある警告表示灯が赤く点
灯します。*27
*24: 作動速度範囲:約 12~200km/h
*25: 自動コース修正作動減速範囲:約 30~200km/h
*26: エンジンを停止した場合、エンジン停止から 3 分間作動します。
*27: 対象物と自車の速度差が大きいなど、状況によって作動しない場合があります。
ドライバーを支援するその他のシステム
・ ドライブアウェイアシスト
車両前方もしくは後方 1m 以内に障害物があり、その方向に進むギアを選択 した場合、アクセルを強く踏んでも 2km/h 以上の速度が出ず、警告音により 障害物が近くにあることをドライバーに知らせることで、誤操作の可能性が あることを警告します。
*28: 停止した際に、一旦 P にシフトした後、D か R に入れる必要があります。通常走行中に停止し、 P にシフトせずに再発進をする場合は、本機能は作動しません。
*29: 2km/h で走行し、警告にも関わらずドライバーがブレーキを踏まない場合は障害物に衝突します。
*30: 停止した際に障害物から 1m 以上離れている場合、本機能は作動しません。
・ アテンションアシスト
ドライバーが眠気を催したり、注意力散漫になったりする場合に現れる典型的な
兆候を検知し、休息をとるよう促す警告メッセージを表示します。
メルセデス・ベンツ日本株式会社 ホームページはこちら