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自動運転を次のレベルに引き上げることを目指して、初のマルチタスク魚眼カメラ・オープンソースデータセットをリリース【ヴァレオジャパン】

2021年11月16日

  

ヴァレオ、自動運転を次のレベルに引き上げることを目指して、
初のマルチタスク魚眼カメラ・オープンソースデータセットをリリース

  

2021年11月15日パリ発表: ADAS(先進運転支援システム)技術の世界的リーダーであるヴァレオは、自動運転と駐車のためのコンピュータービジョンの研究を次のレベルに引き上げることを目指して、初のサラウンドビュー魚眼カメラ・オープンソースデータセットであるWoodScape *を公開しました。

「より安全な道路交通に向けて、ヴァレオは低速と高速の自動運転シナリオに対応する魚眼カメラ用のコンピュータービジョン・アルゴリズムの開発を推進するために、WoodScapeを提供してリサーチコミュニティを奨励したいと考えています」とヴァレオ・コンフォート&ドライビングアシスタンス・ビジネスグループ・プレジデントであるマルク・ヴレコーは述べています。

WoodScapeは、ヨーロッパ中の走行した複数のヴァレオ車両によってキャプチャされた10,000を超える画像で構成されています。これらの車両には4台の自動車グレードのサラウンドビュー魚眼カメラを搭載し、セマンティックセグメンテーション、深度推定、2Dオブジェクト検出、ビジュアルオドメトリ、モーションセグメンテーション、汚れ検知、 エンドツーエンドのドライビングなど、さまざまなタスクのためのアノテーションを使用しています。

狭視野カメラからのデータセットでは利用できるものがありますが、公開の広範なマルチタスク・サラウンドビュー魚眼カメラデータセットはありません。さらに、公開された自動車のデータセットのほとんどが、3つまたは4つのタスクでのリサーチに制限されています。

自動運転の研究における最も大きな課題の1つは、知覚システムが車両の周囲の物体を分類できるように、完全にラベル付けされ、人間が注釈を付けた十分な関連データを取得することです。 WoodScapeは、この課題への対処に役立ちます。

ヴァレオは、超音波センサー、レーダー、カメラに加え、業界初かつ唯一の量産されている車載規格のLiDARを含む、自動車業界で最も包括的なセンサー群を備えています。特に、ヴァレオは自動運転の鍵となる360°の検知を可能にする魚眼カメラを製造しています。

ヴァレオのオープンデータセットは、以下のサイトから入手できます。https://woodscape.valeo.com/dataset

*WoodScapeは、1906年に初めて魚眼カメラを発明したロバート・ウッドにちなんでいます。


ヴァレオ WoodScape

自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、世界の全自動車メーカーのパートナーです。高い技術力を持つヴァレオは、CO2排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な製品とシステムを提供し、スマートなモビリティに貢献します。2020年、ヴァレオは164億ユーロの売上を上げ、OEM売上の12%を研究開発に投資しました。ヴァレオは、33カ国に187カ所の工場、20カ所の研究センター、43カ所の開発センター、15カ所の物流センターを構え、約110,300人の従業員を擁しています。ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。

  

  

  

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