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1モーターハイブリッドトランスミッションが中部地方発明表彰「文部科学大臣賞」を受賞【アイシン】
2021年11月2日
1モーターハイブリッドトランスミッションが中部地方発明表彰「文部科学大臣賞」を受賞
~主要部品を1つのケースにおさめ小型化・低コスト化でハイブリッド車両の普及に貢献~
当社は、公益社団法人発明協会主催の令和3年度中部地方発明表彰において車両用駆動装置(1モーターハイブリッドトランスミッション)が「文部科学大臣賞」を受賞しました。地方発明表彰とは、科学技術の向上と地域産業の発展を目的に、実施されている優れた発明、考案又は意匠を生み出した技術者・研究開発者を表彰するもので、全国8地方(中部含む)に分けて実施されます。「文部科学大臣賞」は地方発明表彰の中で最上位の賞となります。
受賞概要および発明の内容は以下の通りです。
受賞概要
受賞名 :文部科学大臣賞
発明の名称:車両用駆動装置 ※1
(1モーターハイブリッドトランスミッション)
受賞者名 :鈴木 丈元、 上地 辰之、 近藤 竜哉、 伊藤 悦申
※1 特許第6070444号
発明の内容
本発明品は、既存の自動変速機(AT)をベースとし、駆動装置のハイブリッド化を行うにあたり、
3つの主要部品 ※2 を1つのケースに収めてATと一体化した。
部品の配置最適化、部品の共通化により駆動装置のコンパクト化(以下項目)を実現し、
既存AT車両への置き換えを容易にしたことでハイブリッド車両の普及に貢献している。
・部品点数削減(追加部品44%減 ※3)
・装置全体を既存ATと同程度のサイズまで小型化(追加体積16%減 ※3)、軽量化
・低コスト化
・車両内の配線の簡素化
※2 ① モーター用インバーター、② 電動ポンプ用インバーター、③ モーター
※3 電動化部品を単にATに追加した場合との当社比較値
アイシンはこれからも、カーボンニュートラルの実現のため、世界のさまざまな地域のお客様のニーズに対応できるように、フルラインアップで電動化対応商品の開発を進めてまいります。
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