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Autotalks社とCellular-V2X向け計測ソリューションで協業【アンリツ】

2021年10月22日

  

Autotalks社とCellular-V2X向け計測ソリューションで協業

  

Autotalks社チップセットユーザーの製品品質と製造効率の向上を実現し、Cellular-V2Xの普及を促進

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、アンリツのユニバーサルワイヤレステストセット MT8870A/MT8872Aが、V2X(Vehicle-to-Everything)通信ソリューションのパイオニアで市場をリードするAutotalks社により、RF校正および検証試験機に承認されたことをお知らせいたします。

MT8870A/MT8872Aは、自動車の先進安全機能向けに設計されたAutotalks社 Cellular-V2Xチップセットの各種試験に対応しています。また、MT8870A/MT8872Aは長期において無線試験方法の確立に貢献してきました。この実績により、お客さまの自動運転システムに必要な無線評価方法の提供、初期開発から量産まで試験コストの最小化に貢献します。

弊社モバイルソリューション事業部長の安城真哉は、「Autotalks社と長期視点での協業を続けてきたことで今回の成果が生まれました。この成果により、Autotalks社のチップセットとソフトウェアをMT8870A/MT8872A RFテストソリューションと組み合わせることで、マルチデバイス試験を実現しています。これにより業界最短クラスの測定時間を実現し、競争が激化している市場に投資効率の良いテストソリューションを提供しています。」と述べています。

V2Xソリューションについてもっと詳しく

Autotalks社のマーケティングおよびビジネスデベロプメントのAPAC担当VPであるRam Shallom氏は、「安全に関わる技術を市場へ導入するには、正確かつ効率の良い試験ソリューションが必要です。アンリツと協力して、このようなソリューションをC-V2X業界に提供し、お客さまやパートナーの大量生産に向けた製造ラインの急速な立ち上がりを支援できることを嬉しく思います。」と述べています。

  

製品概要

ユニバーサルワイヤレステストセット MT8870A/MT8872Aは、各種無線通信機器、モジュールの量産用測定器です。

上限7.3 GHzのシームレスな周波数バンドと160 MHz帯域幅を有し、本体シャーシに4つの高性能テストユニットを搭載し、最大24個のRFテストポートを装備できます。それぞれのユニットで完全に独立した並列測定を実現しており、最大4台の無線通信機器、モジュールを同時かつ業界最高水準の速度で評価できます。

また、次世代のモバイルデバイスでは4G、5G、IEEE 802.11ax、Bluetooth 5の実装が一般的になりますが、MT8870A/MT8872Aは1台でこれらの無線通信方式を連続して試験することが可能であるため、試験コストを削減できます。

Autotalks社に関する詳しい情報はhttps://www.auto-talks.com/をご覧ください。

  

  

  

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