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フィリピン 南北通勤鉄道向け車両(「sustina」)の出荷開始について【総合車両製作所】
2021年10月22日
フィリピン 南北通勤鉄道向け車両(「sustina」)の出荷開始について
株式会社総合車両製作所(以下「J-TREC」)は、住友商事株式会社と共同でフィリピン共和国 運輸省(以下「DOTr」)から南北通勤鉄道事業 フェーズ1(マニラ市ツツバン~ブラカン州マロロス 区間)の車両納入パッケージ CP03(南北通勤鉄道向け鉄道車両納入プロジェクト、以下「本プロジ ェクト」)を受注していますが、このたびJ-TREC が製造した「sustina」ブランド※の鉄道車両(1 編成 8 両)を、2021 年10 月18 日より出荷開始しました。
出荷開始したフィリピン 南北通勤鉄道向け車両 |
※J-TREC は、ステンレス車両製造のパイオニアとして長年培ってきた技術・ノウハウを結集した 次世代ステンレス車両ブランドである「sustina」を国内外で積極的に展開し、納入しており、 本プロジェクトにおいても「sustina」を提供いたします。(「sustina」は、J-TREC が設計・製造する 次世代ステンレス車両のブランド名です。)
〇本プロジェクトは、国際協力機構(JICA)とフィリピンとの有償資金協力に基づき計画された日本
国政府開発援助事業です。
〇マニラ首都圏と周辺都市を南北に結ぶ「南北通勤鉄道計画」のうち、マニラ市ツツバンと北方の
ブラカン州マロロス区間(約 38 キロメートル)を走る鉄道車両 104 両(8 両×13 編成)を設計、
製造し、DOTr に納入します。
〇マニラ首都圏の交通ネットワーク強化を実現し、交通渋滞の緩和に寄与するプロジェクトです。
■本プロジェクト概要
案件名 :フィリピン南北通勤鉄道事業フェーズ1 CP03
(マニラ市ツツバン~ブラカン州マロロス区間)
顧客 :フィリピン共和国運輸省
契約内容:鉄道車両 104 両(8 両×13 編成)の設計、製造、試験、製品保証(Warranty 対応)、
予備品・特殊工具納品、運転シミュレーター納入、従業員トレーニング等
全体工期:42 カ月
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