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ザントフォールトで開催されたDTMで1-2-3フィニッシュを達成【アウディ ジャパン】
2012年8月28日
インゴルシュタット/ザントフォールト発、2012年8月26日
● 新型Audi A5 DTMで、シーズン2勝目を達成
● エドアルド モルタラが優勝、2位と3位はマイク ロッケンフェラーとマティアス エクストローム
● DTMの若手ドライバー、アドリエン タンベイが初ポイントを獲得
2012 DTMにおいて、アウディは1-2-3フィニッシュを達成した初のメーカーとなりました。オランダのザントフォールトで開催されたDTMで、エドアルド モルタラ(Playboy Audi A5 DTM)が、同じAudi A5 DTMを駆る同僚のマイク ロッケンフェラー(Schaeffler Audi A5 DTM)とマティアス エクストローム(Red Bull Audi A5 DTM)を抑えて優勝。これによって、すべての表彰台をアウディのチームが独占することになりました。
39,000人(週末の延べ人数)の観衆が見守る中、レースは非常に困難な条件の中で行なわれました。北海付近の雨雲がサーキットを通過したことにより、路面は完全なウェットとは程遠い状態ながら、レインタイヤに交換せざるを得ない状況となりました。「このような極めて難しい状況では、どのコーナーでスピンしても不思議はありません」と、シーズン2勝目を挙げ、ポイントリーダーのゲイリー パフェットとの差を35ポイントに縮めたエドアルド モルタラはコメントしています。「雨が降ったかと思うと、次の瞬間には止んでいるような状況でした。このようなレースで勝利できてたいへん嬉しいです。すばらしい仕事をしてくれた、アウディスポーツおよびアウディスポーツチームロズベルグの全スタッフに感謝しています。」
優勝したエドアルド モルタラは、マイク ロッケンフェラー(アウディスポーツ チームフェニックス)と激しい首位争いを繰り広げました。ロッケンフェラーがスタートで先行し、終始レースの主導権を握る展開となりました。しかし、雨が再び降り始めた32周目に、モルタラがロッケンフェラーとの差を縮め、有名な「ターザンコーナー」でオーバーテイクしてチェッカーを受けました。「不要なリスクを避けたかったのです」と、ロッケンフェラーはコメントしています。「雨が降り始めれば、前のマシンについて走る方が楽になります。エド(モルタラ)は、このアドバンテージをうまく利用したのです。」
マティアス エクストローム(アウディスポーツ チームアプトスポーツライン)が3位に入り、アウディは1-2-3フィニッシュを達成しています。このスウェーデン人ドライバーは、ポイントリーダーのゲイリー パフェットと息を呑むような激しいバトルを数周にわたって展開。確かな戦略と素早いピットストップにも助けられ、パフェットの前でゴールしています。
アウディにとってザントフォールトのレースはすばらしい1日となり、2004年にアウディがDTMに復帰して以来、6勝目を飾ることができました。「アウディのパフォーマンスの高さを示すことができました」と、アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは述べています。「今回のレースで、私たちは目標としていたポジションに戻ることができました。それは、常に優勝争いをするということです。ここザントフォールトで、アウディは、チーム全体としての強さを発揮したのです。すばらしい結果を出すために、ハードワークを続けてくれたスタッフに感謝しています。」
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