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eSync™アライアンス、車載用eSync OTAソフトウェアv2.0日本語資料を発表
2021年10月21日
eSync™アライアンス、車載用eSync OTAソフトウェアv2.0日本語資料を発表
⚫ 車載デバイスへの双方向Over-The-Air(OTA)パイプラインのセキュリティを保護
⚫ eSyncスペックv2.0の日本語概要資料(10P)が無料ダウンロード可能に
eSync™アライアンス(アメリカ・シリコンバレー)は、eSyncスペックv2.0をリリースしたことに伴い、このたび、新しいeSyncスペックv2.0の日本語の概要資料(全10ページ)が、eSyncアライアンスのウェブサイトより無料でダウンロード可能となりましたことをお知らせいたします。この新しいリリースでは、eSyncのデータ収集機能とOver-The-Air(OTA)ソフトウェア更新機能のサイバーセキュリティ仕様がさらに強化され、単一のパイプラインで完全な双方向通信が行われます。
eSyncソフトウェアプラットフォームは、サーバー/クライアント/エージェントのアーキテクチャに基づき、クラウドと車両内に配置された任意の数の電子端末デバイス間の安全なデータパスを提供します。複数のオペレーティングシステムとネットワーク/バスをまたいで動作し、車内のECUまたはスマートセンサーに接続することができます。
2019年4月にリリースされたeSyncアライアンスのv1.0仕様は、最近のさまざまな車両における複雑なネットワークにおける、末端デバイスへのソフトウェアのOver-The-Air(OTA)インストールに焦点を当てておりました。 OTAでのアップデートが可能になることで、修理工場に自分の車を持ち込まなければならない車の所有者の不便を避けると同時に、時間とお金も節約することが可能です。
新しい v2.0 は、無線で収集する診断データの仕様とガイドラインを拡張し、診断トラブルコード、長期間にわたり多数のデバイスから収集されたデータの一括データ転送、そしてセンサーからのストリーミングデータなどのショート・メッセージ データのアーキテクチャを提供し、自動車メーカーや Tier1 サプライヤーが製品を改善し、顧客に付加価値を提供する新しい機会を提供します。 また、v2.0仕様には、UNECE、NIST、NHTSA、ITUがサイバーセキュリティとデータプライバシーに対処して定義した規制要件と基準を満たすためのガイドラインも含まれています。
「eSyncは現在、100万台以上の車両で、3,000万機以上の車載デバイスに利用されており、すでにeSyncを3台目、4台目、さらには5台目の車種に展開している自動車メーカーもあります。」eSyncアライアンスのエグゼクティブ・ディレクターのマイク・ガードナー(Mike Gardner)は話しています。「これは、eSyncが具体的で定量化可能なメリットがあり、実用的で実行しやすい仕様であることを実証しています。」 eSyncアライアンスは、アルプスアルパイン、フォーレシア、Hella、モレックス、ZF、Aptivなどの大手自動車サプライヤーを含む協力会社のグローバルネットワークを通じて、コネクテッドカーのOTAアップデートとデータ収集を標準化するために設立されたイニシアチブです。アライアンスメンバーは、アーキテクチャ、機能動作、APIの標準化によって実現される、簡略化された開発環境のメリットを受けることが可能です。これにより、自動車メーカーやサプライヤーはエンドツーエンドのセキュリティを導入することが迅速かつ容易になります。
eSyncアライアンスのメンバーは、最新の仕様にアクセスできるだけでなく、プラグ・フェスト(開発者対象のイベント)に参加し、製品の準拠を実証する機会を持ち、チャーター・メンバーやプロモーター・メンバーはワークグループに参加し、仕様の開発と将来のロードマップに貢献することもできます。メンバーシップは、自動車OEM、Tier1企業、ソフトウェアおよびハードウェアベンダー、クラウドサービスプロバイダーを含むすべての企業に開放されています。
eSyncスペックv2.0の日本語概要資料(10ページ)は、eSyncアライアンスのウェブサイト ページよりhttps://esyncalliance.org/downloads/ より無料でダウンロードできます。
eSync™アライアンス(eSync™Alliance)について
eSync Alliance は、カーエレクトロニクス分野での Over-The-Air(OTA)のアップデートとデータ診断に 向けた複数企業によるソリューションを推進するオートモーティブ業界の標準化推進団体です。この標準により、自動車メーカーは将来的に 年間で数十億ドルを節約できる可能性があります。このアライアンスで協業することで、どの企業も、標準化され、なおかつ、カスタマイズ可能なオープンプラットフォームによる、シンプルな開発環境を利用できるようになります。アライアンスは、クラウドおよび組み込みコンポーネントの eSync™プラットフォームをベースと して、車載機器に安全なデータパイプラインを提供します。詳細については https://www.esyncalliance.org/をご覧ください。
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