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業界最小クラスのコンパクトな無線温度計測モジュール ワイヤレスで計測環境を阻害しない多チャンネル温度計測を実現【小野測器】
2021年10月18日
業界最小クラスのコンパクトな無線温度計測モジュール
ワイヤレスで計測環境を阻害しない多チャンネル温度計測を実現
電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(社長 大越 祐史)は、最大200チャンネルまで同時に計測できる無線温度計測システムの販売を開始いたします。
● 出荷開始:2021年11月26日(金)(予定)
【内容】
製品開発、生産の現場において、装置の温度や詳細な温度分布の測定は、使用エネルギーのロス改善に活用する重要な指標となります。また自動車をはじめとするモデルベース開発においても、モデル精度向上のためには、温度は非常に重要なパラメータです。
しかし、実際の温度を計測し、温度分布を把握するためには一度に多くの箇所の計測が必要です。その配線作業には多くの手間がかかり、信号ケーブルが計測環境に影響を与え、正しい計測ができない場合も多くあります。また、計測対象が可動する物や隔離された場所にある場合は、配線そのものが困難です。
当社は、これらの問題を解決するため業界最小クラスのコンパクトな無線温度計測モジュールを使用した多チャンネル無線温度計測システムを開発いたしました。
コンパクトな無線温度計測モジュールのため、設置や配線が困難な場所でも、短時間でセッティングを行い、計測環境を阻害しない温度計測が可能です。また、最大200チャンネルまで同時計測が可能で、詳細な温度分布の計測に最適なシステムです。
ワイヤレスで簡単に多チャンネルの温度変化を把握できる無線温度計測システムで、熱マネジメントから、省エネ、エネルギー効率向上まで、お客様の課題解決をサポートいたします。
【特長】
●コンパクトで軽量な無線温度計測モジュール
サイズは54 mm(W) × 13.2 mm(D) × 17.5 mm(H)、重さ11 gと非常に小型・軽量で設置場所を選びません。
熱電対ケーブルをつなぐことで隙間や狭い空間にも簡単に設置することができます。
●最大200チャンネルのリアルタイム同時計測
システム最大の200チャンネルでは、最速200 msの温度計測より、さまざまな分散した場所の温度変化を
リアルタイムに確認できます。また100チャンネル以下の場合は、最速100 msで温度計測が可能です。
●操作しやすく、わかりやすいソフトウェア
大きくわかりやすいボタンを採用し、快適な操作性を実現しました。
測定データだけではなく、温度計測モジュールの電波状態や電池残量も一目で確認することができます。
●API通信機能で外部機器と連携
フレキシブルなシステムの構築が可能でお客様所有の計測システムに組み込めます。
スタート、ストップなどの連動動作やデータ取得なども可能です。
ご提供いたします。また、お客様のご要望に応じたシステム提案も行います。
株式会社 小野測器 https://www.onosokki.co.jp/ お客様相談室: 0120-388841
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