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アジアクロスカントリーラリー2012、 横浜ゴムのGEOLANDAR装着車が2年連続で総合2位を獲得【横浜ゴム】
2012年8月24日
横浜ゴム㈱のSUV用タイヤ「GEOLANDAR(ジオランダー)」装着車が、アジア最大のFIA公認クロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2012」で総合2位を獲得した。昨年の総合2位、3位獲得に続き、「GEOLANDAR」の高い走破性と耐久性を実証した。今年は8月12日から5日間、タイ王国パタヤからカンボジア王国アンコールワットまでの約1,800kmを舞台に開催された。
総合2位を獲得したのは、T1D(市販車改造ディーゼル)クラスに参戦した森川金也選手でタイムは8時間58分01秒。森川選手は昨年に引き続き、2年連続の総合2位獲得となった。また、同じくT1Dクラスに参戦し、今年6回目の挑戦となった青木拓磨選手は総合6位でフィニッシュ。昨年の総合3位を含め、6年連続で完走を果たした。青木選手はロードレース世界選手権に参戦していたロードレースライダーだったがテスト中の事故で脊髄を損傷。そのため車両は脚での操作がいらない専用車両で参戦している。横浜ゴムが専用開発した車いす用エアーセルクッション「Medi-Air(メディエア)プロトタイプ」を使用した青木選手は「道の凹凸がひどい路面でも負担が少なく、安心して走行できました」とのコメントを残した。
また、同じく「GEOLANDAR」を装着して参戦した哀川翔監督率いる「Show Aikawa World Rally Team」は2台体制でT1G(市販車改造ガソリン)クラスに参戦。寺田昌弘選手が12時間45分39秒でクラス優勝を果たしたほか、哀川選手もクラス4位でゴールした。
「アジアクロスカントリーラリー」は1996年にアジア各国の国際親善と友好を目的にスタートしたイベントで、ダート、マッド、砂、ジャングル、山岳路、川越えなど多彩で過酷なコースが舞台になる。
GEOLANDARを装着した参戦車両と「Show Aikawa World Rally Team」のメンバー。左から茅原田哲郎選手、寺田昌弘選手、哀川翔監督、安東貞敏選手。
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