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大型土木・鉱山・砕石等で活躍する最大積載量95トンのダンプトラックを新発売【キャタピラージャパン】

2012年8月20日


キャタピラージャパン㈱(社長:竹内 紀行)は、大型土木工事のほか、鉱山・砕石における原石運搬などで活躍するCat 777G ダンプトラックを2012年8月20日より発売します。

Cat 777G ダンプトラック(最大積載量95.3トン)は現行モデルCat 777F ダンプトラックのフルモデルチェンジ機で、既に販売を開始しているCat773G(同52.2トン)、Cat775G(同60.6トン)の上位機種です。

今回のモデルチェンジでは、エンジントルク及びトルクライズ※を向上し、パワフルで粘り強い走りを実現。また、よりスムーズなシフトチェンジを実現する電子式トランスミッションクラッチ圧制御システム(ECPC)をはじめ、各種パワートレインを改良。こうした生産性・走行性の向上により、サイクルタイムの短縮を実現します。さらに、2種類のエコノミーモードなど、燃料消費量を抑制する各種システムの採用により優れた経済性を実現しています。このほか、車両管理に役立つバイタルインフォメーションシステム(VIMS)の標準装備や油圧機器系統フィルタの交換間隔延長などにより、メンテナンス性も向上しています。

Cat 777G ダンプトラックの主な特長は次のとおりです。

※ 定格時トルクに対する最大トルクの上昇の割合、エンジンの粘り強さを示す

Cat 777G ダンプトラックの主な特長

1. 高出力・低燃費エンジン

1. エンジントルク及びトルクライズをアップすることにより、優れた加速性と粘り強さを発揮するとともに、優れた燃費性能も実現したエンジンCat C32 ACERTを搭載。エレクトロニクスを駆使して燃料噴射量を制御することで、クリーンで低ランニングコスト、そして高い信頼性を実現したエンジンです。

※ 777Gはエンジンのグロス出力が560kWを超えているため、オフロード法の対象外

2.さらに進化したパワートレイン

1. 自動的に最適なクラッチ圧に制御することで、スムーズなシフトチェンジを実現し、優れた乗り心地を提供する電子式トランスミッションクラッチ圧制御システム(ECPC)を従来機に引き続き採用したことに加え、ECPCのソフトウェアを改良したことで、さらに乗り心地や走行性能が向上しています。

2. トラクションコントロールを標準装備。リアホイールに取り付けられたセンサが車両のスリップを検知すると自動的にスリップしているタイヤのブレーキが作動。足場の悪い走路でも高いけん引力を発揮します。

3.優れた経済性

1. 2種類のエコノミーモードを採用。①スタンダードエコノミーモードは、オペレータが現場の状況に合わせエンジンの最大出力を0.5~15%の範囲で減少させることが可能で、燃費最優先の現場に最適なモードです。また、②アダプティブエコノミーモードは、設定された速度を維持しつつ、エンジン出力を絞る走行ポイントと出力の低減率を自動設定することで低燃費を実現。作業量はそのままに燃費低減を図りたい現場に最適なモードです。

2. 前進ギヤに入れたままでアイドリングが一定時間経過すると、ニュートラルに近い状態にクラッチ圧を自動制御するオートニュートラルアイドル機能を採用。エンジンやトルクコンバータへの無駄な負荷を低減します。

3. 最高速度を任意に設定できるスピードリミット機能を搭載。車両は設定された速度に対して最も効率の良いギヤを自動で選択し、無駄な燃料消費を抑制します。

4.容易で効率的なメンテナンス

1. バイタルインフォメーションシステム(VIMS)を標準装備。車両の状態や機能を常にモニタリングすることが可能です。

2. 油圧機器系統フィルタの交換時間を従来の500時間から1000時間に延長し、メンテナンス性を向上しています。

3. ブレーキ磨耗インジケータを標準装備することにより、ブレーキ磨耗を容易にチェックでき、メンテナンス時間を大幅に短縮します。

4. 各タンクに装備されたオイルレベルゲージに加え、キャブ内のモニタでもオイルレベルのチェックが可能です。

Cat 777Gの主な仕様

標準販売価格

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