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減衰力調整式アブソーバーがトヨタの新型ランドクルーザーに採用【日立Astemo】
2021年8月30日
減衰力調整式アブソーバーがトヨタの新型ランドクルーザーに採用
日立Astemo株式会社(プレジデント&CEO:ブリス・コッホ/以下、日立Astemo)が株式会社アイシン (取締役社長:吉田 守孝/以下、アイシン)と共同開発した減衰力調整式アブソーバーが、6月に世界初公開されたトヨタ自動車株式会社(代表取締役社長:豊田章男/以下、トヨタ)、新型ランドクルーザーに採用されました。
このたび、トヨタの新型ランドクルーザーに採用された減衰力調整式アブソーバーは、アイシンと共同で開発したもので、通常、ショックアブソーバーにおいて「伸び」や「縮み」の減衰力調整を共通の機構で行っている仕組みを新たに個別の機構で調整することで、より適切な減衰力制御が可能となり、優れた操縦性と快適な乗り心地の両立を高いレベルで実現しています。さらに、従来はサスペンションの外側に取り付けられていた減衰力制御バルブをショックアブソーバーに内蔵することで構造の簡略化が可能となり、当社従来品比で体積を約20%低減し、車両搭載性を大幅に向上させるとともに、当社従来品比で重量を約30%軽量化しています。
日立Astemoは、安全性・快適性の向上や環境保全に寄与する先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、「社会価値」「環境価値」「経済価値」の3つの価値を引き上げ、持続可能な社会の実現とともに、人々のQuality of Lifeとお客さまの企業価値の向上に貢献していきます。
お問い合わせ先
日立Astemo株式会社
本社 : 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
事業内容: 自動車部品および輸送用ならびに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス
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