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インドJSWスチール社への自動車用鋼板の製造技術供与について【JFEスチール】

2012年8月20日

このたび当社は、インドの戦略的提携先であるJSWスチール社(JSW Steel Limited、本社:インド・ムンバイ、社長:サジャン・ジンダル、以下JSW社)に対し、2013年秋稼動予定のビジャヤナガール製鉄所 第二冷延工場(CRM-2)で製造される自動車用鋼板の製造技術供与を行うことでJSW社と合意し、契約を締結しました。

今回の契約は、インドに生産拠点を持つ各自動車メーカーの高度化・多様化する現地調達要請にお応えするために、ハイテンや『JAZ®』(*)を含む外板など多岐にわたる規格を供与対象としています。JSW社での一貫製造体制の構築を最終目標に見据えつつ、2013年秋稼動予定である連続式酸洗-冷間圧延ライン(PL-TCM:年産230万トン)・連続焼鈍ライン(CAL:年産190万トン)・溶融亜鉛めっきライン(CGL:年産40万トン)の操業および対象製品の製造技術を供与します。

インドの自動車市場は、長期にわたり持続的な成長が見込まれています。JSW社は、第二冷延工場からの製品供給体制を整備することにより、自動車鋼板市場への本格的な参入を図り、さらなる拡販を目指します。また当社は、インドの鋼材供給拠点としてのJSW社との提携を活用し、インド自動車用鋼板市場での成長戦略を一層具体的に推進してまいります。


(*)     『JAZ®(JFE Advanced Zinc)』 : 高潤滑性GA(合金化溶融亜鉛めっき)鋼板。溶融亜鉛めっきを行い、再加熱して亜鉛層を鉄と合金化させた鋼板。表面の合金化層により、金型との摩擦抵抗が低く、プレス成形性に優れる。



(補足資料)

JSWスチール社の概要


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