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新型「メルセデス・マイバッハ S クラス」を発表【メルセデス・ベンツ日本】

2021年6月29日

  

新型「メルセデス・マイバッハ S クラス」を発表

  

・洗練されたラグジュアリーを体現する至高のブランド「メルセデス・マイバッハ」
・「メルセデス・ベンツ」の最新の技術が実現する世界最高レベルの安全性、快適性、機能性と、
 「マイバッハ」の本質的なラグジュアリーの融合
・リアドアの電動開閉機能やアクティブロードノイズキャンセレーション機能*1など、
 さらに高められたショーファードリブンとしての機能
・路面の状況を読み取りサスペンションを調節するE-ACTIVEBODYCONTROL*2による快適な乗り心地

*1:全モデルにオプション装備
*2: メルセデス・マイバッハ S 580 4MATICにオプション装備

 メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、 新型メルセデス・マイバッハ S クラスを発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店 ネットワークを通じて先行予約の受付を開始します。なお、お客様への納車は本年 11 月以降を予定しております。

 1921年から美しいスタイルと贅を尽くした室内空間による圧倒的な高級感で人々を 魅了してきた伝説の名車「マイバッハ」。「究極の」「洗練されたラグジュアリー」を追求 する威厳と風格を備えたブランドとして現代に蘇ったのが、「メルセデス・マイバッハ」です。 メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、ゆったりとくつろげる室内空間に プレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材 を随所に採用した、新しい高級車の形です。

 「マイバッハ」の誕生から100年の時を経て誕生した新型メルセデス・マイバッハ Sクラスは、メルセデス・ベンツのフラッグシップであり、持てる最新技術の全てを 搭載した新型Sクラスのロングホイールベースモデルからさらにホイールベースを 180mmすることで後席の居住性が格段に向上しました。また、リアドアの電動開閉機能 やアクティブロードノイズキャンセレーション機能などショーファードリブンとしての快適性、 静粛性を追求した最新技術の数々を採用しました。さらに、レザーに施された専用 のステッチや使用面積が大幅に増加したインテリアのウッドトリムなどにより、 ラグジュアリーを極めたアピアランスが特徴です。

  

エクステリアデザイン

 エクステリアデザインはクラシックな3ボックスセダンを基調に、フロントのショート オーバーハングとリヤのロングオーバーハングというセダンの伝統的様式に沿った 完璧なプロポーションを備えています。

 クロームフィンを中央に配したボンネットやメルセデス・マイバッハ専用のフロント グリルは、荘厳とした雰囲気を醸し出し、縦に走る立体的なトリムが際立ったフロント グリルには、中央上部のクローム部分にブランド名の一部である「MAYBACH」の文字 が刻まれています。クロームで仕上げられたフロントバンパーのエアインテークは 左右方向のボリュームを強調しています。

 新型Sクラスよりホイールベースを180mm延長していますが、乗降性の向上も図った リアドアとより垂直に近い角度のCピラーにより、バランスの取れたサイドビューとなって います。Cピラーにはサイドトリムに溶け込むフレームによって囲まれた固定型の クォーターライトと、このクルマの特別なステータスを強調するマイバッハブランドの エンブレムを配置しています。ドアハンドルは格納型とし、空力性能の向上とともに、 シンプルでクリーンなデザイン性に寄与しています。威厳をもたらす20インチの鍛造の ディッシュタイプアルミホイールを標準装備とし、オプションで21インチの鍛造マルチ スポークのアルミホイール*3が選択可能です。また、フロントドアを開いた際に、 足元の地面にマイバッハブランドのエンブレムをLEDで投影するブランドロゴ プロジェクターライトを採用しています。
*3: リア・アクスルステアリングの最大操舵角が4.5度に制限されます。

 リアにはツーピース型コンビネーションランプを備えています。メルセデス・マイバッハ Sクラスでは内部にライトを追加するとともに、一部が動的に点灯する機能が与えられた ことにより、夜間走行時には特有の見栄えを演出します。リアバンパーとエグゾースト エンドも専用の意匠とし、落ち着きと重厚感のあるリアエンドデザインとなりました。

 今後オプションとして導入を予定しているツートーンボディカラーは、作業をカスタム 塗装工場で実施し、ボディが通常の生産ラインに戻るまでに最長で1週間かかります。 ツートーンカラーの塗装工程のはじめは、通常の塗装工程を使いトップコートとクリア コートを静電塗装したのち、カスタム塗装工場へ送ります。ここでボディシェル全体 に手作業による研磨を施しクリーニングしてから難易度の高いマスキングの工程に 移ります。マスキングもすべて手作業で、位置決めやわずか4mmの分割ラインなど、 熟練工による繊細な仕事が繰り返されます。ドア部分の作業時には重りを使って荷重を かけて行います。後の工程でドアに装着される部品やトリムなどと同じ重量にする ことで下がり代を調整することで、完成時には側面とドアの分割線がきっちりと揃う ことになります。ボディと分割ラインは触ってもわからないよう仕上げますが、担当者が 満足できなかった場合にはボディ全体をふたたび研磨してトップコートとクリアコートの 静電塗装をあらためて行います。こうした緻密かつ丁寧な作業には、通常の塗装より 約1週間多く費やされます。

  

インテリアデザイン
 インテリアは、デジタルとアナログとラグジュアリーの融合と調和が図られており、 先進技術の象徴ともいうべき大型有機ELメディアディスプレイと高級素材や精巧な クラフトマンシップが独特で上質な室内空間を作り上げています。

 12.3インチのコックピットディスプレイの表示モード「マイバッハ」では、メルセデス・ マイバッハのステータスをアピールするブランドカラーのローズゴールドが、メーターの 周囲と指針にあしらわれています。システム始動時にはコクピットディスプレイと メディアディスプレイに専用のアニメーションを表示します。

 アンビエントライトには新たにメルセデス・マイバッハ Sクラス専用の「ロースゴールド ホワイト」と「アメジストグロー」の2色が加わります。

 シートは新型Sクラスを踏襲した上で、ダイヤモンドパターンとダブルシームを加え、 前席バックレストの背面は上質なウッドパネルとアンビエントライトを採用し、高級 家具のような雰囲気を醸し出しています。ファーストクラスパッケージ(4人乗り仕様) を選択した場合、後席を包み込むようにインテリアウッドトリムが配置され、高級感 を演出します。

 アクセルペダルとブレーキペダル、ヘッドレストクッション、フロントシートバック レストにはマイバッハブランドのエンブレムがあしらわれ*4、ステアリングホイールや イルミネーテッドステップカバーには「MAYBACH」の文字が刻まれています。
*4: ファーストクラスパッケージ(4人乗り仕様)選択時は左右リアシートバックレストの間のインテリアウッド トリム部にも追加されます。

  

後席の快適性
 新型メルセデス・マイバッハ Sクラスは新型Sクラスのロングモデルよりもホイール ベースが180mm*5長くなっており、その延長分のすべてが後席の拡充に充てられて います。後席左右のエグゼクティブシートは座面とバックレストを別々に調整すること ができ、バックレストのリクライニング角度は最大43.5度、もっとも起こした角度は 19度に設定しています。リクライニングポジションにした場合、着座認識機能が誰も 着座していないことを確認すれば助手席シートは自動的に前方へ移動します。 助手席のバックレストは改良型のヘッドレストにより従来よりもさらに前方へ26度 倒れるようになり、後席から前方への視界が広がりました。フットレストを助手席側 背面に、レッグレストを左右後席下にそれぞれ設け*6、両者を使うと身体のほぼ全体 を支える快適なリクライニングポジションとなります。レッグレストは調整範囲が従来と 比べて約50mm拡大し、新たにふくらはぎのリラクゼーション機能を備えています。

 また、4人乗り仕様のファーストクラスパッケージ*7を選択すると、後席が左右独立 シートとなり、クーリングボックス、格納式テーブルやシャンパングラスも装備されます。

 さらに、サスペンションやパワートレインのセッティングを切り替えることが可能な DINAMIC SELECTには新たに「 Comfort 」モードよりさらに快適性を重視した 「MAYBACH」モードを設定しました。
*5: 欧州参考値
*6: 後席左右には違いがあります。レッグレストは左右ともに装備され、フットレストは助手席側後席のみに装 備されます。
*7: 全モデルにオプション装備

  

リアドアの電動開閉機能(後席コンフォートドア)
 後席ドアに電動開閉機能を標準装備として採用しています。ホイールベースを 延長したことによりリアドアも大きく重くなっていますが、これを装備することで例えば 傾斜のある路面でも容易に開閉することができます。アクティブブラインドスポット アシストがMBUXに統合されてので、後方から近づく他の歩行者を件検知するとドア 機能を自動的に停止するなど、開閉時の安全性にも配慮しています。後席コンフォ ートドアは、ルーフライナーに設置したプッシュスイッチで開閉したり、車外ドアハン ドルのセンサー部に触れて閉めるなど、複数の開閉方式に対応しています。

 リアドアには、ドアの開度を規制しないドアチェックアームと動力式カップリング、 追加のドア制御装置などが搭載されています。そのため、開発過程では通常のドア とは異なる広範囲に及ぶテストを行いました。さまざまな天候が再現できる「気候室」 でのテストをはじめ、音響特性や安全機能についても徹底したテストを実施しました。

  

アクティブロードノイズキャンセレーション機能*8とノイズ低減
 高い静粛性を実現した新型Sクラスに加えて、リアホイールハウス周辺部に発泡 吸音材を追加、Cピラーのクォーターライトに使用する合わせガラスの厚みを増し、 さらにノイズ軽減タイヤを採用するなど、追加のノイズ低減技術が採用されています。

 また、アクティブノイズキャンセレーション機能を使用することにより、さらに静かな 室内空間とすることに成功しました。アクティブノイズキャンセレーション機能は、 ヘッドフォンのノイズキャンセリング機能に似た仕組みで、逆位相の音波を発生させて 主に不快な低周波ノイズを低減します。音の再生にはBrumester®4Dサラウンド システム*8の低音スピーカーを用いますが乗員の耳には聞こえません。サスペンション システムの6つの加速度センサーから得た基準信号をもとに専用のアルゴリズムに よって必要となる逆位相波をあらかじめ計算し、実際のノイズに遅れることなく打ち消す 仕組みとなっています。20km/h以下の低速域や180km/h以上でウインドウノイズ が主なノイズとなった場合には自動的に作動を停止します。また、サイドウインドウ やスライディングルーフが開いているときも逆位相波は発生しません。
*8 : 全モデルにオプション装備(Burmester® 4Dサラウンドサウンドシステム選択時)

  

後席の安全性
 後席左右の「SRS*9 リアエアバッグ」を搭載し、後席の乗員の安全性の向上を図りました。 このエアバッグは前席のシートバックの裏側に格納されており、万が一の事故を検知し、 後席の乗員を守るべく展開されます。シートベルトの拘束機能を補完し、乗員の 頭や首を支えることで、負荷を大きく軽減します。エアバッグの外縁部はチューブ状 となっており、ガスによって強く膨張する一方その内側となる中央部は周囲の空気 を取り込んで柔らかく膨張します。これにより、乗員の体格やチャイルドシートの有無 など様々な状況に柔軟に対応して効果を発揮します。これを万が一の事故の際、 膨張させることで表面積を増加し、乗員の傷害の可能性を減らす「SRS*9ベルトバッグ」 および座面の前部を跳ね上げることで前面衝突時の乗員の潜り込みを防止する 「クッションエアバッグ」と組み合わせることで、より一層後席の安全性を高めています。

 また、シートベルトフィーダーが後席左右に採用されます。シートベルトフィーダーは シートベルトの着用を自然な形で促すもので、バックレスト上部に装備されています。 リアの左右席のいずれかに着座すると、ベルトフィーダーが自動でシートベルトを 手の届きやすい位置まで送り出してくれます。ベルトをバックルに差し込むか一定の 時間が経過するともとの位置に戻り、走行中には作動しません。
*9: SRSはSupplemental Restraint System(乗員保護補助装置)の略称です。

  

E-ACTIVE BODY CONTROL*10
 メルセデス・マイバッハ S 580 4MATICはフルアクティブサスペンションのE-ACTIVE BODY CONTROLをオプションで選択することが可能です。AIRMATICのシステムをベース に4輪それぞれに48V対応のアクチェーターを追加、スプリングレートとダンパーの 減衰力を個別制御することができです。

 ロードサーフェススキャンはステレオカメラで前方の路面のアンジュレーションを モニターし、あらかじめダンパーの減衰力を演算して準備する機能で、これにより タイヤへの初期入力から適切に減衰させるとともに、ばね上にその振動を極力伝えず フラットな乗り心地を提供できます。ダイナミックカーブ機能のCURVEでは、コーナ リング時のロールによるばね上の傾きを修正し水平になるよう制御します。

 また、衝突安全性に寄与する機能も採用されており、側面衝突の可能性があると クルマ側が判断すると、運転席/助手席のバックレストのサイドサポートに内蔵された エアクッションが膨張してドアと乗員の間をサポートするだけでなく、E-ACTIVE BODY Page 5 CONTROLが瞬時に車高をあげ、頑強な構造部分であるサイドシルでも衝撃力が 受け止められるよう にします。
*10: メルセデス・マイバッハ S 580 4MATICにオプション装備

  

四輪駆動 4MATIC とリア・アクスルステアリング*11
 全モデルで、「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を採用しました。1速から 9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れた エネルギー効率と快適性を実現しました。そして、全モデルで四輪駆動システム 「4MATIC」を採用し、どのような路面状況でも安定した走行が可能になっています。

 従来、大型なボディを有するメルセデス・マイバッハ Sクラスでの四輪駆動システムの 採用は、後輪駆動と比較して小回りが効きづらくなるというデメリットを伴いましたが 後輪操舵システム「リア・アクスルステアリング」を採用することで、そのデメリットを 解消しています。駐車の際などの非常に低速な範囲では最大約10度、リアホイールを 傾け、駐車時の小回りや、アクティブパーキングアシスト使用時に縦列駐車から発 進時の斜め前方への移動などの利便性を高めます。約60km/h以下では、リアホ イールをフロントホイールとは逆方向に最大4.5度傾け、日常の走行シーンでの取 り回しが向上します。約60km/hを超えると、リアホイールをフロントホイールと 同じ方向に最大3度操舵することで、走行安定性を大きく高めます。このリア・アクスル ステアリングの採用により、従来のメルセデスの美徳である小回り性能を犠牲にしない だけではなく、中高速域での安定性や四輪駆動によるメリットも全て並立させています。

• 駐車モード:フロントホイールと逆方向および同方向に最大 10 度(微速)
• シティモード:フロントホイールと逆方向に最大 4.5 度
 (約 60km/h 以下)
• 高速域での走行安定性:フロントホイールと同方向に最大 2.5 度
 (約 120km/h 以上)
• ドライビングダイナミクス向上:フロントホイールと同方向または逆方向に
 最大 3 度まで。 (約 60-120km/h)
*11: 数値は全て 欧州参考値

  

パワートレイン*12
 新型メルセデス・マイバッハSクラスには2種類のエンジンを用意しています。 メルセデス・マイバッハS 580 4MATICには3982ccのV型8気筒ツインターボエンジン 「M176」に48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター) を組み合わせたユニットを採用しています。エンジン単体の最高出力は503PS (370kW)、最大トルクは700N・mですが、ISGにより20PS(15kW)と200N・mを短時間 発生することが可能です。低中負荷域で気筒休止する機構も備えており、燃費性能 にも配慮をしています。

 メルセデス・マイバッハS 680 4MATICが搭載するのはメルセデス・ベンツのフラッグ シップエンジンとも言える5980ccのV型12気筒ツインターボエンジン「M279」です。 最高出力612PS(450kW)、最大トルク900N・mという余裕あるパワースペックを 備えています。

 いずれのエンジンも、9G-TRONICのトランスミッションと4輪駆動システムの4MATIC を組み合わせ、必要以上にエンジン回転数を上げることなく快適な走行性能を 実現しつつ、前後の駆動力配分を常に最適化しています。
*12: 数値は全て 欧州参考値

  

ラインアップ

メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。


*13: 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
   また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
   メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。
*14: ISG は Integrated Starter Generator の略称です。

 なお、新型メルセデス・マイバッハ Sクラスには、新車購入から3年間、一般保証修理 /定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/ 地図データ更新*15が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ ケア」が適用されます。

 また、メルセデス・ケア期間中には、ご希望のモデルを3回無料でご利用いただける 週末貸出サービス「シェアカー・プラス」もご利用頂くことが可能です。

 メルセデス・ケア終了後も引き続き2年間、一般保証、定期メンテナンスや24時間 ツーリングサポートをご利用いただける有償のサービスプログラム「メンテナンス& 保証プラス*16」をご用意しています。
*15: 地図データの更新には Mercedes me connect サービスのアクティベーションが必要となります。
*16: メンテナンスサービスは総走行距離 75,000km までで終了となります。

  

新型メルセデス・マイバッハ S クラスに搭載される、その他の主要な新機能
生体認証によるシートポジション等の設定

 ドライバーの顔*17、指紋、声の3種類いずれかの生態認証もしくはPINコードによる、 計4種類の認証が可能です。どれか一種類の認証により、シート、ステアリング、 サイドミラーのポジションやコックピットディスプレイの表示スタイル、ペアリングした 携帯情報端末、ナビゲーションのお気に入り設定などを統合して読み込むことが できます。*18*19

 また、助手席や後席左右も、声、もしくはPINコードによる認証が可能で、シート ポジションなどの読み込みが可能です。
*17: 全モデルにオプション装備
*18: 認証せず、全て個別に手動で設定することも可能です。
*19: マスク等を装着していると顔認証は使用できません。

  

ARナビゲーションをフロントウィンドウに表示
 AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーションを有機ELメディアディスプレイ だけではなく、フロントウィンドウに投影するシステムをメーカー純正オプション*20で 選択することができます。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に 進むべき道路がハイライトされますが、それに加えて、車両の前面に広がる現実の 景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示 されます。さらに、フロントウィンドウのヘッドアップディスプレイ上には、進むべき道路が 約10m先の景色に重ねて矢印で表示されます。車の進行方向が変わると、それに 従って矢印も動き、常にどの方向に進むべきかを分かりやすく表示します。これにより、 目線を逸らさず、より直感的にどの道路に進むべきかを判断することができます*21
*20: 全モデルにオプション装備
*21: ARナビゲーション、ヘッドアップディスプレイともに、オン/オフの切り替えが可能です。ARナビゲーションをオフにした場合、
   従来どおり、有機ELメディアディスプレイ上に地図上の道路をハイライトする画面が表示可能です。
   また、オンの場合は、ARナビゲーションと従来のナビゲーションが同時に表示されます。

  

3Dコックピットディスプレイ
 インストゥルメントクラスターは、速度計などの表示が立体的に見える、「3Dコック ピットディスプレイ」を採用しました*22。ドライバー側を向いた2つの専用カメラによっ てドライバーの左右それぞれの視線を追跡する技術により、特殊なメガネを使用せず にドライバーに3D映像を見せることが可能になりました。ドライバーの視線が動い た場合、この視線追跡技術によりディスプレイに映る映像を瞬時に連続的に変化さ せることで、常に3D表示を維持することが可能です。コックピットディスプレイおよび 有機ELメディアディスプレイの表示デザインは、4つの表示スタイル(ジェントル、 スポーティ、マイバッハ、クラシック)と3つのモード(ナビゲーション、アシスト、サービス) の中から選択することでカスタマイズが可能です。
*22: 全モデルにオプション装備

  

MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)
 12.3インチのワイドディスプレイを採用するインストゥルメントクラスターと、12.8インチの 縦型有機EL(OLED)ディスプレイを採用するセンターディスプレイの2画面を標準装備 しています。有機ELディスプレイは、日照が眩しいような状況下であっても視認が容易 であることや、表示がない状況での黒の表現力、省電力性能などに優位性があり、 採用されました。さらに後席左右に11.6インチの後席ディスプレイが装備され、個々 の乗員の利便性を最大化します。

 また、2018年から順次各モデルに搭載し、熟成が進められてきた、対話型インフォ テインメントシステム「MBUX」が、さらに進化しました。ボイスコントロールは 「Hi ハイ , Mercedes メルセデス 」をキーワードとして起動します。音声認識機能は多くのインフォテイン メント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報) に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応して います。また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにある タッチコントロールボタンでも様々な操作をすることが可能です。ドライバーの好みや 運転状況に応じて使い分けることが可能で、安全なドライブに寄与します。今回初めて、 前後席それぞれ左右計4席のどの席から発話されているかを聞き分け、アンビエント ライトでその席をハイライトします。そして、発話者のゾーンのみ温度設定を変更したり、 エンターテインメントシステムを操作するなど、それぞれの席に紐づいたコマンドを 実行することができます。

 「MBUXインテリア・アシスタント*23」も採用され、手のジェスチャーで様々な操作が 可能になりました。例えば、Vサインによって、お気に入りの機能のショートカットが 有機ELメディアディスプレイに表示できたり、リーディングライトやサーチライトの オン・オフやパノラミックスライディングルーフとサンシェードの開閉、ドライバーが バックギアにシフトして後ろを振り返るとリアウィンドウの電動ブラインドが自動で 開くなど、利便性が向上しています。

 さらに、後席左右に装備される11.6インチディスプレイは、テレビや映画、音楽を 鑑賞できるほか、目的地の設定や車両機能の設定などの機能がタッチスクリーン および専用のリモコンで操作することができます。例えば前席ではテレビ、後席右側 では映画*24、後席左側ではラジオなど、それぞれ別のプログラムを楽しむことが可能で、 後席には無線ヘッドフォンが2つ装備されます。また、前席の有機ELメディアディス プレイで選択したプログラムを、画面上で後席にドラッグすることで、そのプログラムを シェアすることができるなど、スマートフォンのような直感的な操作が可能です。
*23: 一部の内装色選択時には、この機能はご利用いただけません。
*24: HDMI接続での映像入力が別途必要になります。

  

テレマティクスサービス「Mercedes me connect」を標準設定
 自動車が通信することによりお客様の利便性を向上する先進的なテレマティクス サービス「Mercedes me connect」は、「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間 無償でご提供する「安心安全サービス」、Send2Carなどを3年間無償でご提供する 「快適サービス」、メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービスを1年間無償で ご提供する「おもてなしサービス」の3つのサービスカテゴリーから構成されます。

「安心安全サービス」
 - 24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー展開時)
  または車内にあるSOSボタン押下時に、コールセンターが消防に連絡します。
 - 24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、meボタンを押下すると
  ツーリングサポートセンターにつながります。

「快適サービス」
 - リモートウィンドウ&サンルーフコントロール:スマートフォンの操作でウィンドウや
  スライディングルーフの開閉ができます。
 - リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両ドアのロック、アンロックができます。
 - リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の状態をアプリ等で確認できます。
 - 駐車位置検索:駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示します。
 - Send2Car: スマートフォンから、ナビゲ―ションの目的地を遠隔設定できます。
 - ナビゲーションサービス: 天気や駐車場の満空情報を地図上に表示することや、USB オンデマンド地図更新を
  ご利用頂けます。

「おもてなしサービス」
 - メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービス:車内から専用ボタンを押すだけで
  専門のオペレーターが24時間365日対応します。
  ✓ 車載された通信モジュールを利用し、ナビゲーションの目的地を設定
  ✓ レストランやホテル等の検索・予約サポート*25
  ✓ メルセデス・ベンツ正規販売店の検索・ご案内
  ✓ 緊急時の病院の案内 など
*25: 予約のサポートは、原則として、仮予約のみであり、仮予約の変更もしくはキャンセルまたは本予約の成立、変更もしくはキャンセルに
   ついては、お客様ご自身が、レストランやホテルと直接連絡を取り、所定の手続を取っていただくことが必要です。

  

新型メルセデス・マイバッハ S クラスに搭載される安全運転支援システム詳細説明
「インテリジェントドライブ」

進化した「レーダーセーフティパッケージ」

 ・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)<機能強化>
 ・アクティブステアリングアシスト<機能強化>

 「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付) *26」は、 ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーにより、高速道路や 一般道などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節します。 減速が必要な場合、アクセルおよびブレーキを自動調整してスムーズに減速し、 先行車が停止した場合は自車も停止します。また、停止している先行車の検知も 可能です。先行車および停止中の車両との距離が突然縮まった場合には、 警告灯と警告音でドライバーに知らせます。

 自動再発進機能も備わり、高速道路での渋滞時に自動停止した際、30秒以内に 先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進 します(一般道では 3 秒以内)。30 秒以上停止していた場合は、アクセルを軽く踏む、 またはステアリング上のスイッチを使用して再発進が可能です。

 「アクティブステアリングアシスト」は、車線のカーブと先行車を、車線が不明瞭な 道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作を アシスト*27します。

 今回の機能強化では、停止している先行車の検知が 100km/h まで可能と なったほか、360 度カメラシステムによる車線認識機能を追加し、対応が可能 なカーブが増えたり、高速道路上で今まで以上に精密に車線中央を維持する ことができるようになりました。
*26: アクティブディスタンス・ディストロニック(自動再発進機能付)作動速度範囲:0~約 210km/h
   設定可能速度範囲:約 20~210km/h
*27: 車線が不明瞭な場合のアクティブステアリングアシスト作動範囲:0~約 130km/h

 ・ 渋滞時緊急ブレーキ機能
 ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーで、先行車およびその左右の 車線を監視します。突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突 の危険を検知します。その左右などに回避スペースが無いと判断すると、 即座に自動ブレーキが作動し、衝突回避または被害軽減を図ります。回避 スペースがある場合は、ドライバーの回避操作を優先します。ただし、ドライバーが 反応しない、または回避操作が遅れて衝突が回避できないと判断した場合には、 即座に自動ブレーキが作動します。さらに、渋滞末尾で回避操作を行う空間的 余裕がない危険な状況を検知して、通常よりはるかに早い段階でブレーキを 自動で作動させる機能も搭載しました。

 ・アクティブレーンチェンジングアシスト<機能強化>
 高速道路を走行時にアクティブステアリングアシストが起動している際に、 ドライバーがウインカーを点滅させると 3 秒後に車両周囲を監視している センサーが他の車両などとの衝突の危険が無いことを確認し、安全が確認 された場合に自動で車線を変更します。
*28: 作動速度範囲:約 80km/h~180km/h (一般道での利用不可)

 ・アクティブエマージェンシーストップアシスト<機能強化>
 ドライバーが周囲の道路状況に反応しなくなってからかなりの時間が経過している と判断した場合、警告灯と音によって警告し、それでもドライバーによるステア リング、アクセル/ブレーキなどの操作の反応が無い場合は、さらに警告音を 鳴らしながら、緩やかに減速して停止します。また、車両停止後は自動的に パーキングブレーキがかかることで、後方からの衝突による二次災害を防止 します。さらに、停止後 10 秒で緊急通報を行うとともに、外部からの救出を 容易にするため、停止後 20 秒で自動開錠します。今回の改良では、アクティブ ディスタンスアシスト・ディストロニック とアクティブステアリングアシストが 使用されていない場合でも、作動するようになりました。

 ・アクティブブレーキアシスト
  (歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付) <機能強化>

 先行車、飛び出し車両、歩行者などと衝突のおそれがあるかどうかを確認。 衝突が近いと判断すると、表示および音でドライバーに警告します。ブレーキ ペダルの踏み込みが弱すぎる場合は、状況に応じてブレーキ圧を高めて支援 するほか、ドライバーが対処しない場合は自動緊急ブレーキを起動します。今回の 改良では、交差点や曲がり角での右左折の際に、対向、飛び出し、巻き込み などにより、自動車、自転車及び歩行者と衝突する危険がある場合、警告や 自動ブレーキが作動するようになりました*29。また、直線走行時の飛び出し 検知機能の上限速度が従来の約70km/hから120km/hとなりました。
*29: 右折の場合、センターライン(実線、破線、白色、黄色いずれでも可)のある道路で、ドライバーによる進路変更の
   意思表示があり(ウインカー操作)、かつ車線境界を越えずに車両を停止させることが可能な場合に作動します。
*30: 作動速度範囲:約 7~250km/h
*31: 直線走行時の飛び出し検知機能 作動減速範囲:約 7-120km/h
*32: 右左折時の飛び出し検知機能 作動減速範囲:約 3-15km/h
*33: 作動速度範囲は、気象条件や道路状況等により変動することがあります。

 ・ 緊急回避補助システム<機能強化>
 車両前方にいる車道横断中の歩行者などとの衝突の危険を検知すると、 システムが正確なステアリングトルクを計算して、ドライバーのステアリング 操作をアシストします。また、回避後の車線復帰も同様にサポートします。 今回の改良では、自車と同じ方向や反対方向に進む歩行者や自転車を含む 車両も検知するようになりました。また上限速度も約 70km/h から約 108km/h となりました。
*34: 作動速度範囲:約 20~108km/h

 ・ トラフィックサインアシスト
 一般道や高速道路を走行中、カメラが制限速度などの標識を読み取り、 ディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに 注意を促す機能も搭載します。

 ・ アクティブレーンキーピングアシスト<機能強化>
 フロントウィンドウのステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロント ホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させて ドライバーに警告します。ドライバーが反応しない場合は車両を車線内に戻そう とします。なお、破線の車線走行時には隣車線の車両もしくは対向車と衝突 の危険がある場合にのみ作動します。今回の改良では芝などの路肩に対しても 反応するようになりました。またメニューで 3 段階で感度が調整できるように なりました。さらに、作動時にアクティブアンビエントライトやヘッドアップディス プレイ*36によって、強調警告がされます。
*35: 作動速度範囲:約 60km/h~250km/h
*36: 全モデルにオプション装備

 ・ アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)<機能強化>
リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで 見えない死角エリアに車両や自転車がいることを警告します。さらに、30km/h 以上で走行している際に側面衝突の危険がある時にはブレーキを自動制御して、 危険回避をサポートします。追い越し車線に移ろうとして斜め後ろにいる車両 に気づかなかったときなど、ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な走行 を支援します。今回の改良では、停車時*39 にドアを開けようとした際、後方から 障害物が迫っている場合の警告機能を採用しました。2km 以上で後方から 歩行者や自転車、自動車などが近づいている場合、ドアミラー外側にある 警告表示灯が赤く点灯します。さらに、乗員がドアハンドルに手をかけようとする 動作を検知*41し、アクティブアンビエントライトによって、強調警告がされます。
*37: 作動速度範囲:約 8~200km/h
*38: 自動コース修正作動減速範囲:約 30~200km/h
*39: エンジンを停止した場合、エンジン停止から3分間作動します。
*40: 対象物と自車の速度差が大きいなど、状況によって作動しない場合があります。
*41: 一部の内装色選択時には、この機能はご利用いただけません。

 ・ PRE-SAFE®360°<機能強化>
 「PRE-SAFE®プラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)」はリアバンパー に設置されたレーダーセンサーが後方のクルマを監視して車間距離と接近速度 から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車 のドライバーに警告するとともに、インジケーターによりドライバーに警告します。 自車が停止中で後続車が十分に減速しない場合は、後方からの衝突に備えて ブレーキ圧を高めます。これにより玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートします。さらにシートベルトテンショナーも作動させ、衝撃の影響の 低減を図ります。

 今回の改良で導入される「PRE-SAFE®インパルスサイド」はフロントバンパー 外側のレーダーセンサーが、側面衝突が不可避であることを検知すると、 衝突側前席バックレストのサイドサポートに内蔵されたエアチャンバーが瞬時に 膨張します。乗員をドアから遠ざけることで衝撃の軽減を図ります。さらに E-ACTIVE BODY CONTROL*42が瞬時に車高をあげ、頑強な構造部分であるサイド シルでも衝撃力が受け止められるようにします。
*42: メルセデス・マイバッハ S 580 4MATIC にオプション装備

 ・ PRE-SAFE®サウンド
 システムが不可避の衝突を検知すると、車両のスピーカーから鼓膜の振動 を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝えるあぶみ骨筋の反射収縮 反応を引き起こします。この収縮によって衝撃音の内耳への伝達を軽減します。

ドライバーを支援するその他のシステム
 ・ ドライブアウェイアシスト
 車両前方もしくは後方 1m以内に障害物があり、その方向に進むギアを選択 した場合、アクセルを強く踏んでも 2km/h 以上の速度が出ず、警告音により 障害物が近くにあることをドライバーに知らせることで、誤操作の可能性が あることを警告します。
*43: 停止した際に、一旦 P にシフトした後、D か R に入れる必要があります。通常走行中に停止し、P にシフトせずに
   再発進をする場合は、本機能は作動しません。
*44: 2km/h で走行し、警告にも関わらずドライバーがブレーキを踏まない場合は障害物に衝突します。
*45: 停止した際に障害物から 1m 以上離れている場合、本機能は作動しません。

 ・ アテンションアシスト<機能強化>
 ドライバーが眠気を催したり、注意力散漫になったりする場合に現れる典型的な 兆候を検知し、休息をとるよう促す警告メッセージを表示します。今回の機能 強化では、マイクロスリープ警告の機能を新たに追加しました*46。コックピット ディスプレイ内蔵のカメラでドライバーのまぶたの動きを監視するものです。 なお、マイクロスリープ警告機能は 20km/h 以上で有効となります。
*46: 全モデルにオプション装備

 ・ DIGITAL ライト(ウルトラハイビーム付き)
 左右のヘッドライトの DIGITAL ライトは、それぞれ照明モジュール 1 つを備えて います。このモジュールは 3個のきわめて強力な LEDで構成され、130万個の 微小な鏡により光を屈折させることで照射方向を定めます。このため、片側の ヘッドライトあたりの解像度は 130 万画素となりますが、鏡が占める面積は親 指の爪ほどの大きさです。この革新的なヘッドライトは、凹面レンズや「DIGITAL LIGHT」のレタリング、ブルーに光る下面の化粧パネルも装備され、デザイン性 も高められています。

 ヘッドライト片側で 130 万のエリアに分割可能な光を照射するため、きわめて 正確な配光が可能となりました。これにより、ハイビームアシストが対向車や 道路標識に光が当たらないように調整する場合の精度が、従来の 84 画素の 光に比べて大きく向上しています。明暗の境界や他のすべての適応型照明機能 の配光についても精度が大きく高まっており、フォグライトモードやハイウェイ ライト、シティライトなどの照明が最大限効果的なものとなりました。

  

※本プレスリリースに記載されている仕様およびメーカー希望小売価格は、発行日現在の内容です。

  

  

  

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#2021年7月1日