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日本における四輪車部品生産体制の進化について【本田技研工業】
2021年6月4日
日本における四輪車部品生産体制の進化について
Hondaは、世界の自動車産業を取り巻く急激な環境変化へ対応するため、四輪車のエンジンやミッションの部品を製造するパワートレインユニット製造部(栃木県真岡市)における生産を2025年中に終了することを決定しました。
パワートレインユニット製造部は、エンジンバルブの生産からスタートし、クランクシャフトやドライブシャフトなど生産部品を拡大し、Hondaのパワーユニット生産に貢献してきました。
一方、海外生産の拡大にあわせてパワーユニット部品の現地調達が進んだことによる日本からの供給量の縮小および駆動系の構造変化に伴う生産品目の減少などにより、生産体制の見直しが必要となっていたことから、今回の決定に至りました。
Hondaは、2017年10月、グローバルにおける四輪車生産体制の見直しを発信、「生産配置と生産能力の適正化」を推進しています。部品生産領域においても、生産する部品を共用化し、最適な生産アロケーションを展開することで、これまで以上に生産効率を高めた「強いものづくり」を実現します。
Hondaは、取り巻く環境が刻々と変化する中、既存事業における選択と集中を着実に実行し、変化する事業環境に、柔軟に対応できる体質をつくることで、新たな分野への対応を加速していきます。
■パワートレインユニット製造部概要
設立 : 1970年12月
所在地 : 栃木県真岡市松山町19
事業内容 : 四輪車部品生産(エンジン、ミッション等)
従業員 : 約900名(2021年6月1日時点)
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