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マテリアライズ、ドイツに新施設を開設し、金属3Dプリンティングの拠点を拡大 【マテリアライズジャパン】

2021年4月21日

  

マテリアライズ、ドイツに新施設を開設し、金属3Dプリンティングの拠点を拡大

  

ブレーメン(ドイツ) — 2021年4月21日。 3DプリンティングソリューションのグローバルリーダーであるMaterialise(マテリアライズ)は、ドイツのブレーメンに3,500平方メートルの金属3Dプリンティングのメタルコンピタンスセンターを新たに開設しました。Materialiseの金属3Dプリンティングへの取り組みは、近年、金属3Dプリンティングの量産適用への可能性を認識している企業による需要の高まりを受けて拡大しています。また、コロナウイルスの大流行を受けて企業がグローバルなサプライチェーン戦略を見直す中、レジリエンス、柔軟性、信頼性をもたらす3Dプリンティングの力は、この需要をさらに加速しています。

新施設の建設には約750万ユーロ(約9億7500万円)を投資し、120人以上の従業員と30台以上の産業用金属3Dプリンターを収容することができます。Materialiseはこれまで、ブレーメンで金属3Dプリントに特化したソフトウェア開発・販売と工業向け製造拠点の2つの施設を運営していました。このメタルコンピテンスセンターは、ブレーメンにあるマテリアライズの金属3Dプリントの拠点を1つにまとめ、拡張し、生産と開発の統合をサポートします。


メタルコンピテンスセンター

メタルコンピテンスセンターでは、ソフトウェア開発チームと製造チームのコラボレーションを強化し、世界中の産業界のお客様により良いサービスを提供します。一方では、実践的な製造経験を活用してソフトウェア開発を強化し、他方では、3Dプリントソフトウェアの専門知識を活用して、金属3Dプリント用の高品質でコスト効率の高い製造ソリューションを開発することができます。

また、Materialiseの企業目標に沿って、新施設では、より持続可能な金属3Dプリントソリューションを生み出すための研究にも力を入れていきます。

「金属3Dプリンティングは、強力な製造ソリューションとして確立されており、従来の製造技術と比較して、地域分散型の生産により人々に力を与え、より持続可能な方法で製品を製造することができます。しかし、業界としては、3Dプリントのプロセス自体をより持続可能なものにするための取り組みを強化する必要があります」とマテリアライズ・マニュファクチャリング社の副社長Jurgen Laudusは述べています。「ブレーメンでの我々の活動は、造形プロセスの最適化、エネルギー効率の向上、より持続可能な技術を生み出すために金属粉末の一貫した回収と再利用の機会を探るものです」。

メタルコンピテンスセンターの開所式は、2021年9月に予定されています。 新メタルコンピテンスセンターの写真は、こちらをご覧ください。 https://www.materialise.com/en/press-center

  

Materialiseについて

Materialiseは、30年にわたる3Dプリントの経験を、さまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに反映させており、これらが一体となって3Dプリント業界の屋台骨となるバックボーンを形成しています。Materialiseのオープンで柔軟なソリューションにより、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート、デザイン、消費財など、さまざまな業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することができます。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。詳しい情報は以下をご覧ください。 https://www.materialise.com/ja

  

  

  

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