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全てを備えた本格SUV 「GLB 180」「GLB 200 d 4MATIC」を発表【メルセデス・ベンツ日本】
2021年4月5日
全てを備えた本格SUV
「GLB 180」「GLB 200 d 4MATIC」を発表
・ガソリンエンジン搭載のエントリーモデル「GLB 180」を追加
・人気のディーゼルモデルに4輪駆動モデル「GLB 200 d 4MATIC」をご用意
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、本格SUVの「GLB」に「GLB 180」および「GLB 200 d 4MATIC」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて本日より予約注文の受付を開始します。なお、お客様への納車はGLB 200 d 4MATICが本年6月、GLB 180が本年7月頃を予定しております。
LBは、世界で持続的な成長を遂げるSUV市場において、すでに多くのラインアップを持つメルセデス・ベンツが、さらに多様な お客様のニーズに応えるべく投入する、全く新しいモデルです。究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けた、スクエアなエクステリアデザインと高い悪路走破性を持つ本格的なSUVでありながら、広い室内空間に7人乗車を標準とし、かつ日本の都市部でも取り回しのよいボディサイズを実現した「全てを備えた本格SUV」です。
パワートレイン
「GLB 180」に は排気量1.4リッター、オールアルミニウムのM 282を搭載しています。特長は、超小型、軽量、優れた動・静剛性です。ターボチャージャーは電子制御ウェストゲートを搭載しており、フレキシブルな過給圧制御により、低負荷域においても最適な過給圧を設定することができます。
もう1つの技術的な特長であるデルタ形シリンダーヘッドは、通常のシリンダーヘッドに比べると、装着時の高さがある一方、幅や重さははるかに小さくなっています。そのほか、インテークマニホールドとエグゾーストマニホールドを半一体型としてコンパクト化を可能にしたことも、メリットとなっています。ダイムラーは、最大圧力250barの高圧インジェクションポンプを省スペースで配置する技術に対して特許を取得しています。多孔式インジェクションノズルを燃焼室の中央に置き、バルブに燃料ジェットを当てずに燃料を噴射するものです。
この高圧縮比4気筒エンジンは、ノイズの低減に力を注ぎました。吸気ダクトにヘルムホルツ共鳴器を採用、触媒コンバーターには遮音シールを施したほか、カバーもノイズ低減の役目を持たせています。
「GLB 200 d 4MATIC」に搭載される「OM654q」は、2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼル ターボエンジンで、最高出力150PS(110kW)、最大トルク320N・mと、コンパクトな ボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立させています。
シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製となっている一方、ピストンはスチール製となります。この熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減しています。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE®摩擦低減加工を施しています。
ターボチャージャーは可変タービンジオメトリーを採用しており、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能にしています。
ピエゾインジェクターを使用した、コモンレールダイレクトインジェクションシステムは最大圧力2,050barまで高められています。また、冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み合わせた「マルチウェイ排出ガス再循環(EGR)」を搭載しており、燃焼の最適化を図り、後処理を行う前の段階で窒素酸化物を低減することが可能になりました。
排出ガスの浄化システムはエンジンに近接し搭載されたことで、排出ガスの温度低下による浄化効率の低下を防ぐことを可能にしています。ターボチャージャーから出た排出ガスは、まず酸化触媒へ送られた後、AdBlue®が添加されます。下流のsDPF(DPF with SCR Coating : 選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)で粒子状物質の捕集と窒素酸化物の低減を行った後、SCR触媒でさらに窒素酸化物の処理を行います。その後、新しく追加されたSCR触媒でさらに窒素酸化物の低減を行うと同時に、余剰のアンモニアを処理するアンモニアスリップ触媒(ASC)を備えることで、運転状況が急激に変化した場合にもアンモニアが外気中に放出されることを防ぐことが可能となりました。その結果、常に十分な量のAdBlue®を噴霧することが可能となり、窒素酸化物の処理能力を高めることに成功しており、日本市場で販売される乗用車では他に類を見ない排出ガス処理システムとなっています。
四輪駆動4MATIC
GLB 200 d 4MATICに採用される四輪駆動システム、4MATICはドライバーがダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、基本の前後トルク配分比を変化させることが可能となっています。四輪駆動クラッチを制御する特性マップは3つあります。一般的な走行状況における基本的な前後トルク配分比は、ドライブモード「ECO/コンフォート」で80:20、「スポーツ」では70:30となります。一方、オフロード走行では、四輪駆動クラッチがセンターディファレンシャルロックのように働き、基本トルク配分は均等に50:50となります。どのモードにおいても路面状況に応じて連続的にトルク配分比を変化させることで、常に最適な駆動力の伝達を可能にし、オンロードでの安定性や効率性とオフロードでの走破性を高次元で両立しています。また、センターコンソールにあるダイナミックセレクトのスイッチで「オフロード」を選択すると、トルク配分やABSのマネジメントにより、悪路走破性を高めます。また、マルチビームLEDヘッドライトが車両の直前部を広く明るく照らすモードとなり、障害物が発見しやすくなります*1。
*1: 50km/hまでで作動。GLB 200 d 4MATICでAMGライン選択時。GLB 250 4MATICスポーツには標準装備。
ラインアップ
メーカー希望小売価格は以下の通りです。
*2: 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。 また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。 販売店が価格は独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。 |
なお、GLB各モデル には、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。
また、メルセデス・ケア期間中には、ご希望のモデルを3回無料でご利用いただける週末貸出サービス「シェアカー・プラス」もご利用頂くことが可能です。
メルセデス・ケア終了後も引き続き2年間、一般保証、定期メンテナンスや24時間ツーリングサポートをご利用いただける有償のサービスプログラム「メンテナンス&保証プラス*3」をご用意しています。
*3: メンテナンスサービスは総走行距離75,000kmまで で終了となります。
メルセデス・ベンツGLB 180 メルセデス・ベンツGLB 200 d 4MATIC |
本プレスリリースに記載されている仕様およびメーカー希望小売価格は、発行日現在の内容です。
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