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「先進安全技術の性能認定制度」において9車種で認定を取得【日産自動車】
2021年4月9日
日産自動車、「先進安全技術の性能認定制度」において9車種で認定を取得
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、9日、国土交通省の「先進安全技術の性能認定制度」*において、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」および「踏み間違い衝突防止アシスト」を搭載した9車種で、新たに認定を取得したと発表しました。
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AEBS2認定ロゴマーク |
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2020年度に認定の対象が拡充された「先進安全技術の性能認定制度」は、高齢運転者による交通事故防止対策をより強化すべく、乗用車に加え軽貨物車も対象となりました。また、装置についても「衝突被害軽減ブレーキ」は、前方の車両に対応する機能だけでなく、前方の歩行者にも対応する機能が必要となりました。さらに、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(前進時、後退時)」も追加されました。この制度は、自動車メーカー等の申請に応じ、それぞれの装置が一定の性能を有していることを国が審査、認定するものです。
日産は、2018年度より開始された「先進安全技術の性能認定制度(衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度)」において、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を装備した延べ15車種で認定を獲得しています。また、2020年度に拡充された「先進安全技術の性能認定制度」では、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」および「踏み間違い衝突防止アシスト」を搭載した9車種25型式(日産リーフ、ノート、マーチ、セレナ、日産デイズ、日産ルークス、NV100クリッパーリオ、NT100クリッパー、NV100クリッパー)を新たに申請し、その全てにおいて認定を取得しました。
日産自動車は、運転支援技術を幅広い車種に搭載すると共に、更なる性能向上によりドライバー支援を促進し、交通事故による死亡者を出さないゼロ・フェイタリティ社会の実現を目指してまいります。
●認定取得車種(9車種)
* 「先進安全技術の性能認定制度」
高齢運転者による交通事故の防止のために設置された「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁
副大臣等会議の中間取りまとめ(2017年)において、自動車メーカー等の求めに応じ、衝突被害軽減
ブレーキ等の先進安全技術が一定の性能を有していることを国が確認し、その結果を公表する制度の創設に
ついて検討することとされたことを踏まえ、2018年に「衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度」を創設、
2020年より対象となる自動車や装置を拡充した。概要は以下の通り。
(1) 対象となる自動車
乗車定員10人未満の乗用車および軽貨物車(自動車メーカー等から申請があったもの)
(2) 衝突被害軽減ブレーキの性能
下記①~④の性能を有していること
① 静止している前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突被害軽減ブレーキによる制動制御により、
衝突しない又は衝突時の速度が20km/h以下となること。
② 20km/hで同一方向に走行する前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突被害軽減ブレーキによる
制動制御により、衝突しないこと。
③ 進路の前方を歩行速度5km/hで横断する歩行者(大人ダミー)に対して20km/hを超える速度で接近
した際に、衝突被害軽減ブレーキによる制動制御により、衝突しないこと。
④ ①及び②は衝突被害軽減ブレーキによる制動制御の少なくとも0.8秒前までに、③は衝突被害軽減
ブレーキによる制動制御が開始されるまでに、衝突のおそれがある前方車両や横断歩行者の存在を運転者に
知らせるための警報が作動すること。
(3) ペダル踏み間違い急発進抑制装置(障害物検知機能付)の性能
仮想衝突位置に障害物を設置した状態で、仮想衝突位置に向かって試験自動車を前進/後退させ、試験走行開始
位置(1m/0.9m手前)に停止させた後、ブレーキペダルからアクセルペダルに速やかに踏み替え、車両が停止
または仮想衝突位置を超えるまでアクセルペダルを全開に保持するようにした時、衝突しない、または加速抑制
(速度変化率が0.3以上)すること。また、加速抑制開始から終了まで警報が作動すること。
○上記の認定を受けた自動車に係る情報については、国土交通省HPで公表するほか、自動車メーカー等が、
衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置の普及促進のための広報活動等において当該情報を
活用することができる。
日産自動車サポートカーサイトURL: http://www.nissan.co.jp/CARLINEUP/SUPPORTCAR/
以上
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