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ヴァレオとダイナミックマップ基盤、自動運転・ADAS技術の開発に関するパートナーシップに合意
2021年2月25日
ヴァレオとダイナミックマップ基盤、自動運転・ADAS技術の
開発に関するパートナーシップに合意
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車両が周辺環境を認識し、自車位置を正確に特定することは、ADAS(先進運転支援システム)と自動運転車の開発における主要課題の一つです。また、インフラおよび道路環境変化に対応する上で、自動運転車が使用するHDマップの定期更新も、リソースと時間を要する課題と言えます。
DMPは、安全・快適な自動運転の実現に必要なHDマップと高精度3次元点群データ(ポイントクラウドデータ)を提供しています。 ヴァレオは、ADASと自動運転システム向けのセンサーとシステムを開発しています。これには、標準のGNSSと唯一の自動車グレードのLiDARであるValeo SCALA®とポイントクラウドマップのみを使用して市街地でセンチメートルレベルの精度での自車位置推定を提供する、高精度のローカリゼーションとマッピングシステムValeo Drive4U Locate®が含まれます。
両社は、ADASや自動運転の品質向上に必要な高精度自車位置推定技術、および地図更新技術につき、非独占的にグローバルに共同でサービスを提供することを目的に、技術・事業両面の検討を行うことを合意しました。
ヴァレオ Drive4U |
ヴァレオについて
自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、世界の全自動車メーカーのパートナーです。高い技術力を持つヴァレオは、CO2排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な製品とシステムを提供し、スマートなモビリティに貢献します。2019年、ヴァレオは195億ユーロの売上を上げ、OEM売上の13%を研究開発に投資しました。ヴァレオは、33カ国に191カ所の工場、20カ所の研究センター、39カ所の開発センター、15カ所の物流センターを構え、約110,300人の従業員を擁しています。ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。
ダイナミックマップ基盤株式会社について
ダイナミックマップ基盤株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長: 稲畑廣行)は、2016年に設立され、現在の株主は官民ファンドであるINCJ、日本の総合電機メーカー、主要地図会社と計測会社に加え、主要自動車会社各社から構成されております。自動運転に求められる正確な自車位置推定、及び安全で快適な乗り心地実現の要となるセンチメーター級のHDマップを整備・提供しており、2019年には国内の高速道路・自動車専用道の地図データ整備を完了。北米でもUshr, Inc.の完全子会社化により、同国におけるHDマップを整備中。また、本年より日米の一般道整備に加え、欧州におけるHDマップ整備を計画。多様化するニーズに応える為、自動車以外のモビリティ―、防災・減災、インフラ維持管理など、HDマップの用途拡大も並行して進めております。
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