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日野チームスガワラ、ラリーモンゴリア2012に参戦【日野自動車】

2012年7月17日

日野チームスガワラは、2012年8月12日にスタートする「ラリーモンゴリア2012」に、新型レーシングトラック「日野レンジャー」で参戦します。

ラリーモンゴリア2012は、モンゴルのウランバートルを発着地とし、8日間で約3,000kmを走破する大会です。ゴビ砂漠の砂丘ステージや、ダカールラリー期間中と同様に、日中の気温が約40度近くまで上昇することから、日野チームスガワラはダカールラリーに向けた実戦的な走行テストの場と位置づけています。本年は、チームの参戦史上、初めての採用となる電子制御(コモンレール式)エンジンとディスクブレーキのテストを重点的に行います。

ドライバーは、ダカールラリーのトラック部門排気量10リッター未満クラスで3連覇中の菅原照仁氏です。また、ラリー環境に順応するために、チームの新人スタッフがオフィシャルスタッフとして同行し、若手の育成にも取り組みます。
車両は、7月14日、日野自動車株式会社の羽村テストコース(東京都羽村市)で、新型レーシングトラックの走行テストを実施し、同月19日にモンゴルへ向けて出発します。


○ 7月14日走行テストでのコメント
菅原義正氏:
3ヵ年計画の2年目としてはなかなかの仕上がりです。毎年、きちんと車を進化させて、ダカールラリーでもっと上位に勝ちに行きたいですね。まだまだやれることはたくさんあります。

菅原照仁氏:
コモンレールの出すトルク特性としては好感触です。トルクの落ち込みが(機械式燃料噴射に比べて)少なく、ダカールラリーでのパフォーマンスに大いに期待できそうです。ブレーキのフィーリングも良好。まずは、ラリーモンゴリアで徹底的にトラブルを探ってきます。

テスト走行の様子     http://www.youtube.com/watch?v=H09zcIdUlRw

参戦体制

日野チームスガワラ 同行オフィシャルスタッフ

新型レーシングトラック「日野レンジャー」のスペック> (変更点:下線部)


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