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日本ポリウレタン(上海)有限公司の工場・研究センター移転について【日本ポリウレタン工業】

2012年7月12日

~中国事業顧客対応体制の強化~


日本ポリウレタン工業㈱(本社:東京都港区、社長:濵田 治)は、中国での事業を拡大するため、上海市金山区に新工場を建設し、100%出資子会社である日本ポリウレタン(上海)有限公司の本社工場(上海市松江区)と研究センター(上海市閔行区)を金山区の新工場に移転することを決定しました。

中国では、省エネの推進もあり、建築用の断熱材として硬質ポリウレタンフォームの需要が増加しています。日本ポリウレタン(上海)有限公司では中国で一定の難燃基準をクリアした断熱材用ポリウレタンフォーム原料を開発するなど、建築用断熱材を始め、電気冷蔵庫用断熱材や自動車用シートクッションなどのポリウレタンフォーム用システム原料の開発に注力しており、今後の事業拡大が見込まれます。

また、多様化する中国でのニーズに加え、日系企業の中国への進出も相次いでおり、様々な機能を付与した塗料硬化剤や接着剤等の機能性ウレタン関連製品についても、製品供給や技術サービスの現地化の要求が高まっております。            

このような状況を踏まえ、更なる生産数量の拡大に対応し、中国での事業基盤をより強固なものとするため、上海市金山区の金山第二工業区での新工場建設を決定しました。            

当社は、2001年に中国市場向けの研究開発を行う日本ポリウレタン研究開発(上海)有限公司を上海市閔行区に設立。2003年には、研究開発品の現地生産化を目的に日本ポリウレタン(上海)有限公司を上海市松江区に設立しました。2009年には、開発のスピードアップと技術サービスの充実のため、両社を合併しました。今回、新工場の敷地内に研究センターを設置することで、研究開発から生産までの期間が短縮され、顧客の求める製品をより速やかに提供することが可能となります。

移転後の日本ポリウレタン(上海)有限公司新工場の概要

1. 所在地
上海市金山区 金山第二工業区(上海ファインケミカル産業園)

2. 敷地面積
約27,000㎡

3. 生産品目
硬質ポリウレタンフォーム用システム原料
(電気冷蔵庫・建築用断熱材、土木・建築用材料等)
軟質ポリウレタンフォーム用システム原料
(自動車シートクッション材、家具・寝具等)              
機能性ウレタン関連製品
(塗料用硬化剤、接着剤、医療器具用原料等)

4. 操業開始
2014年5月(予定)

本件に関する問い合せ先

日本ポリウレタン工業㈱  経営企画部    03-5439-8601


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