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HANEDA INNOVATION CITY内を運行する自動運転バスの安全運行を支援【トーヨーケム】
2021年1月29日
HANEDA INNOVATION CITY内を運行する自動運転バスの安全運行を支援
~非光学式行動検知システム「Fichvita®」でタイムリーに着席状況を把握~
トーヨーケム株式会社(代表取締役社長:町田 敏則、東京都中央区)はHANEDA INNOVATION CITY内を運行する自動運転バスにて、センシングシステム「Fichvita®(フィッチヴィータ)」を用いた、バスの着席状況の把握などの検証を行います。
トーヨーケムは、HANEDA INNOVATION CITY(https://haneda-innovation-city.com/ )内を運行する自動運転バスにセンシングシステム「Fichvita®」を座席センサーとして設置し、走行中の着席状況を把握する事で、自律走行バスの安全運行を支援します。また、同施設内の飲食店舗であるHICity Square café/barの出入り口にセンサーを敷設することで、来店者数や店舗内の滞在人数をタイムリーに把握し、「密」にならない空間づくりをサポートいたします。
トーヨーケムは、今回の実証試験を通じて個人情報漏洩リスクのない独自のセンサー技術、およびデータテクノロジーを強化し、安全・安心をキーワードにした独自のソリューションを提案することで、将来の事業化を目指してまいります
センシングシステム「Fichvita®」について
「Fichvita®」は、東洋インキグループの中核事業会社であるトーヨーケム株式会社が長年培ってきたコア素材のポリマーと、グループの研究開発機能が新たに構築した回路設計技術を組み合わせることによって誕生した、設置環境の明るさや光学式特有の死角の影響を受けずに人の行動を検知できる、非光学式行動検知システムです。
床に設置したセンサーパネルの上を歩くことで、歩幅や歩行速度、歩行方向、通行人数、転倒状態などが検出できるため、プライバシーに配慮する必要からカメラが設置できない場所でも、匿名性を保ったまま人の行動を検知することができます。生活者から「被視感」を払拭し、かつ個人情報等の漏洩リスクの無い、生活に溶け込んだセンシングが可能です。
さらに、光学式の欠点である死角が発生しやすい場所や暗い場所、視野がさえぎられる場所においても、Fichvita®を併用することで、データロスの問題を解決することができます。
詳細については、ウェブサイト(https://fichvita.com
;和文)をご覧ください。
TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴおよびFichvitaは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
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