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テック・マヒンドラとの自動車エンジニアリング事業会社の設立について【住友商事】
2021年1月7日
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、グローバルエンジニアリングサービス企業であるTech Mahindra Limited(以下「テック・マヒンドラ」)と共同で、日本で自動車エンジニアリング事業を行うSCTMエンジニアリング株式会社(「以下SCTM」)を設立しました。
自動車業界は、現在「100年に一度の大変革期」にあると言われています。CASE(注)領域の拡大によって、自動車の設計開発は複雑化かつ多様化しており、今後、外部パートナーとの連携の重要性は増し、エンジニアリングサービスへの需要が高まると予想されています。
テック・マヒンドラは、通信・金融・航空機・医療等の産業向けにグローバルに開発支援事業を手掛け、自動車エンジニアリング分野でも欧米顧客向けを中心に豊富な開発実績を有しています。ソフトウェアのみならず、ハードウェアの領域でも世界最先端の知見とノウハウを備え、幅広い顧客ニーズに対応しています。
SCTMは、テック・マヒンドラの卓越したエンジニアリング能力と、住友商事のネットワークおよびきめ細やかな顧客対応力を兼ね備えた自動車エンジニアリング会社です。自動車メーカーをはじめとする顧客に対し、充実した支援体制を基に高度で競争力のある開発サービスを提供し、事業の拡大を目指します。
住友商事は、2020年8月にSCオートモーティブエンジニアリング株式会社(SCAE)を設立し、自動車エンジニアリング事業に参入しました。SCAEは、幅広い業界の多種多様な開発ニーズを掘り起こし、適切なエンジニアリング機能を有するパートナーと共に課題解決に当たります。SCTMでは、SCAEのコアパートナーとして、オフショアでの開発による豊富な人的リソースの提供と高いコスト競争力をもとにエンジニアリングサービスを提供します。
住友商事は、SCTMとSCAEをベースとして、拡大する自動車エンジニアリング需要を取り込み、自動車産業の発展に貢献していきます。
(注)CASE:Connected、Autonomous、Shared & Services、Electricの頭文字をとった造語。自動車業界の大きな
変革の背景にある現象を一語で表したもの。
■参考資料
<SCTM概要>
・社名 :SCTM エンジニアリング株式会社
・設立 :2020年12月
・本社 :東京都千代田区丸の内
・出資比率 :住友商事50%、Tech Mahindra Limited 50%
・資本金 :2億円
・Webサイト:https://sctmeng.com/
<Tech Mahindra Limited概要>
・社名 :Tech Mahindra Limited
・設立 :1986年
・人数 :約12万4,250人+professionals
・本社 :インド プネー県
・売上高 :$5.2Bil USD
・事業内容 :約1,000社のグローバル企業を顧客に抱え、実証済みのグローバルベースでのエンジニアリングサービ
ス対応、卓越したITスキル、および長年蓄積した専門領域知識により、顧客のビジネス要件の実現の為
に支援を行っています。また、インドを拠点とするコングロマリット最大手の一社で、年間売上高約
210億ドル、従業員数24万人を擁するマヒンドラグループの一員として、革新的かつ顧客中心のエンジ
ニアリングサービス・ITソリューションを提供します。
<SCAE概要>
・社名 :SCオートモーティングエンジニアリング株式会社
・設立 :2020年8月
・本社 :東京都千代田区丸の内
・出資比率 :住友商事 100%
・資本金 :1億円
・事業内容 :住友商事のグローバルネットワークを駆使した情報収集力・対応力と、自動車の各技術分野に精通した
エキスパートの知見を活かし、自動車をはじめとする各種業界の顧客の多様な課題に対し、適切な解決
策を提案します。
・Webサイト:https://scautomotiveengineering.com/
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