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自由を載せるための空間と、自由な移動のための走破性の融合。ミニバンとSUVのクロスオーバーさせた 生活を楽しむ大人のためのギア、RIFTER発売【Groupe PSA Japan】

2020年11月25日

Groupe PSA Japan 株式会社(本社:東京都目黒区、社長:トマ・ビルコ)は、2020年11月25日(水)に、SUVのスタイル、走行性能を融合させたプジョーの新コンセプトMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)であるRIFTER(リフター)のカタログモデルを発表し、同日発売を開始いたします。
昨年2019年10月に先行モデルがデビューし、好評を博したRIFTER(リフター)が、いよいよカタログモデルとなって国内マーケットで本格展開を始めます。端正なフロントフェイスとリフトアップされた車高、前後左右にあしらわれたクラッディングが生み出すマッシブな造形。プジョーのベストセラーSUV、SUV 3008およびSUV 5008と出自を同じくするタフなプラットフォームEMP2を採用し、さらにアドバンスドグリップコントロールを搭載したことで得られた悪路走破性と爽快な走り。それらがもたらす自由な移動の先で、使う人のさらなる可能性を広げる広大なラゲッジスペース。明らかに他とは違う、プジョーによる卓越したコンセプトをもってリフターは革新的なスタイリングと、人々をアドベンチャーへと誘うタフさを備えるに至りました。

最新の1.5ℓクリーンディーゼルと8速オートマチックの省燃費性能と最新のADAS(先進運転支援システム)とともに細部にまで考え抜かれた多くの収納スペースと、多彩なアレンジ、そして両サイドスライドドアなどの極めて高い実用性を有しています。それはいわば、SUVのスタイリングと走りにミニバンのユーティリティを融合させた、まったくあたらしいクロスオーバーといえるでしょう。

このリフターのカタログモデルの投入により、日本市場におけるプジョーの商品ポートフォリオは盤石なものとなりました。人気のミドルサイズSUV、SUV 3008に対して、SUVらしいスタイリッシュさとより多くの人を乗せる必要がある方は3列7人乗りとなるSUV 5008を、SUVテイストのまま、5人乗りのままより広大なラゲッジスペースをお求めになる方はリフターをご提案できるようになったことで、プジョーならではの豊かなモビリティライフをより多くの方にお楽しみいただけるようになったと自負しています。

プジョーリフター概要
・マッシブかつアクティブな印象に満ちたSUVテイストのスタイリング
・SUV 3008、SUV 5008と基本を同じくするプラットフォームEMP2による卓越した走り
・アドバンスドグリップコントロールと180mmの最低地上高がもたらす悪路走破性
・革新のUI/UX、Peugeot i-Cockpit®による直感的なドライビング体験
・2列目シートを倒した最大積載状態で2126ℓという広大な荷室
・アクティブクルーズコントロール、アクティブセーフティブレーキなど最新ADAS搭載
・特別仕様車GT Line First LimitedとAllureの2グレード構成

GT Line First Limited

エクステリア:マッシブかつアクティブな印象に満ちたSUVテイストのスタイリング
スタイリッシュであることは現在のプジョーブランドにおける極めて重要な要素です。リフターはSUVとミニバンをクロスオーバーさせた他にない個性をもったスタイリングを特徴としています。1850mmのたっぷりとした全高と両側スライドドア(手動)という点はミニバン的でありつつも、高い地上高と17インチホイール(GT Line First Limited)とそれを囲む樹脂製のホイールアーチとサイドプロテクター、そしてバンパープロテクターのクラッディングはSUVそのものです。日本でも人気のこの二つのジャンルを巧みに融合させたところが、このリフターのデザインの真髄です。

GT Line First Limited

モダンでいてたくましいフロントエンドは、垂直なグリルの中央に配したライオンを配したグリルデザインが、リフターもまた最新世代のプジョーであることを無言のうちに物語ります。ヘッドライト中央を縦に走る一条のLEDデイタイムランニングライトが精悍さを醸し、短く、水平方向に寝かされたボンネットと高いショルダーラインが力強さを、短いオーバーハングは、高い走破性を訴えています。高いルーフには車体の一部として丁寧にデザインされたルーフバーが配され、キャリア装着などユーザーの多様なニーズにスタイリッシュに応えます。リアランプは、シグネチャーであるライオンの爪痕をモチーフとした3条のLEDラインを配し、プジョーブランドであることを主張。巨大なテールゲートはガラス部分のみの開閉も可能となっており、利便性を向上させています。

シンプルかつダイナミックなリフターのデザインは、SUVのロバストネスとミニバンのユーティリティの融合という点において人々に驚きをもたらすでしょう。この収納力、利便性の高さはアウトドアアクティビティとロングドライブへと誘うに違いありません。

ドライビング:SUV 3008、SUV 5008と基本を同じくする
       プラットフォームEMP2による卓越した走り

ドライビングプレジャーという言葉は、プジョーのDNAであり、リフターにも余すことなく継承されています。

・SUV 3008、SUV 5008にも採用されている軽量、高剛性、高いポテンシャルと汎用性で高評価を得ている
 グループPSAの中核プラットフォームEMP2をベースに使用をベースに
・使用し、リアトーションビーム
 取付け部より後ろのフロアとトーションビームは前モデルの改良バージョンによる専用設計
・先進の1.5ℓターボチャージャー付きクリーンディーゼルDV5エンジン
・最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8で燃費性能を向上
・アドバンスドグリップコントロールで悪路走破性を向上

リフターのEMP2プラットフォーム/DV5 1.5ℓクリーンディーゼルエンジン

1.5ℓクリーンディーゼルエンジンDV5は、130psというパワーだけでなく300Nmという自然吸気3ℓガソリンエンジンなみの力強いトルクを1,750rpmという低回転から発揮。クラスの水準を超える電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8とあいまって、悪路から一般道、高速道路までドライバーの意思に忠実なパワーデリバリーを誇ります。また、これら組み合わせによって21.2km/ℓ(JC08モード)、18.2km/ℓ(WLTCモード)という優れた燃費を達成。ディーゼル燃料の価格の安さも併せて実用面での優れた経済性を発揮いたします。

ドライビング:アドバンスドグリップコントロールと
       180mmの最低地上高がもたらす悪路走破性   
 
アドバンスドグリップコントロール(GT Line First Limitedに標準装備)は、プジョーがラリーフィールドで培った駆動力制御、車輌運動制御のノウハウを活用したトラクションコントロールの進化版ともいえる機能です。路面状況に合わせて様々なアルゴリズムを組み合わせ、パワートレインやブレーキを統合制御します。タイヤのグリップの最大化とトラクションの最適化を行い走破性を高めるもので5つのモードを備えています。

ノーマルモード
通常の舗装路で使用。ESCはオン状態となりそれに伴うトラクションコントロールも通常のプログラムで作動。

スノーモード
雪道や凍結路での走行を想定。ノーマルモードよりもトルクの伝達を緩やかにして、発進加速をスムースにします。

マッドモード
ぬかるみで駆動輪をあえて空転させ、泥を振り払うことでグリップを回復させるモード。同時にブレーキ制御でグリップを保っている車輪に最大限のトルクを伝達するように動作します。

サンドモード
空転しはじめた側の駆動輪にブレーキをかけ、少しでもグリップのある側に駆動力を伝達するモード。砂地に埋もれないように制御しています。

オフモード
ESCをオフにするモード。イグニッションをオフにした場合や速度が50km/hに達すると自動的にノーマルモードに切り替わります。

インテリア:クリーンかつ先進的でありながら、きわめて実用的。
革新のUI/UX、Peugeot i-Cockpit®にユーティリティを融合

リフターのインテリアを語るうえで欠かせないのはやはりプジョーによる自動車のコックピットにおけるUI/UXの革新、i-Cockpit®でしょう。このi-Cockpit®が、MPVセグメントにおいてリフターを唯一無二の存在としています。500万以上の顧客から支持されてきたこれは、インテリアのクリーンなラインと視認性、安全性、ドライビングエクスペリエンスをさらなる高みへと誘うプジョーの誇るインテリアであり、以下のことが特徴となっています。

・上下二ヶ所のフラットな部分を持つコンパクトなステアリングホイールがより良いグリップとハンドリングを実現
・視界とドライバーからのリーチを両立させた8インチのタッチパネル
・ヘッドアップディスプレイ———-ステアリングホイールの中からではなく上から視認
 クロームで縁取られたメーターとエレガントな赤い指針

GT Line First Limited

リフターの収納スペースの工夫はフロント側でもいかんなく発揮されています。インストルメントパネル、センターコンソールなどのデッドスペースを極力なくし、多彩な収納スペースを創出しています。一例を挙げれば、助手席側エアバッグをダッシュボードからルーフ上に移動させることより、ダッシュボード上下面にふた付きのグローブボックスを配置することができました(11.8ℓ)。

ユーティリティ:2列目シートを倒した最大積載状態で2126ℓという広大な荷室
ユーティリティこそがリフターの真骨頂であり、多くの人々が期待してやまないものでもあります。リアドアは両サイドともスライド式。リアシートは3座独立の3分割可倒式となっており、長さ=奥行きは、5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mの長尺に対応。容量は、5名乗車時でトノカバー下597ℓ、2列目シートを倒した最大積載状態では2126ℓとなり、現行プジョーで最大容積をもつSUV 5008の1862ℓを大幅に上回ります(容量はVDA欧州参考値)。

リアオープニングガラスハッチ:ゲートと独立してラゲッジにアクセス
さらに巨大なリアゲートはガラス部分のみを個別で開閉することが可能なリアオープニングガラスハッチとなっています。テールゲートを開けずにガラスハッチから簡単にアクセスでき、狭いエリアでもリアスペースを利用できます。また、フレキシブルラゲッジトレイの高さをミドルポジションにすることで、ラゲッジスペースを上下に分割させることが可能。ガラスハッチとリアゲートで荷物を完全にセパレートし使い分けることが可能です。

マルチパノラミックルーフ:パノラミックルーフに多彩な収納スペースを融合
ルーフの大半をガラスとするプジョーならではの人気装備、パノラミックルーフにリフターでは収納スペースを融合させマルチパノラミックルーフ(GT Line First Limitedに標準装備)と進化いたしました。フロントルーフに収納トレイを設け、さらに中央部にはBag in Roof(バッグインルーフ)として最大14ℓまでのバッグを収納可能になっています。マルチパノラミックルーフは電動サンシェード付きで夏場の室内温度上昇を和らげます。またルーフアーチ中央部には調整可能なムードライトが備わっています。さらにリアシート頭上後方には容量約60ℓのリアシーリングボックスを配置。後席およびリアゲート側の両方からアクセス可能です。

先進運転支援と安全性:アクティブクルーズコントロール、アクティブセーフティブレーキなど最新ADAS搭載
現代のモビリティを語る上で、先進運転支援機能(ADAS)と安全性もまた、極めて重要です。MPVとしてライバルを大きく凌駕する安全装備、快適装備がリフターの魅力の一つとなっています。これら機能をAllure、GT Line First Limitedの全車に余すところなく搭載しており、ユーロNCAPなどの世界各国の安全基準をクリアしています。

アクティブクルーズコントロール(ストップ機能付き)
前車追随型クルーズコントロールを装備。渋滞時の加減速にも対応しています。30〜180km/hで作動し、前車が停止した場合、停止まで対応します。

アクティブクルーズコントロールイメージ/アクティブセーフティブレーキイメージ

アクティブセーフティブレーキ
前方の車両や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させます。車両および歩行者を検知し、作動範囲は5〜80km/hとなっています。

レーンキープアシスト
車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力を生じさせ、元の車線へと戻します。

ブラインドスポットモニターシステム
走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させます。

インテリジェントハイビーム
ルームミラー部に取付けられたカメラが常に前方の状況を分析。先行車や対向車の有無、照明の状況などにより、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保します。

トラフィックサインインフォメーション
制限速度および進入禁止に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能です。

フロント、バックソナー/ワイドバックアイカメラ
バックする際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに投影します。またステアリング操作による距離や車輌の進行方向の表示、および俯瞰映像により精度の高い表示を提供します。

ドライバーアテンションアラート
車線に対するふらつきを検知し、居眠り防止の警告を発します。

エアバッグ展開イメージ(欧州仕様)

Peugeotミラースクリーン
Apple CarPlay™、Android Auto™に対応するスマートフォン接続機能。対応するスマートフォンナビゲーションアプリ/マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用できます。

エレクトリックパーキングブレーキ
エンジンを停止するとパーキングブレーキが作動し、アクセル操作を検知するとブレーキを自動で解除します。

ワイヤレススマートフォンチャージャー
センターコンソールにスマートフォンのワイヤレス充電を設置。ワイヤレス給電の国際共通規格のQi(チー)を採用しており、対応スマートフォンを置くだけで充電が可能です。また、USB Type-Aのソケットがタッチスクリーン横とセンターコンソール後部に備わっています。

グレード構成:特別仕様車GT Line First LimitedとAllureの2グレード構成
リフターのラインナップはシンプルなエントリーグレードのAllure(アリュール)と特別仕様車のGT Line First Limited(GTライン ファーストリミテッド)の2グレード構成となります。GT Line First Limitedは、他のプジョーモデルのGT Lineと同様に大径アロイホイールにブラックパーツ(フロントグリル、ドアミラーなど)による、よりスポーティーな外観とブラウン基調のシックなツートーンインテリアが特徴です。また、最新のフルディスプレイミラー(FDM)とLEDフットランプを装備しています。

フルディスプレイミラーは、リアガラスに装着したカメラと上下ブレを補正するイメージスタビライザー機能によって後方視界を広角(約50度)でクリアに映し、運転の安全性快適性に大きく貢献します。また、後部座席の乗員やラゲッジスペースに荷物を満載した場合も影響を受けることなく後方視界を確保できることが大きなメリットです。ディスプレイモード(リアカメラ映像投影)とミラーモード(通常の鏡の状態)をミラー本体下部のレバーで切り替えることができ、また、左前方視界、いわゆる直前直左のデッドアングルカメラの映像は標準ミラーと同様にディスプレイミラーの左側に映し出されます。画面サイズは1600×320px、カメラ画素数1.7MP、画面輝度1500cd/m2、フレームレート60/30fps(自動調整)、ダイナミックレンジ120dB HDRとなっています。

LEDフットランプは前後4箇所に光源があり、ドア開閉時にはホワイト、走行時にはブルーに光り、夜間のドライビングを美しく彩ります。

RIFTER Allure

・エクステリア:シルバーパーツ(フロントグリル、ルーフレール)
・16インチアロイホイール(215/65 R16タイヤ)
・インテリア:ブルーツートーンインテリア
・電動パーキングブレーキ
・パドルシフト
・Peugeotミラースクリーン
・RIFTER GT Line First Limited

Allureに加え
・エクステリア:ブラックパーツ(フロントグリル、サイドプロテクターデコ、ルーフレール)
・17インチアロイホイール(215/60 R17タイヤ)
・インテリア:ブラウンツートーンインテリア&上級ファブリックシート
・アドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)
・マルチパノラミックルーフ(電動メッシュシェード、バッグインルーフ、ルーフライト、 リアシーリングボックス)
・フルディスプレイミラー
・LEDフットランプ

RIFTER Debut Editionとの違い
2019年10月に発表したRIFTER Debut Edition との違いは以下の通りとなります。

RIFTER プレスフォト

※写真は一部欧州仕様車が含まれます。

※Apple CarPlayは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
 Android Autoは、米国およびその他の国で登録されたGoogle Inc.の商標です。

報道関係以外のお問い合わせ / プジョーコール TEL:0120-840-240

PEUGEOT
顧客へのブランドのコミットメントは、爽快で情熱に満ちたドライビング、個性的なデザイン、そして 妥協のない品質を示しています。これらのDNAは、プジョーの全てのモデルに注がれています。プジョーは世界へ向けて多彩な商品を提供するメインストリーム・ブランドを目指し、緻密なデザイン、高い品質水準、そしてエモーションを融合しています。1889年に始まったブランドの歴史は、2017年ダカールラリーにおける3008DKR の歴史的な1-2-3 フィニッシュによって新たな栄誉を獲得、2018年も総合優勝を果たし3連覇を達成。2020年の今年、ブランド創業210周年を迎えました。UNBORING THE FUTUREの新ブランドタグラインは、テクノロジーに支配されるのではなく、未来においても感動に溢れたクルマ創りを続けていくというプジョーの決意を表しています。

 

 

 




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#2020年11月25日