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二輪車の国際標準策定の功績により 「令和2年度 産業標準化事業表彰 経済産業大臣表彰」を受賞【本田技研工業】
2020年10月2日
Hondaの技術者が、二輪車の国際標準策定の功績により「令和2年度 産業標準化事業表彰 経済産業大臣表彰」を受賞し、昨日都市センターホテルにて表彰式が行われました。
経済産業省が行う産業標準化事業表彰は、国際標準化機構（ISO）※や国際電気標準会議（IEC）における国際標準策定や、国内規格（JIS）策定といった、標準化活動に優れた功績を有する人物、組織を表彰するものです。
また、経済産業大臣表彰は、標準の策定や適合性評価活動（製品やサービスが標準に適合していることを評価する活動）等、産業標準化に顕著な功績があった人物、および組織に対する表彰です。
受賞者
中沢 健（なかざわ たけし） 本田技研工業株式会社 二輪事業本部 ものづくりセンター
主な功績
2017年10月から国際標準化機構（ISO）において、自動車の国際標準の審議を行う技術委員会「TC22」に所属する、モーターサイクル・モペッド領域を扱うサブコミッティ「SC38」の国際議長として活動。自動車の国際標準制定時に二輪車をスコープに加える際のプロセスを2017年10月にTC22総会にて決議し、今後増加が見込まれる先端技術を最適な形で二輪車へ取り込む事が可能となった。
また、SC38のWG8（二輪車機能安全ワーキンググループ）コンビーナ（主査）として、二輪車の機能安全に特化したISO26262:2018 PART12を2018年12月に発行した。
※ISO
スイスのジュネーブに本部を置く非政府機関。主な活動は国際的に通用する規格を制定することであり、ISO規格は国際的な取引をスムーズにするための製品やサービスの国際的な基準。制定や改訂は参加国の投票によって決まる
本田技研工業株式会社 二輪事業本部 ものづくりセンター 中沢 健
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