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限定車「BMW 8 シリーズ グラン クーペ京都エディション」を発表【ビー・エム・ダブリュー】

2020年8月28日

限定車「BMW 8 シリーズ グラン クーペ京都エディション」を発表

日本の匠とドイツのクラフトマンシップが融合した3台のみの限定車
BMW Individual Manufaktur(マニュファクチュール)による高品質な内外装を特別装備
漆芸家の岡田紫峰氏による漆塗り蒔絵螺鈿細工を施したインテリア・トリムを採用

ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)は、日本の匠とドイツのクラフトマンシップが融合した限定車「BMW 8 シリーズ グラン クーペ京都エディション」を、本日より販売を開始する。全国のBMW正規ディーラーにおいて2台、BMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)において1台、限定3台での販売となる。納車は、本年秋以降を予定している。

磨き上げられた美しさと、鍛え抜かれた走行性能を誇り、BMW クーペ・モデルにおける最上級モデル「THE 8」を冠したBMW 8 シリーズは、誰をも魅了する低く伸びやかなシルエットに、美しいルーフ・ライン、艶麗なリヤ・フェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせるデザインにより、新たなラグジュアリー・クーペとして、強烈な存在感を持つモデルである。BMW 8 シリーズ グラン クーペは、クーペに対し200mmホィール・ベースを延長し、4枚ドアとして快適性と利便性を高めながらも、リヤ・サスペンション/ボデイをワイド化した専用設計とすることで、スポーティーな走行性能やエレガントなスタイリングに一切の妥協をしていない革新的なラグジュアリー・4ドア・クーペである。

今回導入する「BMW 8 シリーズ グラン クーペ京都エディション」は、BMW Japanが独自に「BMWと日本の名匠プロジェクト」と題し、日本が誇る匠の技と、BMWの妥協のない車造りの技術と哲学、そしてBMW Individualに込めたドイツ・クラフトマンシップ技術との融合により、世界に唯一無二のラグジュアリー感を実現する特別限定車の第一弾として企画した。

最高出力390kW (530ps)を誇る4.4LのV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載した高性能Mパフォーマンス・モデル「M850i xDrive グラン クーペ」をベースに、エクステリアにおいてはBMWインディビデュアル特別色のアズライト・ブラックを採用した。アズライト(=藍銅鉱)は、日本の伝統絵画にも広く用いられた高貴な色であり、その深みある藍の色合いにクロームのキドニー・グリルやウィンドー・モールディング、マルチ・スポークの20インチ アロイ・ホィールの輝きとのコントラストが優雅で美しいスタイリングを一層引き立たせている。

インテリアにおいては、BMW M社が誇る高品質レザーBMW Individualフル・レザー・メリノをアイボリー・ホワイトとタルトゥーフォーとのバイ・カラー仕様で採用し、なおかつ工場生産ラインオフ後に職人による手作業でステアリング・コラムやフロント・シート台座部分までレザーで覆う、「BMW Individual Manufaktur(マニュファクチュール)」加工を施し、高い品質感と限定感を演出している。

この、ドイツ クラフトマンシップの伝統を反映した内外装に組み合わされる日本の伝統工芸として、センターコンソール部分のインテリア・トリムには、京都を代表する漆芸家である岡田紫峰氏が手掛けた漆塗り蒔絵螺鈿細工が施されている。煌びやかな蒔絵螺鈿細工は、「駆けぬける歓び」をモチーフに本限定車のみに特別にデザインされ、特別感を演出している。漆は16世紀にヨーロッパに渡り、当時深い黒の塗料がなかった西欧において、その艶やかな光沢は瞬く間に貴族など特権階級の心を魅了した。最終的にドイツで漆にインスパイアされた黒い塗料”ラッカー”を開発することに成功、それがまずはピアノに塗られ、現在BMWの高級インテリア・トリムに用いられているピアノ・ブラックに繋がる、日欧の歴史を感じさせるコラボレーションとなっている。

また、トリムと同じデザインを施した蒔絵螺鈿細工の専用キー・トレイも設定し、この美意識にあふれる車を所有するオーナーの生活を彩る。

このように、BMWの妥協のないこだわりと、日本の美意識のフィロソフィーが高いレベルで融合し、日本における新たなラグジュアリーを提唱する目的で実現したのが京都エディションである。

室内には更に、老舗西陣織メーカーである株式会社加納幸と、当該限定車のルーフ・ライニングと同素材であるアルカンターラを使用した新しい取り組みをしている。加納幸の、従来の伝統にとらわれず、異素材を織り込みデザインを表現するという技術を駆使し、アルカンターラを細い線状に裁断したものを上質な絹糸を使って西陣織の伝統技術で織り込んだ、全く新しい斬新なデザインと質感のクッションが特別に装備され、日欧の技術共演を演出している。同社との取り組みの背景は、長く培った技術力、そして伝統を生かしながら革新を続けていくBMWとの方向性と一致したためである。

「BMW 8 シリーズ グラン クーペ京都エディション」は、本年8月26日よりBMW GROUP TERRACE(千代田区丸の内1-9-2)に展示し、さらに、本年9月19日より京都にて開催予定のKYOTOGRAPHIE 2020においても、展示される。

BMW 8 シリーズ グラン クーペ京都エディション
スペシャルwebサイト
製品ページ:
https://www.bmw.co.jp/ja/newcar/2020/bmw-8-series-kyoto-edition.html

BMWと日本の名匠プロジェクト:
https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/bmw_brand/bmw-japanese-master-project.html

岡田紫峰(おかだしほう)氏について
京都を代表する漆芸家である。明治神宮、ボストン美術館など、国内外からの制作依頼のほか、国宝の修復なども手掛けている。さらに、シャネルとのコラボレーション・ファイン・ジュエリー制作も行うなど、世界で認められる最高峰の技術と一切妥協しない一貫した「こだわり」を持つ。

BMW Individualについて
BMW Individualは、ドイツBMW本社の100%出資会社BMW M社が行う事業分野の一つで、通常用意されている仕様や装備に留まらず、希少性の高い自分だけの1台を求めるユーザー向けに、最高品質の素材を使用し、BMW Individual選任デザイナーによる魅力的なカラー・コンビネーションなど、最も洗練されたBMW車を製造・販売する事業である。BMW Individualでは、内外装に関するカラー、素材、仕様、特別装備品をオーダーすることが可能で、BMW Individual専用のボディ・カラー、シート/インテリア・カラー、インテリア・トリム、専用アロイ・ホイールやステアリング・ホイール、ドア・シル・プレートなどが用意され、専用アロイ・ホイール、ステアリング・ホイール、ドア・シル・プレートなどには「BMW Individual」のロゴが組み込まれている。








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