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カロッツェリア ハイエンドモデル「PRSスピーカー」を発売【パイオニア】
2020年8月20日
カロッツェリア ハイエンドモデル「PRSスピーカー」を発売
~“Open & Smoothコンセプト”※1を追求し、自然な音場空間と音の実像感を実現~
パイオニアは、カロッツェリアスピーカーのハイエンドモデル「PRS(Pioneer Reference Series)スピーカー」 のラインアップとして、3ウェイスピーカー「TS-Z900PRS」と2ウェイハイレンジ「TS-HX900PRS」を発売します。
本スピーカーは、音楽をありのままに表現するカロッツェリアスピーカーの設計思想に加え、“Open & Smoothコンセプト”※1をさらに追求しました。パイオニアのハイエンドオーディオブランド「TAD」※2のコア技術「CST※3ドライバー」を市販の車載スピーカーとして初めて採用するなど、新技術の採用により“自然な音場空間と音の実像感”を実現しています。また、セパレート2ウェイタイプスピーカーと同等の取付方法でフロント3ウェイシステムを構築することができます。
※1 「低クロスオーバーによる広指向特性」と「全帯域にわたる低歪み」をキーワードとした
サウンドコンセプト。“Open”は開放的な音の鳴り方や音場がスピーカーの間隔より
広く感じられるようなステージ感、“Smooth”はウーファーとトゥイーターの音が
スムーズにつながっている状態を表します。
※2 Technical Audio Devices: パイオニアの100%子会社である
株式会社テクニカルオーディオデバイセズラボラトリーズが展開するオーディオブランド。
その製品は1978年に米国で発売されて以来、プロフェッショナル用スピーカー・ユニットとして
世界の著名な録音スタジオに採用されるなど、高い信頼と評価を得ています。
http://tad-labs.com/jp/?ad=pr
※3 Coherent Source Transducerの略:「TAD」が目指す“音像と音場の高次元での両立”を実現するために
開発されたコアテクノロジー。“中音と高音の音源を、ひとつのポイントから広帯域に渡り指向性を
コントロールしながら再生する(点音源再生)”という理想を具現化したもの。
【主な特長】
1) “Open & Smoothコンセプト”の追求により、“自然な音場空間と音の実像感”を実現
・点音源再生が可能な「CSTドライバー」を採用。高音と中音の到達時間に差が生まれず、トゥイーターと
ミッドレンジ間に位相のズレが発生しないことにより、安定した定位と豊かで自然な音場空間を実現。
・「CSTドライバー」トゥイーター部のマッチングホーンとミッドレンジのコーン形状をシームレス化することで、
トゥイーターの指向特性をコントロール。可聴帯域において左右の角度が軸上から外れても、
軸上特性と遜色のない広指向特性を実現。
・「TS-Z900PRS」は、中域を中心とした広帯域にわたりピーク・ディップの少ないフラットな周波数特性の
ウーファーを採用。原音に忠実な再生と低クロスオーバーにより中域における卓越した低歪みを実現。
トゥイーター部とミッドレンジ部を 同軸上に配置した「CSTドライバー」
トゥイーター部のマッチングホーンと ミッドレンジのコーン形状をシームレス化
2) 「CSTドライバー」の採用により、手軽にフロント3ウェイシステムの構築が可能
トゥイーターとミッドレンジを同軸上に配置した「CSTドライバー」の採用により、セパレート2ウェイタイプスピーカーと同等の取り付け方法でフロント3ウェイシステムの構築が可能。また、各ユニットの性能を最大限に発揮し、豊富な情報量と自然な音場空間を実現するクロスオーバーネットワークも同梱しています。
手軽にフロント3ウェイシステムの構築が可能
「TS-Z900PRS」に同梱されている セパレート型3ウェイクロスオーバーネットワーク
3) 3ウェイスピーカーと2ウェイハイレンジをラインアップ
単独でフロント3ウェイスピーカーシステムを構築できる3ウェイスピーカー「TS-Z900PRS」と、他のウーファーユニットと組み合わせられる2ウェイハイレンジ「TS-HX900PRS」をラインアップしています。「CSTドライバー」用のダッシュボード取付用台座とピラー取付用補助スペーサーを同梱しており、好みの場所に取り付けられるほか、「TS-Z900PRS」のウーファーをカスタムフィット化することで、幅広い車種への取付に対応しています。
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