ニュース

小田原市と日産自動車、持続可能な地域社会、SDGsの達成に向けた連携を発表【日産自動車】

2020年7月31日

小田原市と日産自動車、持続可能な地域社会、SDGsの達成に向けた連携を発表
電気自動車を活用した災害連携協定

小田原市(神奈川県小田原市、市長:守屋 輝彦)と日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、ならびに、神奈川日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:横山 明)、株式会社日産サティオ湘南(本社:神奈川県平塚市宮松町、社長:加山 利根夫)、日産プリンス神奈川販売株式会社(本社:神奈川県横浜市神奈川区、社長:山田 裕)の5者は、31日、小田原市が掲げるSDGs達成に向けた電気自動車(EV)活用について連携することを発表しました。

2019年7月、小田原市は『人と人とのつながりによる「いのちを守り育てる地域自給圏」の創造』をスローガンとし、SDGs未来都市に選定されました。また、この取り組みはSDGs未来都市の中でも特に先導的な取り組みである「自治体SDGsモデル事業」にも選定されています。また、同年10月には、小田原市、株式会社REXEV及び湘南電力株式会社にて、「小田原市 EV を活用した地域エネルギーマネジメントモデル事業」を開始しました。日産リーフを含む100台のEVカーシェアを活用した脱炭素型の地域交通モデル構築と、レジリエンスの強化に努めています。

一方、日産自動車は、日本が抱える環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を発表し、その活動を牽引するリーダーとして、全国の自治体や企業と協力して、電気自動車(EV)普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいます。

小田原市が推進するSDGsの取り組みと日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ活動』にお互いが賛同し、日産の販売会社である神奈川日産、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川と共に、今回の電気自動車の活用連携を発表する運びとなりました。

連携の概要は、以下の通りです。

【協定の概要】
本協定では、EVの蓄電機能を活用し災害時の電力供給体制を強化、また平時にはリモートオフィスやワーケーションなど新たなライフスタイルにおけるEV活用など、持続可能な地域社会、SDGsの達成に向け、以下の取り組みを行います。

小田原市は脱炭素型地域交通モデルに関する平時のEV活用の多様化(地域エネルギーバランスの調整機能、電力インフラの補完機能)の取り組みを活かし、日産自動車と共にワーケーションなど新たなライフスタイルへのEVの有効性等を市民へ積極的に発信する。 小田原市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所に、神奈川日産、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川の店舗に配備している日産リーフ試乗車を無償で貸与する。 小田原市、日産自動車、神奈川日産、日産サティオ湘南、日産プリンス神奈川の連携により「走る蓄電池」であるEVからの給電を行うことで、災害時においても継続して電力が供給できる体制を整え、避難所の円滑な運営を図り、市民の生命及び身体の安全を守る。

ワーケーションイメージ図

小田原市は、公用車としてすでに「日産リーフ」を2台導入しており、今後も更なる EV普及・促進の取り組みを推進し、同時に防災力向上にも努めていきます。

日産自動車は、人々の生活を豊かに、というビジョンのもと、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を推進し、独自性にあふれ、革新的なクルマやサービスをお届けすると共に、「ゼロ・エミッション(排出ガスゼロ)」、「ゼロ・フェイタリティ(交通事故による死亡・重傷者数ゼロ)」に取り組んでいます。そして、『ブルー・スイッチ』の推進に加え、EVというクルマの販売にとどまらず、EVがもたらす豊かな生活の実現、そしてEVが成し得る社会変革のために、EVの生み出す新たな価値を世界に発信し続け、よりよい社会づくりへの貢献を目指しています。

今回の「災害連携協定」は、日産のブルー・スイッチの活動に基づくものであり、日産自動車が締結した自治体・企業との災害連携協定としては、全国で49件目となります。

小田原市と日産自動車は、今後もこの協定締結を機に、平時と災害発生時両面でのEV活用を推進していきます。そして、EV普及を通じた地域課題の解決に向けて、更に連携を強化してまいります。

日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」ウェブサイト:https://ev.nissan.co.jp/BLUESWITCH/








日産自動車株式会社ホームページはこちら
小田原市ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日産自動車
#小田原市
#自動車メーカ
#2020年7月31日