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横浜みなとみらいに、体験型エンターテインメント施設 「ニッサン パビリオン」をオープン【日産自動車】

2020年7月31日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、8月1日より10月23日まで、同社が描く未来のモビリティ社会をインタラクティブに体感できる、体験型エンターテインメント施設「ニッサン パビリオン」を期間限定で、横浜みなとみらい21地区にオープンすると、発表しました。

「ニッサン パビリオン」では、日産の電動化・自動運転化など、「ニッサン インテリジェント モビリティ」が描く未来のモビリティ社会を、さまざまな体験コンテンツを通じて、幅広いお客さまにお届けします。

敷地面積約1万平方メートルからなる「ニッサン パビリオン」は、2019年8月に、日産自動車と横浜市で締結した連携協定の一環として、横浜市や地域企業・団体等との連携、協力のもと開設するものです。

8月1日の一般オープンに先立ち、7月31日、黒岩 祐治 神奈川県知事、林 文子 横浜市長出席のもと、オープニングセレモニーが執り行われました。

日産の社長兼CEOの内田 誠は、セレモニーにおいて、「日産自動車のデザイナー自らがデザインしたこのニッサン パビリオンは、最先端のテクノロジーや革新的な商品を通して、日産が描く未来のモビリティ社会を、見て、感じて、ワクワクして頂ける場所です。このパビリオンでご体感いただける数々のテクノロジーは、日産の“挑み続ける精神”の一端です。私たちは事業構造改革に取り組みながら、近い将来、ひとつひとつ、現実の技術や商品として、皆さまにお届けして参ります」と、述べました。

ニッサン パビリオンは、同施設のコンセプト、「人間の可能性を拡張する」をキーワードに、技術のイノベーションを通じて日産が描く近未来の暮らしを、エンターテインメント、アート、メディアなど各種コンテンツ、インスタレーション制作で活躍するクリエイターの視点や解釈により具現化しています。
7月15日にお披露目した新型クロスオーバーEV「日産アリア」の展示や同乗体験をはじめ、見えないものを可視化する技術「Invisible to Visible(I2V)」を駆使したコンテンツや「Formula E」レースのバーチャル体験などは、小さなお子さまから大人まで幅広いお客さまにお楽しみいただけるアトラクションです。また、運転支援技術「プロパイロット」、サービスやコミュニケーションの可能性を無限大に広げる「コネクティビティ技術」などといった日産の技術や取り組みを題材にしたエンタメ体験では、クルマやその技術が可能にする人の感覚の拡張、移動により生まれる人と人の繋がり、より強靭に活性化する街の姿などを、見て感じていただくことができます。

さらに、パビリオン内には日産が目指すエネルギーのエコシステム「Nissan Energy(ニッサン エナジー)」を導入した「NISSAN CHAYA CAFE(ニッサン チャヤ カフェ)」を併設しています。このNissan Energyは、電気自動車で来場されたお客さまが、カフェ横の駐車スペースに駐車すると、電気自動車の電力がカフェへ給電、その電力はカフェで使用する電気となる、という画期的な仕組みです。お客さまには、駐車料金無料という特典に加え、カフェで使用できるコーヒークーポンもサービス致します。なお、NISSAN CHAYA CAFEでは、地産地消にこだわって開発したオリジナルメニューを提供します。

尚、本パビリオンで使用する電力は、100%水力由来の電力(アクアプレミアム*)を使用し、CO2排出のないゼロエミッションを実現しています。

併せて、3年に一度、横浜市で開催される現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ」と同時期に開催する「日産アートアワード」の2020年度入賞者新作展も「ニッサン パビリオン」にて開催します。

日産自動車は、「ニッサン パビリオン」を通して、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の魅力を多くのお客さまにお届けいたします。

*ニッサン パビリオンでは、東京電力エナジーパートナーが提供する、発電時にCO2を排出しない水力発電のグリーン電力メニュー「アクアプレミアム」を採用しています。

アクアプレミアムについての詳細はこちらをご参照ください
https://www.tepco.co.jp/ep/eco/plan/corporate/index-j.html

別 紙

【ニッサン パビリオン コンテンツ】
●新型クロスオーバーEV「日産 アリア」展示・乗車体験

“Calligraf2ity”という新たな表現で活動する書道家・万美(www.66mami66.com)が描いた力強い書道アートと共に、「日産 アリア」をダイナミックに展示しています。またお客さまは、アリアに乗って、敷地内の専用路を同乗体験することもできます(先着順の会場予約制)。排ガスを一切出さない100%電気自動車の「日産 アリア」は、敷地内でも快適に走行。最先端のコネクテッドも体験いただけます。

●THE THEATER(ザ シアター)
幅32m×高さ6mの4Kプロジェクション大型スクリーンと、ソニーのハプティクス技術(触覚提示技術)による振動する床など、迫力の空間でクルマの先進技術を応用した3つのコンテンツをお楽しみいただくエンターテイメントショーです。

ARIYA SHOW(アリア ショー)
走行する「日産 アリア」と映像がリンクする、まるで本当に街を走り抜けているような臨場感あるエンターテイメントショーをお楽しみください。

FORMULA E THE RIDE(フォーミュラE ザ ライド)
100%電動フォーミュラカーに乗って、レースさながらに世界の都市を駆け巡るバーチャルライドアトラクション。お手元のコントローラーでコースを選んで、他にはない大迫力のレースゲームを体感できます。ナビゲート役は声優の櫻井 孝宏。ロシア発インタラクティブ&コンセプチャルデザイン集団、Sila Sveta(silasveta.com)のプロデュースです。

NAOMI BEATS(ナオミ ビーツ)
見えないものを可視化する日産の新技術「I2V(アイツーヴイ)」を駆使し、日産ブランドアンバサダー・大坂 なおみ選手の200km/hのサーブを打ち返し、ラリーを繰り広げる白熱のバーチャルテニス(事前予約制)。データ×テクノロジー×デザインをかけ合わせてコンテンツやサービスを生み出すクリエイティブチーム、バスキュール(bascule.co.jp)のプロデュース。

●THE LIFE (ザ ライフ)
家族や恋人をテーマに、「プロパイロット」をはじめとした先進運転支援技術が可能にする未来を描いた2本のショートムービーを上映します。日産が想い描くヒトと技術の未来をご覧ください。ストーリーの展開に合わせて照明の色が変化し、鑑賞する人をより深く作品に引き込む空間でご鑑賞いただけます。

ハンズフリーラブ
「ジャッジ!」「帝一の國」「恋は雨上がりのように」などを手掛けた映画監督・永井 聡が送る、約10分のラブストーリー。少し未来のストーリーをお楽しみください。

コネクティッド・ファミリー
大ヒットアニメ「君の名は。」をはじめ多くの新海 誠監督作品を手掛けたプロデューサー・伊藤 耕一郎による、クルマがつなぐ未来の家族物語。約6分半のアニメです。

●THE CITY(ザ シティ)
日産自動車が目指す、交通事故の無い社会。そして、クルマに乗っている時も乗っていない時も、クルマと街がより便利につながる社会。その双方の実現に必要なセンシング技術やクルマからエネルギーや情報が行き渡る様子をモチーフに、ビジュアルデザインスタジオのWOW(www.w0w.co.jp)がデジタルインスタレーション作品に仕上げました。フォトジェニックな空間に没入しながら、直感で作品とコミュニケーションしていただけます。

●NISSAN CHAYA CAFE (ニッサン チャヤ カフェ)
横浜ビールと共同開発した「日産オリジナルビール」やキリンビールとコラボしたオリジナルビアカクテルなど豊富なドリンク類に加え、地元神奈川の食材を使ったサラダ、パスタ、サンドイッチ、弁当、スイーツなどこだわりのメニューを用意したカフェです(テイクアウトドリンクも提供)。
さらに、運転支援技術「プロパイロット」を応用した無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」やテーブルに置くだけでお手持ちのケータイを充電できるワイヤレス充電、そしてパナソニックと共同開発した、お皿のICチップに反応してエネルギー情報がアニメーションでテーブル天板に流れる「インタラクティブテーブル」など、食事だけでなく目でも楽しめるハイテク体験でお客さまをおもてなしいたします。

またパビリオンでは、カフェの屋根に設置された太陽光パネルで発電した再生可能エネルギーを「日産リーフ」に蓄電し、そのリーフに溜めた電力をこのカフェの一部の電力として使用しています。Nissan Energy Shareで謳う「つくる」「ためる」「つかう」を体現した、ゼロエミッション電源を実現したオフグリッドカフェです。「日産リーフ」のリユースバッテリーも活用することで、安定的な電力供給を可能にしています。

カフェ営業時間:
月〜木11:00~19:00、金11:00〜20:00、土10:00〜20:00、日祝10:00〜19:00
休業日:パビリオン休館日に順じる
価格帯:400円〜1,800円
レシピ開発・カフェ運営:イートデザインオフィス(eatdesign.co.jp)

【展示車】
・日産アリア 4台(うち1台をARIYAライドに利用)
・日産リーフ 2台
・アイスクリーム移動販売車のコンセプトカー(e-NV200) 1台
・フォーミュラE 1台
・NISSAN GT-R 1台
・NISSAN GT-R NISMO 1台

【アクセス】
電車:JR・京急線横浜駅より、中央通路から東口に進み徒歩10分(はまみらいウォーク先)、
   みなとみらい線新高島駅3番出口より徒歩5分
バス:BAYSIDE BLUE(ベイサイドブルー)「横浜駅前」(始発)より約7分、
   「高島中央公園」目前、運賃は大人片道220円

会場には駐車場がございません。公共交通機関をご利用の上ご来場ください。

本パビリオンには、「移動を、もっと自由に」をコンセプトに来場者のスタイルに合わせて移動手段を選んでいただけるよう、クルマや自転車のシェアリングサービス(NISSAN eシェアモビ、チョイモビ、ベイバイク)を備えたモビリティハブを設けています。
また、近未来体験の一つとして、駐車料金をお金ではなく「日産リーフ」など電気自動車の電気で賄うEV利用者専用のニッサンエナジーシェアパーキングを事前予約制(予約サイト :https://coubic.com/nissanpavilion/839964#pageContent)で用意しています(給電をしていただいた方にはカフェで利用可能な特典があります)。なお当スペースは、Vehicle to buildingを利用した給電専用パーキングのため、クルマへの充電はできません。

【ニッサン パビリオン概要】
新型コロナウイルス感染症の対策として、開催にあたっては神奈川県のガイドラインに沿って十分な安全対策を講じます。また、混雑を避けるために一時的に入場制限を行う場合があります。オープン期間は、情勢を鑑みて変更する可能性もあります。

名称:ニッサン パビリオン

ホームページ:www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/

住所:220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
オープン期間:2020年8月1日(土)〜10月23日(金)
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00〜19:00
料金:無料
休館日:不定期

敷地面積:10100m2(3055坪)
構造規模:鉄骨造1階建(ファサード:ETFE膜)
延床面積:4003.75m2(1211坪)

主催:日産自動車
協力:横浜市、横浜みなとみらい21
企画・コーディネーション:TBWA HAKUHODO
機材・技術協力(アイウエオ順):出光興産、NTTドコモ、キリンビール横浜工場、三陽物産、ソニーPCL、Trim、パナソニック、横浜ビール
施設運営:TOW

デザイン:日産自動車グローバルデザイン本部
企画・デザイン監修:アーキセプトシティ
基本設計/設計監理:iwama design
建築:太陽工業
設計・施工:乃村工藝社、博展
音響・映像:パナソニック システムソリューションズ ジャパン
演出照明:東京舞台照明 プロジェクト管理:CBRE







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