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LEXUS DESIGN AWARD 2020 グランプリ選考会をオンラインで実施【トヨタ自動車】

2020年6月30日

LEXUS DESIGN AWARD 2020 グランプリ選考会をオンラインで実施
あわせてLEXUS DESIGN AWARD 2021の作品募集を開始し、次世代を担うクリエイターを、継続的に育成・支援

LEXUSは、LEXUS DESIGN AWARD 2020のグランプリ審査会をオンライン形式で8月に実施し、9月1日(火)にグランプリを発表することを決定しました。

世界79ヶ国/地域から集まった2,042点の応募の中から選出された6作品の入賞者たちは、「INTERSECT BY LEXUS – NYC*1」で開催されたワークショップ(2020年1月開催)において本アワードのメンター*2陣より直接指導を受け、対話を行いながら自らのアイデアと向き合いました。その後も1対1のオンラインでの継続的なメンタリングを通じてアイデアの昇華に励み、8月の最終審査会を迎えます。

リモート審査会では、6組の入賞者がオンライン形式で審査員*3およびメンター*2に向けて、自身が数か月にもわたりアイデアを磨き上げ、追求してきた作品をプレゼンテーションします。世界的に著名な審査員4名がその内容をオンライン上で審査し、より良い未来をつくるためにLEXUSが重視する3つの基本原則、「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」を最も具現化する作品をグランプリに選出します。

Lexus Internationalグローバルマーケティング&PRジェネラル・マネージャー ブライアン・ボレーンは、「今年はコロナウィルス感染拡大の影響もあり通常とは異なる形でのグランプリ選考を行いますが、本アワードを通じて次世代を担うクリエイターの皆様への支援を継続し、LEXUSもまた、そこでの学びを糧として新たな体験や驚きの創造に取り組み続けたいと思います」とコメントしました。

審査員の一人を務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター、パオラ・アントネッリ氏は、「素晴らしいデザイナーは、困難な状況下でこそ鍛えられ、予期せぬ変化に対して個人や社会が向き合う手助けをするものです。今年の入賞者たちはこの状況下で自らの制作活動を続けるという困難を乗り越えました。オンラインとなるので、彼らに直接会えないことは残念ですが、彼らの取り組みと、審査会で披露されるアイデアを楽しみにしています」と想いを述べました。

なお、9月1日に公式ページにてグランプリの発表と合わせ、入賞者に贈られる新しいトロフィーのデザインも発表される予定です。新トロフィーは、2013年に開催された第1回目のLEXUS DESIGN AWARD受賞者のTANGENT吉本 英樹氏がデザインを担当し、今後も継続してLEXUS DESIGN AWARDで使用される予定です。吉本氏はLEXUS DESIGN AWARDの受賞を契機に活躍の幅を広げ、現在はロンドンを拠点に複数のグローバルブランドと協業するなど、クリエイターとして世界の第一線で活躍しています。トロフィーは吉本氏のエンジニアリングの知見と日本の匠の技を融合したデザインとなる予定です。

また、来年入賞者が発表される「LEXUS DESIGN AWARD 2021」の応募受付が本日より開始され、10月11日(日)までの受付を予定しております。「LEXUS DESIGN AWARD 2021」の審査員およびメンター陣は今年秋頃に発表される予定です。

*1 LEXUSのブランドスペース「INTERSECT BY LEXUS」第3の拠点。東京、ドバイに続き、
   2018年11月16日に米国・ニューヨークにオープンしました。
*2 ジョー・ドーセット氏、ベサン・グレイ氏、フィリップ・マロイン氏、重松 象平氏
*3 パオラ・アントネッリ氏、ジーン・ギャング氏、ジョン・マエダ氏、サイモン・ハンフリーズ

LEXUS DESIGN AWARDの詳細に関しては、下記サイトを参照ください。
公式ホームページ https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/2020/
公式ハッシュタグ #LexusDesignAward

LEXUS DESIGN AWARD 2020 入賞者
Biocraft          サザーリンサント(米国)
Feltscape         テオフィル・ペジュ(フランス/活動拠点 : 英国)&
              サルヴァトーレ・チチェロ(イタリア/活動拠点 : 英国)
Flash Pak         ヤオクン・ウー(中国/活動拠点 : 米国)
L.I.C.K.          イリーナ・サモイロワ(ロシア)
Open Source Communities BellTower(ケニア)
Pursewit         アクサ・アジマル(パキスタン)

LEXUS DESIGN AWARD 2020 FINALISTS

作品名:Biocraft
天然のバイオポリマーと最新のテクノロジーを組み合わせ、健康や環境に良い次世代の高機能素材を制作。日常に存在する汚染性のある素材に取って代わるだけでなく、二酸化炭素を吸収し、綺麗な空気を放出することを目的としている。

 

 

 

 

受賞者名:サザーリンサント(米国)
ポール・サザーリンサントとギャレット・サザーリンサントは、ロサンゼルスに拠点を置くデザイナー。最新のデジタル手法や環境に配慮した素材、伝統的な工芸品などを調査し、自然とテクノロジーの要素をデザインに結び付ける。

 

 

 

 

作品名:Feltscape
周囲からの遮断という哲学的なアイデアを形にする、呼吸をする雲のようなオブジェクト。フェルト生地とリサイクル素材のバイオプラスチックを原料とし、最先端の手法を用いて制作される。センサーと運動学的メカニズムを搭載することにより、人の呼吸に合わせて動く機能をもつ。膜状のリズムが速度を加速させたり減速させたりすることにより、体験者を安定した呼吸へと導く。

 

 

 

 

 

 

受賞者名: テオフィル・ペジュ(フランス)&サルヴァトーレ・チチェロ(イタリア/活動拠点 : 英国)
テオフィル・ペジュ&サルヴァトーレ・チチェロは、ロンドンに拠点を置く建築デザイナー。ロンドン大学(UCL)バートレット校の建築学科卒で在学中は繊維複合材料を研究。伝統的な職人技とロボットによる革新的な製造技術を組み合わせたデザインを得意とする。

 

 

 

作品名:Flash Pak
急な洪水発生時に街中で容易に救命具を入手できるよう、街頭に設置されることを想定したライフジャケット。洪水災害リスクが高い地域の人々を被害から守ることを目的としている。ライフジャケット本来の浮力を利用し、街灯に取り付けられた状態で水面に浮上することで、Flash Pakは水没することなく、被災者が容易に入手できる。

 

 

 

受賞者名:ヤオクン・ウー(中国/活動拠点 : 米国)
ヤオクン・ウーは、ニューヨーク州ブルックリンにあるプラット・インスティテュートで工業デザインを学ぶ学生。自分の理念や才能とデザインを通じて様々な問題に悩む人々の救いになりたいと考え、「デザインは普遍的でありながら人本来の温かみをもたらすべき」ということを信条としている。

 

 

 

 

作品名:L.I.C.K.
入浴が困難な人々を助けるポータブルなボディークリーナー。表面に猫の舌のようなU字型の空洞があり、硬さの異なる突起が張り巡らされているほか、柔らかい素材とすることで、猫が舌を使って体を綺麗にするメカニズムを再現している。

 

 

 

受賞者名:イリーナ・サモイロワ(ロシア)
イリーナ・サモイロワは、モスクワ国立ストロガノフ美術デザインアカデミー、家具デザイン専攻の修士課程で学ぶプロダクト&家具デザイナー。新しいデザインに着手する際、彼女はまず動物の形を観察し、その形が自然界でどのように作用しているのかを調査する。

 

 

 

 

 

 

作品名:Open Source Communities
低コストで高品質なオープンソースを活用し、持続可能なコミュニティデザインの提案によって、発展途上地域の生活水準を改善するプロジェクト。特に自国のケニアで課題となっている持続可能な水質源の確保を、オープンソースの活用によって安定させる事に主眼を置いている。

 

 

 

受賞者名: BellTower(ケニア)(ジョン・ブライアン・カマウ、ジョイス・ワイリム・ガチリ、イアン・ギテギ・カマウ、エスター・ワンジク・カマウ、アービン・ブッカー・カマウ)
BellTowerは、オープンソースのシステムとテクノロジーによって問題解決に取り組むことを目標に掲げ、2014年に設立された。リスク管理、情報技術、設計、プロジェクト管理、戦略といった個々のスキルを集約し、個人や企業、産業のニーズに対応するオープンソースのコミュニティモデルの構築に取り組んでいる。

 

 

作品名:Pursewit
流れるような新しいデザインで、裁縫がしたくなるようなミシン。裁縫の煩雑なプロセスをより直感的で触覚に頼る操作とすることで、視覚障がい者でも利用できるようデザインされており、雇用機会・収入源の創出に寄与する。

 

 

 

受賞者名:アクサ・アジマル(パキスタン)
アクサ・アジマルは、パキスタンの国立科技大学を卒業した工業デザイナー。デザインはアイデアと実現性に趣向を凝らすことで問題解決の手段になるという信念を持つ。具体的な相互作用とデザインの実体験を通して、人々と製品のつながりがより良くなることを望んでいる。

 

 

 

 

 

◆審査員プロフィール

パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
ニューヨーク近代美術館(MoMA)、建築・デザイン部門シニアキュレーター
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター兼研究開発部門責任者。デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動している。デザイン、建築、アート、科学、テクノロジーを融合し、見過ごされがちなモノや習慣を含む日々の生活におけるデザインの影響力を追及する。これまでに多数のイベントのキュレーション、本の執筆、世界各地での講演を行う。過去、ハーバード大学やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校などで教鞭を執った。2019年の第22回ミラノ・トリエンナーレ(本展示会で開催された「Broken Nature」では同氏が人と自然・生態系のバランスを修復するデザインをキュレーション)の後、2020年2月にMoMAで開催予定の建築家ネリ・オックスマンの作品展示会「Material Ecology」、MoMA R&Dサロンの新セッションのほか、コンテンポラリーデザインについてのエッセイ集と、世界の食からインスピレーションを受けたデザインをまとめた『Design Bites』の2冊の書籍の執筆に取り組んでいる。

ジーン・ギャング(Jeanne Gang)
建築家/スタジオ・ギャング代表
アメリカ建築家協会のフェローであり、建築・都市デザインで国際的に有名なスタジオ・ギャングの創設者兼パートナー。従来の建築を超えて、人と人との関わりや、コミュニティ間の関係、環境との繋がりを顕在化させるアプローチの建築手法で知られる。2010年のシカゴのアクアタワーや2018年のニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の拡張デザイン、2016年のブラジルのアメリカ合衆国大使館のように、アメリカとヨーロッパを通して多様な受賞歴を持つ作品を多く手掛けている。マッカーサー・フェロー、ハーバード大学デザイン大学院の建築実務教授に続き、今年『TIME』誌が発表する世界で最も影響力がある人物に選ばれ、シカゴ・オヘア国際空港新ターミナルのデザインコンペで、同氏にとって最高額となる220万ドルの契約を獲得した。

 

ジョン・マエダ(John Maeda)
テクノロジスト/ピュブリシス・サピエント最高体験責任者
テクノロジスト、デザイナー、エンジニア、アーティスト、投資家、著者、教師などの顔を持つアメリカ人実業家。

WordPress.comの親会社オートマティックやベンチャー投資会社クライナー・パーキンスに勤務、MITメディア・ラボでの研究リーダー、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインの学長などを経て、2019年、フランスの広告代理店グループ、ピュブリシスにおいてテクノロジー・コンサルティングを取り扱う子会社ピュブリシス・サピエントの最高体験責任者(Chief Experience Officer)に就任。エスクァイア誌で「21世紀で最も影響力を持つ75人」の一人に選ばれ、エンジニア、デザイナー、ビジネスリーダーなど多様な経験を活かし大きなスケールで人々やアイデアを繋げている。『シンプリシティの法則』『Redesigning Leadership』他人気書籍の著者でもあり、2019年11月には新著『How to Speak Machine』を発売。世界中で講演を行い、TEDでの講演は数百万回視聴されている。

 

 

 

サイモン・ハンフリーズ(Simon Humphries)
Head of Toyota & Lexus Global Design
LEXUSのグローバルデザインを統括する立場にあり、日本の文化・伝統を取り入れながら人々を魅了するデザインの方向性を構築し、ブランド哲学という形でブランド独自の価値を策定している。
1988年に英国王立技芸協会の製品デザイン部門での受賞をきっかけにソニーに入社。在職中に日本でデザイナーとして働くこと・生活することに魅了される。
1994年にトヨタ自動車入社以来、デザイン領域でリーダーシップを取り、LEXUSブランドのアイコンとなったスピンドルグリル構築の一翼も担う。2016年にED2(Toyota Europe Design Development)の社長に就任、「自動車会社」から「モビリティカンパニー」へと移行するなかで、トヨタe-Paletteコンセプトなど将来モビリティデザインに着手。
2018年に帰国後、デザインの領域長としてトヨタ・LEXUS双方のデザインの指揮を執っている。プライベートでは日曜大工を楽しみ、100年前の日本農家の復元にも挑戦した。

 

 

 

◆メンタープロフィール

ジョー・ドーセット(Joe Doucet)
デザインエンジニア/ジョー・ドーセットXパートナーズ代表


デザイン会社ジョー・ドーセットXパートナーズの代表であり、アメリカで最も人気あるクリエイターの一人。アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業後すぐに頭角を現し、デザインを通して日常や社会課題の解決を焦点にした作品を数多く生み出してきた。ドーセット氏はイノベーションや社会課題の解決、美意識にはデザイン思考が有用であると考え、視覚的・技術的にクリエイティブでありながら、メッセージ性を含んだ作風を特長とする。また、作品に関するデザインや技術で数多くの特許を保有している。ドーセット氏の作品は、ロンドンのデザイン・ミュージアムやサンテティエンヌ国際デザインビエンナーレなど、世界中で展示されているほか、国際的な賞も数多く受賞。ワールドテクノロジーアワードの「デザインイノベーション賞」や複数の「グッドデザイン賞」が代表例として挙げられるほか、『Surface Magazine』誌において、デザイン部門唯一の「アバンガーディアン」にも選出されている。2017年には米国スミソニアン協会のクーパーヒューイット国立デザイン博物館による「ナショナル・デザイン・アワード」を受賞。同賞はプロダクト・デザイナーにとって最も名誉のある賞と言われている。起業家としても数多くの事業を立ち上げており、「OTHR」や「Citizen A」など複数のデザイン会社の代表を務め、いずれもデザインを通して世界をよりよくすることを目的としている。

ベサン・グレイ(Bethan Gray)
デザイナー/ベサン・グレイ・デザイン代表
ロンドン在住。イギリスで最も著名な家具・雑貨デザイナーの一人で、これまでにベスト・ブリティッシュ・デザイナーを含む4つのElle Decoration British Awardを受賞している。2008年、ベサン・グレイ・デザインを創立。手作りの高級家具とホームアクセサリーのコレクションを制作し、ハロッズ、リバティー、レーン・クロフォード等グローバルなリテール店で販売している。ロンドンでの個人的活動としては、若いデザイナーたちの育成や支援、キュレーションを促進するほか、将来有望な女性デザイナーたちのメンター役も務める。最近では自身が名誉フェローを務めるカーディフ・メトロポリタン大学にて、工芸に携わる女性に向けた賞を設立した。

ロンドン以外にもミラノ、パリ、ニューヨーク、ドバイ等世界中で展示会を実施し、その作品はグローバルメディアで広く取り上げられている。自分の先祖が大陸間をまたぐ大冒険をしたことを知った同氏は、彼らが通った地を訪ねることで、旅、芸術、文化への愛情からインスピレーションを得た。

今日では自分の使命を、その地に根づく文化性や工芸技術を活かしつつ、伝統的な技法に現代性をもたらすことだと捉えている。工芸技術やデザインにはストーリーを語る力があるということを信条としており、世界中で400人の工芸職人を支援するジョイントベンチャーを組織。

フィリップ・マロイン(Philippe Malouin)
デザイナー/フィリップ・マロイン・スタジオディレクター

イギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏は、デザイン・アカデミー・アイントホーフェンでデザインの学士号を取得。パリの国立高等工業クリエーション学校、及びモントリオール大学でも教育を受ける。イギリス人デザイナーのトム・ディクソンに師事した後、2008年に自らのスタジオ「フィリップ・マロイン・スタジオ」をロンドンに立ち上げた。建築・インテリアデザイン事務所の「ポスト・オフィス」のディレクターでもある彼のポートフォリオには、テーブル、ラグ、椅子、照明、アートオブジェ、インスタレーションなどが含まれる。2012年から2015年までは、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で教鞭を取った。クライアントには、SCP、Marsotto Edizioni、Resident、OTHR、Hem、Ace hotel、Matter-Made、Established & Sons、Roll & Hill、1882 ltd.、 Kvadrat、Umbra Shift、Caesarstone、IZÉ、Swarovski、Bloomberg、Aesop、Touch Digitalなどが名を連ねる。所属ギャラリーはニューヨークの「Salon 94 Design(注1)」。2019年、『Wallpaper* Magazine』誌の「今年のデザイナー」に最近選出された。

(注1) 2017年に設立されたデザインギャラリー

重松象平(Shohei Shigematsu)
建築家/OMAニューヨーク、パートナー兼ディレクター

1998年建築事務所OMAに入社、2006年よりニューヨーク事務所代表を務め、2008年にパートナーに就任。最近ではサザビーズ・ニューヨーク本社の改修、サンフランシスコとマイアミのラグジュアリー高層タワーの建設、そしてニューヨーク市ではOMA初のビル建設となる121 イースト22ndストリートのレジデンスビルを担当している。その他、ケベック州立美術館やマイアミビーチのファエナフォーラム等、多数の文化施設のデザインも手掛ける。現在はニューヨーク州バッファローのオルブライト=ノックス美術館の拡張、ニューヨーク市のニューミュージアムの第二棟の建設が進行中。また、これまでにプラダ、ヴェネツィア建築ビエンナーレ、メトロポリタン美術館、パークアベニューアーモリー、デンバー美術館とダラス美術館で行われたアメリカ初のディオール・レトロスペクティブ等の展示会をデザインしている。OMAの日本プロジェクトも統括しており、福岡の新しいビジネスセンター(2021年)、東京のOMAにとって初となる森ビルの多目的タワー(2023年)等が進行している。ハーバード大学デザイン大学院のデザイン評論家でもあり、これまでにTED、Wired Japan及び世界中の大学で講演を実施している。

 

 

 

LEXUS DESIGN AWARDトロフィーデザイナー プロフィール

吉本 英樹(Hideki Yoshimoto)
デザイナー


クリエイティブからテクノロジー領域まで幅広く活躍するデザイナー兼エンジニア。東京大学で航空工学と宇宙工学を学び、ロイヤルカレッジオブアートで博士号を取得後、2015年自身のブランド、TANGENTを設立。彼のプロジェクトと研究は、「LEXUS DESIGN AWARD 2013」のグランプリのほか、レッド・ドット・デザイン賞のデザインコンセプト部門ベスト・オブ・ザ・ベストアワード、日本人工知能学会のベストカンファレンスアワードなど、デザインとエンジニア双方で国際的な賞を複数受賞している。2018年には大阪芸術大学客員教授に就任。

 

 

LEXUS DESIGN AWARDについて
2013年に創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際デザインコンペティションです。より良い未来を形成する力を持った作品を制作するデザイナーやクリエイターを支援することによって、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としています。同賞は、世界的に認知された一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を6名の入賞者に提供しています。








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