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車両走行中の安全性を高めるタイヤモニタリングシステムをマイクロソフト社と協働で開発【ブリヂストン】
2020年7月1日
<参考資料>
この資料は、当社グループ会社であるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー発表文(6月30日(火)発信済み)の内容を参考として日本語にて提供しているものです。情報の内容は、すべてオリジナルの意味するところが優先されます。あらかじめご了承下さい。
株式会社ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーは、マイクロソフトコーポレーション(以下、マイクロソフト社)と協働で、走行中のタイヤトラブルをリアルタイムで検出できる世界初のモニタリングシステムを開発しました。当システムは、マイクロソフト社のMicrosoft Connected Vehicle Platform(以下、MCVP)を活用した独自のタイヤモニタリングシステムです。
今回開発したタイヤモニタリングシステムは、外傷によるタイヤトラブルをリアルタイムで認識できるシステムです。MCVPのクラウドを活用してデータを蓄積し、タイヤトレッド面とカーカスが受ける影響をアルゴリズムで解析するものです。走行中にリアルタイムでドライバーに危険を知らせることで、ドライバーは車両を停止させる等により事故を未然に回避することができます。また、当システムはドライバーへ危険を認知させるだけでなく、道路管理者等に道路のくぼみやその他危険要因の存在を通知することができます。さらには、道路トラブル情報を近隣車両とクラウド上で共有することによりタイヤトラブルを未然に回避するなど、将来の自動運転化に貢献できる可能性があります。
タイヤトラブルは空気圧管理の不適正などタイヤメンテナンス不足に由来するものから、走行中の外傷によるタイヤ故障など様々な要因から発生します。昨今内圧警報装置(Tire Pressure Monitoring System)が搭載されている車両も多く、タイヤメンテナンス不足を解消しやすい環境となっていますが、当システムを活用することでタイヤトラブルによる危険性をより低減することが可能になります。
当社グループは、足元のタイヤ・ゴム事業を更に強化するとともに、新たな社会価値・顧客価値を創造、提供するソリューション事業を進化させています。今後も、お客様やパートナーと共に新しい価値を共創し、ICTや最先端技術の積極的な活用によりイノベーションを推進して、安全・安心なクルマ社会の実現に貢献します。
関連リンク: ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー発表文
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