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業界初のワンピース設計を採用した革新的な自動車用バルブソケットを発表【日本モレックス】
2012年6月15日
組み立ての簡素化により在庫および部品コストを削減
2012年6月15日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社(日本法人・日本モレックス㈱本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、自動車用バルブ(電球)として欧米で広く利用されているS8バルブ(27W/7W適合)向けに、業界初のワンピース設計によるバルブソケット「S8バルブ用ソケット」を発表した。このバルブソケットはウェッジタイプ(くさび型)のソケット形状をもつS8バルブに対応しており、従来2部品で構成されていたソケットをワンピース設計によって一体化した製品である。これにより組み立て工程が簡素化できると共に、在庫や部品コストの削減に貢献する。本製品は他のモレックス製自動車用バルブソケットと同様の高品質と堅牢性を提供し、また独自の個別ワイヤシール設計によって取り付けを容易にし、優れた防水性と有用性を提供する。
モレックス、グローバルプロダクトマネージャーのユワ・ユンは「10年以上にわたって広く使用されている従来のS8バルブ用ソケットは、バルブコンタクトと嵌合するオスピンモジュールとメス端子の2部品を組み立てて使用するツーピース構造の製品が標準的なものでした。モレックスは、この組み立て工程の簡素化に着目し、このほど、業界初のワンピース設計のS8バルブ用ソケットを開発しました。これにより競合するツーピースハウジング設計の製品に対して多くのメリットを提供することができます。」とコメントした。
このバルブソケットはウインカー、ブレーキランプ、ポジショニングランプ、バックライトといった様々な自動車用途に最適なバルブソケットで、ワンピース製品であることから、自動車OEMはこれまでの様にソケットモジュールやターミナルハウジングを個々に在庫する必要が無くなり、在庫管理の効率化が図れる。またモレックスのS8バルブ用ソケットは3極ハウジング設計によって、単一製品でシングル/ダブルフィラメントの両バルブ(ダブル球)に対応し、より自由な設計が可能になると共に在庫削減にも貢献する。本製品は各種の業界標準を満たしており、SAE/USCAR-15にも準拠している。
S8バルブ用ソケットの主な特徴
● ワンピース構造のため、2部品で構成されていた従来品と比べ、在庫部品点数が削減できると共に効率的な在庫管理を実現
● 3極ハウジング設計により、単一製品でシングル/ダブルフィラメントの両バルブに対応可能なため、在庫削減が可能
● ワンタッチ式の嵌合方式を採用し、一般的なプッシュターン式よりも挿入/取出しが容易
● SAE/USCAR-15など業界標準要件に適合
● 耐熱ハウジング材を使用しランプユニットの曇りを防止
本製品は自動車、トラクター、ボートといった輸送機器用に加えて、建設機器のウインカー、ブレーキランプ、ポジショニングランプ、パックライトといった各種ライト用途に最適である。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.molex.com/link/bulbsocket.html をご覧下さい。
モレックスについて
モレックスは、データ通信、テレコム、家電、インダストリアル、自動車、医療、軍事、照明などの数多くの市場に適した各種接続システムのソリューションを提供している。同社は1938年に創業し、世界16カ国、40の生産拠点を有している。www.molex.com
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業界初のワンピース設計による自動車用バルブソケット「S8バルブ用ソケット」
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