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66,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ドラフトジーラ」引き渡し【三井E&S造船】

2020年6月24日

66,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ドラフトジーラ」引き渡し
エコシップ「neo66BC」の21隻目竣工

ドラフトジーラ

三井E&S造船株式会社(社長:古賀 哲郎)は玉野艦船工場にて建造中でありました、マーシャル諸島共和国、ブロンズ マリタイム社(BRONZE MARITIME LTD)向け66,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ドラフトジーラ」(DRAFTZILLA、当社第1948番船)をこのほど完成し、本日同工場にて引き渡しました。

本船は、当社の環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の幅広浅喫水船型・66,000重量トン型バルクキャリアー「neo66BC」であり、同船型21隻目の竣工となります。

主要目

特長

1.4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーであり、
  当社56BCの使い勝手を踏襲している。
2.載荷重量66,000トン以上を確保でき、キャパシティーも82,800m3以上と
  大容量を確保し、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆をはじめとした
  多様なバラ積み貨物に対応可能な他、長尺物やホットコイル等の
  半製品輸送も対応可能である。
3.大型化しても燃量消費量は従来型スープラマックスバルカーと
  同等以下となる新開発の省エネ船型を採用している。
4.オーバーパナマックス幅だが、抵抗特性の他に、現状トレードパターン、
  港湾事情、および顧客ヒアリングの結果などを総合的に調査・考慮した結果、
  幅広浅喫水とすることで、優れた配船自由度と輸送効率を実現している。
5.平水中抵抗推進特性のみならず、波浪中の耐航性や操縦性にも
  配慮した新開発の船首尾形状を採用している。
6.長さ/幅ともこのクラスでは最大級のハッチ開口を持つ。
7.主機関にはMARPOL NOx排出規制(Tier Ⅱ)を満たした電子制御エンジンである
  三井-MAN B&W ディーゼル機関7S50ME-B9.3を搭載し、幅広い出力域において
  低燃費を実現している。
8.SOx排出規制強化に配慮し、ECA(排出指定海域)内の航行に対応できる
  低硫黄燃料油専用のタンクを有している。

お問い合わせ先

連絡先 株式会社三井E&Sホールディングス 経営企画部 広報室
TEL  03-3544-3147

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