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大津市社会福祉協議会、日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

2020年6月16日

大津市社会福祉協議会、日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結
電気自動車「日産リーフ」を活用し、災害時のボランティアセンターに電力供給する全国初の協定

社会福祉法人大津市社会福祉協議会(滋賀県大津市浜大津、会長:竹内 俊彦)と、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、ならびに滋賀日産自動車株式会社(本社:滋賀県大津市湖城が丘、社長:酒井 雄一郎)の3者は、16日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結しました。

本協定の内容は、大津市社会福祉協議会が、『地震災害等によって大規模停電が発生した際に、大津市社会福祉協議会が指定する大津市災害ボランティアセンターおよびサテライトセンターにおいて、日産の販売会社である滋賀日産自動車が試乗車として所有する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源として活用することで、ボランティアセンターでの円滑な運営を行い、市民の安全確保に努める』というものです。

大津市社会福祉協議会は、地域福祉の推進を目的とし、社会福祉に関する理解と関心を深めるためのボランティア活動・市民活動などを行っています。また、一人ひとりを認め合い、支えあう、おおらかなまち”大津”を目指して、市民・当事者が主体の福祉のまちづくりを進めています。この取り組みの一環として、電気自動車(EV)「日産リーフ」を導入済みで、これを活用した防災対策強化に努めています。

一方、日産自動車は、日本が抱える環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を発表し、その活動を牽引するリーダーとして、全国の自治体や企業と協力して、電気自動車(EV)普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいます。

日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ活動』と、大津市社会福祉協議会が推進する、地域に根差したボランティア活動、防災対策と、双方の取り組みにお互いが賛同し、今般、本協定の締結を行う運びとなりました。

また、日産自動車は、昨年の台風15号により大きな被害を受けた千葉県の他、台風19号により長期停電の続いた長野県長野市のボランティアセンターへも「日産リーフ」を派遣しました。この長野市ボランティアセンターでの、実際の災害時における電気自動車(EV)「日産リーフ」の活躍と実用性が高く評価されたことも、本協定締結の要因となっています。

電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下の通りです。

【協定の概要】
・大津市社会福祉協議会、日産自動車および滋賀日産自動車は、大津市で災害を起因とする停電が発生した際、
 大津市社会福祉協議会が指定する大津市災害ボランティアセンターおよびそのサテライトセンターに、
 滋賀日産自動車の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与する。
・大津市社会福祉協議会、日産自動車および滋賀日産自動車の協力により、電気自動車(EV)からの
 給電を行うことで、災害時においても継続して電力が供給できる体制を整え、
 ボランティアセンターおよびサテライトセンターの円滑な運営を図り、市民の生命及び身体の安全を守る。
・大津市社会福祉協議会、日産自動車および滋賀日産自動車は、平常時も電気自動車(EV)の
 防災対策としての広報活動を推進し、『電気自動車は「走る蓄電池」』としての災害時・停電時等の有効性、
 活用を市民へ積極的にアピールし、電気自動車普及促進と、市民の環境意識・防災意識向上を目指す。

災害発生時の「日産リーフ」からの電力供給イメージ図

大津市社会福祉協議会では、大津市と共に地域福祉計画および地域福祉活動計画を策定し、市と一体となった地域福祉活動を推進しています。また、今回の災害連携協定の締結を機に、大津市内でのEV普及・促進や防災対策を強化していきます。

日産自動車は、人々の生活を豊かに、というビジョンのもと、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を推進し、独自性にあふれ、革新的なクルマやサービスをお届けすると共に、「ゼロ・エミッション(排出ガスゼロ)」「ゼロ・フェイタリティ(交通事故による死亡・重傷者数ゼロ)」に取り組んでいます。

そして、『ブルー・スイッチ』の推進に加え、電気自動車(EV)というクルマの販売にとどまらず、EVがもたらす豊かな生活の実現、そしてEVが成し得る社会変革のために、EVの生み出す新たな価値を世界に発信し続け、よりよい社会づくりへの貢献を目指しています。

今回の「災害連携協定」も、日産自動車の『ブルー・スイッチ』活動に基づくものであり、日産が締結した自治体・企業との災害連携協定としては、今回の締結が全国で38件目となります。また、日産自動車にとって、社会福祉協議会との災害協定締結は、全国初となります。

大津市社会福祉協議会、日産自動車および滋賀日産自動車は、今後もこの協定締結を機に、電気自動車(EV)を活用した災害に強いまちづくりを推進していきます。そして、地域防災力向上、環境活動での連携を更に強化してまいります。

日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」ウェブサイト:https://ev.nissan.co.jp/BLUESWITCH/
#日産リーフ【企業】長野県の台風被害地域での給電活動:

 

 








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